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破壊的価格のカーボンスポークホイール「SCOM」の実力 VOSO LITE ULTIMATEをせいちゃんが試乗

11月22日(土)に開催された「スポーツバイクデモ2025 in 東京」。数ある出展ブースの中でも、ひときわ高いコストパフォーマンスで注目を集めていたのが、ポディウムが今年8月から本格的に取り扱いを開始したホイールブランド「SCOM(スコム)」だ。

カーボンスポークを採用しながらもエントリーモデルで10万円を切るという衝撃的な価格設定は、どのようにして実現されたのか。そしてその走りは本物なのか。会場で試乗した「VOSO LITE ULTIMATE 45-50」のインプレッションをお届けする。

脅威のコストパフォーマンス。実戦で使えるカーボン・スポークホイール

VONOA社のカーボンスポークを使用し、セラミックベアリングも採用

カーボンスポーク、セラミックベアリングを採用しながら、シリーズのエントリーグレードであるVOSO CORE 50では99,000円、UCIコンチネンタルチームも使用するハイエンドモデルでもアンダー20万円という、従来の常識を覆す価格設定が話題を呼んでいる。

ハイエンドモデルのSCOM ULTRA

国内代理店を務めるポディウムによると、中国製ホイールを扱う多くの代理店が独自の価格設定を行う中、「どのルートで入ってきても国内代理店が面倒を見ることになるなら、Aliexpressなどの越境ECと同じ価格設定で自社で販売したい」という方針のもと、この戦略的なプライスが実現したという。

インプレッション:軽快な加速とクセのない操作性

リムは近年のトレンドである波状デザイン。空力とハンドリングの安定性を両立する

試乗して驚かされたのは、その反応の良さだ。カーボンスポーク特有のかかりの良さがあり、低速域からの加速が非常に気持ちいい。巡航性能も申し分なく、コーナーリングでも変な癖を感じさせない扱いやすさがある。

高速コーナーまでは試せなかったものの、エンデューロレースなどで即戦力として投入できるポテンシャルを感じた。価格と性能、そして国内サポートの安心感がセットになった注目のプロダクトだ。

SCOM VOSO LITE ULTIMATE 45-50

価格:121,000円(税込)

  • リム形状:WAVE(波状リム)
  • リムサイズ:ハイト45-50mm / 内幅22mm / 外幅29mm
  • スポーク:カーボンスポーク(F:21H / R:21H)
  • ベアリング:セラミック
  • 重量:1,320g(±3%)
  • フリーボディ:シマノ11〜12速対応(別途SRAM XDRあり)

問:ポディウム https://www.podium.co.jp/

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PROFILE

せいちゃん

せいちゃん

稲城FIETSクラスアクト所属のJプロツアーレーサー。レースを走る傍ら、国内外のレースや選手情報などを追っている。愛称は「せいちゃん」のほか「セイペディア」と呼ばれている

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