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Setouchi Vélo協議会第4期会長に岡山県知事が就任、片鉄ロマン街道を走り、未来を語る

瀬戸内地域とその周辺エリアを自転車でつなぎ、広域でサイクルツーリズムを推進するための官民連携の協議会「Setouchi Vélo協議会」の総会が11月7日、岡山県岡山市にて開催された。Setouchi Vélo協議会岡山会議 総会では第4期会長に岡山県の伊原木隆太知事が就任し、広域連携のもとでサイクルツーリズムの推進を一層進めていく方針が共有されたほか、島根県が加盟団体として新たに加わることが承認された。

岡山・広島両県知事が「片鉄ロマン街道ルート」をE-BIKEで試走

岡山会議(総会)に先立ち行われたトライアルライドには、広島県の湯﨑英彦知事と岡山県の伊原木隆太知事が参加。トライアルライドでは旧片上鉄道の線路跡を使った「片鉄ロマン街道ルート」を走った。

いままでもSetouchi Vélo協議会では瀬戸内と周辺地域の多彩なサイクリング資源を体感できる試みとしてトライアルライドを実施してきたが、今回も両県知事をはじめ、関係する団体の道路や自転車の担当者が実際にE-BIKEを体験する貴重な機会となった。

スタート地点のわけまろパークでは、和気町の太田啓補町長が開催地代表として挨拶し、続いてオージーケーカブトの柿山昌範さんによるヘルメットの被り方、さらにプロサイクリストの門田基志さんによるE-BIKE講習の後にライドがスタートした。

秋の澄んだ空気の中、わけまろパークでE-BIKEの講習を受けて走り出す。片鉄ロマン街道ルートは廃線跡ならではの穏やかな勾配と里山の風景が魅力のルートで、線路の記憶を残したまま、ゆるやかな勾配で里山を抜けていく。このためほぼE-BIKEのアシストが無くても楽しめるコースとなっている。

吉井川に沿ったコース脇にはススキが揺れ、遠くの柿の実が赤く光る。約4kmで天瀬駅跡へ。木々の黄葉に囲まれたホーム跡で一息つき、エイドの岡山県産のピオーネゼリーをいただき、記念撮影を行った。

さらに8km、トンネルの涼しさや川面のきらめきを感じつつ苦木駅跡に到着し、地元のエイドで温かいもてなしを味わう。最後の4kmは夕陽が背中を押し、錆びた枕木や信号の跡に往時の鉄道の風景を楽しんでいると備前福田駅跡前の終点へ到着する。

走り終えて伊原木知事は「何度も通っている地元の片鉄ロマン街道ルートを改めて走ってみて、自転車のペースがちょうど良く、幸せを感じるにはちょうどいい速さなのかなと思いました。こういう景色を旅行者の方にも味わっていただきたいです」とコメント。

さらに湯﨑知事は「この旧片鉄ロマン街道ルートは鉄道の廃線跡なので大変緩やかな勾配でとても走りやすくて、また駅舎であるとか、あるいはプラットフォームといった鉄道時代の面影を感じることのできる、幅広いサイクリストに楽しんでいただける素晴らしいルートでした」とコメントしたように、参加者は和気町から赤磐市へと続く傾斜の緩やかな線路跡を走る約16kmのトライアルライドを楽しみ、さらに地元の果物を生かしたスイーツを堪能した。

総会で第4期体制へ。会長に岡山県の伊原木隆太知事が就任

トライアルライド終了後の総会はホテルグランヴィア岡山にて開催。冒頭では第3期会長である広島県の湯﨑英彦知事から「新たに就任される協議会長のもとで、各団体が連携して、瀬戸内地域またその周辺地域のブランド価値向上や持続可能な地域振興の実現に向けた本協議会の取り組みが、より一層進むことを期待しているところでございます」と挨拶ではじまった。

さらに構成団体代表の(一社)中国経済連合会の芦谷茂会長が挨拶し、続いて本州四国連絡高速道路(本四高速)の後藤政郎社長から第3期の活動報告が行われた。

その後のハンドオーバーセレモニーでは、湯﨑知事から伊原木知事へ会長職が引き継がれ、Setouchi Vélo協議会は第4期体制へ移行。

新会長の伊原木知事は挨拶の中で、「観光のためにもなる、健康にいい、環境にもいい、自転車はもう良いことだらけでございます。ただ、私がいつも気になっているのは、我々が整備をきちんとしていないと、道路のでこぼこで怪我をしてしまう、あるいは車との接触事故のもとになってしまうという点です」とルートの整備に触れ、会長としての決意表明をした。

新たに島根県が加入団体に加わった

さらに、事務局の後藤社長より第4期の規約改正および活動計画が説明され、そのなかで島根県が新たに加盟することを承認する採択がなされた。島根県の加入によりSetouchi Vélo協議会の参画エリアは10県へと拡大し、より広域な連携体制が整うことになった。

記念講演ではサイクルツーリズムの政策と世界的潮流を学ぶ

総会後の記念講演では国土交通省 道路局の土田宏道参事官(自転車活用推進本部事務局 次長)は、「次期(第3次)自転車活用推進計画とサイクルツーリズムについて」をテーマに、国の最新施策や自転車による地域活性化の展望を紹介した。

続いて、株式会社コイデルの西山靖晃氏が「Velo-cityと先進地欧州の自転車走行環境」を講演。国際的な自転車会議の動向や、欧州における走行環境整備の考え方が共有され、瀬戸内エリアでの観光・交通・まちづくりの連動に向けた示唆が得られる場となった。

瀬戸内発・広域サイクルツーリズムの次章へ

Setouchi Vélo協議会は、瀬戸内地域とその周辺地域が一体となり、サイクリングを軸にした観光振興と地域連携を進めるプラットフォームだ。岡山会議 総会で第4期体制がスタート。

おもにサイクリング推進エリア化として、第4期の実施中に市町村ミーティング&トライアルライドを期中に2回程度実施する予定だ。さらに新規加盟団体増加を目的とした市町村説明会を継続実施していく。また、観光のみではなく、自転車の安全啓発として「シェア・ザ・ロードの推進」を進めていく。新会長のもと、瀬戸内エリアの多彩なルートとストーリーをつなぎながら、国内外に向けたサイクルツーリズムの発信と受入環境整備がどのように加速していくのか。第4期のSetouchi Vélo協議会の展開に注目したい。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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