都心から至近のシクロクロス祭り「稲城クロス」12月21日開催　名物・店長＆社長選手権や充実のフードも

Bicycle Club編集部

2025年12月10日

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多摩川の河川敷を舞台に、初心者からベテランまでが楽しめる都市型シクロクロスイベント「第11回 Champion System 稲城クロス」が、2025年12月21日（日）に開催される。都心からのアクセスの良さと、フラットながら走りごたえのあるコース、そして充実したフードやEXPOが魅力の「シクロクロス祭り」だ。エントリーは今週末12月14日（日）まで。

「近くて安くて参加しやすい」多摩川河川敷の特設コース

東京都稲城市の「稲城北緑地公園」で開催される稲城クロス。その最大の魅力は、なんといっても「近くて安くて参加しやすい」ことだ。JR南武線の稲城長沼駅から徒歩10分、中央道の稲城ICからも約6分という好立地にあり、都心から自走や電車で気軽にアクセスできる貴重な大会となっている。

コースは多摩川の河川敷を利用した平坦基調のレイアウト。長い直線がありつつも、多くのコーナーが連続するテクニカルな構成となっており、オフロード走行の基本動作である「曲がる・止まる・走る」をしっかりと試される設計だ。ホームストレート最後には2つのシケインが待ち構えるほか、名物となっている階段セクション「アミノバイタル・ステアーズ」やスロープなど、変化に富んだセクションが盛り込まれている。

シクロクロス初心者にとっても走りやすく、上級者にとってはコーナー処理やバイクコントロールの正確さが求められる奥深いコース設定だ。今大会でも「ちょっとレースを楽しんでみたい」というビギナー向けのカテゴリーが充実しており、シクロクロスデビューの舞台としても最適と言えるだろう。

白熱の「CX最速店長＆社長選手権」とMCユフタの実況

稲城クロスを彩るのは、単なる競技会にとどまらないエンターテインメント性だ。お昼の時間帯（13:50〜予定）に開催される名物企画「CX最速店長＆社長選手権」は必見。日頃お世話になっているショップの店長や、業界の社長たちが威信をかけて激突するこのレースは、毎回会場が一体となって盛り上がる一番の注目イベントとなっている。もちろんバイシクルクラブ編集長の山口も参戦予定だ。

また、大会MCには国内外のレース実況で活躍する小俣雄風太氏を起用。軽快な実況と音楽がレースの興奮を煽り、まるで海外のシクロクロス会場にいるかのような雰囲気を演出してくれる。

観戦だけでも楽しい！充実のフード＆EXPO

レースに参加しなくても楽しめるのが稲城クロスの良さだ。「お腹が減ったらCROSS COFFEEへ」を合言葉に、サイクリストにもお馴染み地元の人気カフェ「CROSS COFFEE」をはじめ、クラフトビールの「BEER DOCK」、チキンオーバーライスの「Kimmy’s Deli」など、こだわりのキッチンカーが勢揃いする。

中でも注目は、手作りチキンライスとドレスドオムライスを提供する「DG’s world」。なんと店主の今井大悟氏は普段、国内最高峰のME1カテゴリーで走る現役レーサーでもある。「走るキッチンカー」が振る舞う勝負メシは、観戦のお供に欠かせない。

EXPOエリアには、冠スポンサーのChampion Systemをはじめ、BOMAなどシクロクロッサーにはおなじみのブランドがブースを出展。最新ギアのチェックや、お得な買い物を楽しむこともできる。