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パラ金メダリストの冠大会が誕生! 日本初のインクルーシブ自転車レース「第1回 杉浦佳子杯」が開催

東京とパリ、2大会連続のパラリンピックで金メダルを獲得した杉浦佳子(総合メディカル/TEAM EMMA Cycling)をシンボルアスリートに迎えた、日本初のインクルーシブ自転車レース「杉浦佳子杯」が2月21日(土)、千葉県成田市の下総運動公園で開催された。年齢や性別、障がいの有無を問わず、誰もが自転車の楽しさを共有した笑顔あふれる一日の模様を、併催されたQリーグ・Nリーグ第12戦の熱戦とともにお伝えする。

「すべての人々に自転車レースの楽しさを!」杉浦佳子の想いが形に

春を思わせるような温かい陽気に恵まれた千葉県・下総運動公園。お馴染みの1周1.5kmのサイクルロードに、全く新しいコンセプトの自転車レースが産声を上げた。それが「杉浦佳子杯・第1回インクルーシブ自転車レース成田下総」だ。

NPO法人サイクリスト国際交流協会が主催する本大会は、「全ての人々に自転車レースの楽しさを!チャレンジする勇気を全ての人へ!」というスローガンを掲げている。年齢・性別・障がい・国籍に関係なく、すべての人が参加できる「インクルーシブ」な大会として日本で初めて開催された。

開会式には大会シンボルアスリートの杉浦佳子ら豪華ゲストが揃い踏み。パラスポーツ界のレジェンド増田明美氏の姿も

開会式には、大会の冠でありシンボルアスリートを務める杉浦佳子が登場。さらに、パラサイクリングで活躍する藤田征樹(藤建設株式会社)や元プロ選手の官野一彦(ダッソー・システムズ株式会社)、そして開催地元在住の元マラソンランナーで日本パラスポーツ協会理事の増田明美氏も駆けつけ、日本初のインクルーシブ自転車大会の門出を華やかに彩った。

インクルーシブレースのユニークな点は、その競技方式にある。まずはコースを1周する個人タイムトライアルを実施してタイムを計測。そのタイムをもとにクラス分けを行い、ロードレースを走るという仕組みだ。これにより、装備や車種、障がいの有無を問わず、誰もが自分のペースと実力に合わせて安全かつ気軽にチャレンジできる画期的なレースとなった。

パラリンピックの「本物の金メダル」が入賞者を彩る感動の表彰式

杉浦佳子が獲得した東京とパリのパラリンピック金メダルが入賞選手たちの首に!

今大会で最も参加者たちを笑顔にしたのは、杉浦による粋な計らいだった。各レースの表彰式でプレゼンターを務めた杉浦は、自身が東京とパリのパラリンピックで獲得した「本物の金メダル」を持参。表彰台に上がった選手たちの首にその重みと輝きを持つ金メダルをかけ、健闘を称えたのだ。

世界トップの証である金メダルに直接触れた参加者たちは、驚きと喜びに満ちた表情を浮かべていた。キッズレースのチャンピオンには、Nリーグ・ポイントリーダーの証である「バトルマリンジャージ」のレプリカも贈呈され、未来の自転車界を担う子供たちにとっても夢のような一日となった。地元成田市のマスコットキャラクター「うなりくん」も駆けつけ、会場を和やかに盛り上げた。

併催のQリーグ・Nリーグも白熱!岡本と白石が優勝を飾る

インクルーシブ大会と併催される形で、女子リーグ「Qリーグ」と中学生リーグ「Nリーグ」の2025-2026シーズン第12戦も行われた。今大会はQリーグとNリーグ中学生女子(NW)が10周回=15km、Nリーグ中学生男子(N)が20周回=30kmという長丁場の設定だ。

最終周回で抜け出し、Qリーグで優勝を決めた岡本彩那(High Ambition 女子レーシングアカデミー)

Qリーグ対象の女子レースでは、初代ポイントリーダーの廣瀬博子(ペダリストピナレロショップ)と、現リーダーの岡本彩那(High Ambition 女子レーシングアカデミー)が残り6周回で集団から抜け出し、完全に一騎打ちの展開に。最後は最終周回で見事なアタックを決めた岡本が優勝を飾った。また、中学生女子NWでは、宮城県から参戦した板垣美希(BELLE EQUIPE)がトップ同一周回で走り切り、NWクラス優勝(総合3位)を果たした。

ゴールスプリントを制し、Nリーグで初優勝を飾った白石大河(Komami.Racing)

20周回で行われた中学生男子レース(Nリーグ・N対象)も熱い展開を見せた。シーズン後半から調子を上げている現ランキング3位の神戸雅渡(保土ヶ谷.Bro)と白石大河(Komami.Racing)が残り2周から逃げを決めてマッチスプリントへ。僅かに先行した白石が、嬉しいリーグシリーズ戦初優勝をもぎ取った。

いよいよ今週末、しもふさクリテリウムで最終戦へ!

今大会の結果を受け、最終戦を待たずに各リーグの総合ポイントリーダーは確定となった。Qリーグは岡本彩那、Nリーグ(中学生男子)は192ポイントを獲得している柬理日楠詩(Team FITTE)、Nリーグ・NW(中学生女子)は岡田愛裕來(ブラウ・ブリッツェン U15)がそれぞれのリーダージャージを守っている。

しかし、シリーズはまだ終わらない。次戦はいよいよ2月28日(土)に開催される「しもふさクリテリウム 2月」での最終戦。最終戦のみポイントテーブルに5点ずつ加算されるボーナス制度があり、Nリーグの総合リーダー賞(TOP3)の表彰台争いなど、最後の最後まで目が離せない展開が待っている。

杉浦佳子選手の「自転車を楽しむ心をすべての人に」という熱い想いが形となったインクルーシブレースの大成功を経て、Qリーグ・Nリーグはいよいよ全13戦のクライマックスを迎える。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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