
山頂を目指さない秘境へ。新潟「裏巻機渓谷」の秋色回廊トレッキング
宇宙HIKE
- 2026年10月21日
新潟県南魚沼市に位置する日本百名山・巻機山(まきはたやま)。その北麓にひっそりと佇む「裏巻機渓谷(うらまきはたけいこく)」をご存じですか?山頂を目指す本格的な登山はハードルが高いけれど、秘境感あふれる絶景のなかを歩いてみたい……。そんな方にまさにぴったりなのが、このトレッキングコースです。登頂しなくても、手軽なコースタイムで切り立った大岩壁と澄んだ渓流のダイナミックな自然美を堪能できます。
今回は、秋の散策にぜひおすすめしたいハイキングコースをご紹介します。
五十沢キャンプ場で受付を

まずは五十沢キャンプ場で受付を済ませ、入場料500円を支払います。自分でゲートを開けて、その先の登山口駐車場まで車で向かいましょう。ハイシーズンには駐車場を案内してくれるスタッフがいることもあります。トイレは歩き出す前に、こちらのキャンプ場か駐車場で済ませておくと安心です。
変化に富んだトレイルへ



歩き始めは緩やかな登山道からスタート。サクサクと落ち葉を踏みしめる音を感じながら、心地よいトレッキングの始まりです。

しばらく進むと、大迫力の滝が出現。登山道はこの滝の下を通っており、滝壺のすぐ近くで記念にパチリと写真を撮るのもおすすめです。


さらに進むと、人喰い岩のような登山道へ。やや細い道の脇にはロープがしっかりと張られているので、落ち着いて進めば問題ありません。


階段やハシゴを登ったり下ったり。アップダウンの続く道ですが、時折ひっそりと咲くかわいらしい花々に出会い癒されます。

途中、真横には八海山がくっきりと見え、ギザギザとした荒々しい八ツ峰の雄姿を望むことができます。
迫力満点!岩肌とエメラルドグリーンが織りなすコントラスト

裏巻機渓谷の魅力は、なんといってもそのスケール感です。目の前に迫る巨大な岩壁と、削り取られた荒々しい谷の造形美。

足元を見下ろせば、清流が作り出す神秘的なエメラルドグリーンの水面が広がります。何度も足を止め、深呼吸したくなるような絶景が続きます。

10月下旬から11月上旬にかけては紅葉のベストシーズン。カエデやブナの木々が鮮やかな黄色や赤に染まり、灰色の岩肌とのコントラストは、まるで絵画のような美しさを見せてくれます。

コース上に点在する個性豊かな滝や奇岩も大きな見どころ。清々しい水しぶきをあげる滝の近くでは、思いっきり深呼吸してマイナスイオンを全身で浴びましょう。
足元に広がる、小さな癒やしの世界


絶景に圧倒されたあとは、ぜひ足元にも目を向けてみましょう。木の根元にひっそり佇む小さなキノコや青く輝く苔。 大きな感動のそばにあるミクロの森に優しく癒されます。

日常を離れ、圧倒的な自然のパワーと秘境感を味わえる裏巻機渓谷。コンパクトながら絶景と癒しを堪能できる大好きな秋のハイキングコース。本格的な登山をやらない方にも、勿論登山好きの方にもオススメです。
カメラを手に、秋色の秘境へ出かけてみませんか?
【コース概要(目安)】
歩行時間:往復 約2時間〜2時間30分
歩行距離:往復 約4〜5km
難易度:★★☆☆☆(起伏は少なめ、鎖・ロープ場あり。足元の滑りやすさに注意)
【アクセス&インフォメーション】
アクセス:関越自動車道「六日町IC」より車で約30分/JR上越線・ほくほく線「六日町駅」より車で約30分
五十沢キャンプ場 公式サイト
http://www.ikazawa-camp.jp/p6/
写真&テキスト◎佐藤 百恵(宇宙HIKE)
https://www.instagram.com/momotan715?igsh=N3J5dHBiM2JrcW50&utm_source=qr
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PROFILE
宇宙HIKE
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。
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