
時とともになじむタフな相棒。マックパックの新作「ケテ」でフィールドを、街をボーダレスに背負い歩く
VINAVIS 編集部
- 2026年05月07日
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フィールドから街まで、シームレスにつないで使うことができる道具がある。
ニュージーランドのバックパックブランド、マックパック(macpac)からリリースされた新作バックパック、「ケテ(Kete)」もそのひとつ。
装飾を削ぎ落としたミニマルなデザインに、自然環境のなかで使えるたしかな機能性を宿したバックパックだ。
そのミニマルで“余白”がただようケテを“キャンバス”に見立て、現代美術家・加賀美健さんがアートを吹き込んだ特別な巡回展示がはじまる。
質実剛健なモノづくりから生み出された意欲作、ケテ。この春注目の、マックパックの新作を紐解いていこう。
文◉VINAVIS
遊び心でプロダクトを解釈する。現代美術作家の加賀美健さんが「ケテ」に重ねたペイント

今回の巡回展示で見られるのは、マックパックから送り出された新作バックパック、ケテをベースに現代美術作家の加賀美健さんがペイント作品を重ねたもの。
加賀美さんは彫刻、絵画、ドローイング、映像、パフォーマンスなど、特定の枠に捉われない多様なメディアで作品を発表し続けている現代美術作家。社会現象や時事問題を“ジョーク”というフィルターをとおして独自の表現へと変換するスタイルをもち、2010年に代官山でオープンした「ストレンジストア」は、その作風の世界観が結晶化した“お店そのものが作品”として知られている。

ケテに重ねられたペイントの背景にあるのは、マックパックの創業地・ニュージーランドの自然や、同地に根づく「トランピング(自然のなかを長く歩く文化)」にまつわる要素。ミニマルデザインで仕上げられたケテの“余白”を埋め尽くさんばかりの、イラストや文字。フィールドを歩く時間がより楽しくなるようなメッセージが乗せられた、3点の作品が4月29日(水)から巡回展示される。
また、期間中に購入したハイカーには限定ステッカーのプレゼントもあるので見逃せない。

都市での移動や旅のシーンにも対応。マックパックが培う“シンプルデザイン”

マックパックは、ニュージーランドのバックパックブランド。1973年の創業以来、「アウトドアでの体験が人生をより良いものへと変える」という信念、そして「長く使い続けられる、機能に優れた道具をつくる」という情熱をもとに、質実剛健なモノづくりを続けてきた。
ブランドの代名詞は、なんといってもシンプルを極めた構造にある。複雑なギミックをあえて排除し、素材の特性と最低限のパーツで組み上げる姿勢。それは、厳しい自然環境のなかで故障のリスクを最小限に抑えるという、きわめて実践的な思想に基づいている。
その思想背景から生まれたケテは、日本のウルトラライト(UL)ハイキングシーンをけん引するアウトドアショップ、ハイカーズデポ(Hiker’s Depot)との共同企画プロダクト。
オーナーの土屋智哉さんが、「かつて主流だった登山道具の象徴であるキスリングを、現代の価値観でリボーン(再誕)させるというアイデア」がベースにある——と語っているとおり、一気室構造やドローコード式の開口部、着脱可能なストラップ類など、潔いほどシンプルなデザインに仕上げられている。
使い手によるアレンジの自由度が高いプロダクトデザイン。それは、登山やハイキングといったフィールドでの使用はもちろん、都市での移動や旅のシーンでも柔軟に対応してくれる仕様となっている。
マックパックの独自素材「アズテック」は街になじみ、経年変化を楽しめる

ケテが都市のライフスタイルになじむ最大の理由は、採用されている生地素材「アズテック」にある。これはマックパックが独自に開発した素材で、ポリエステルとコットンを混紡し、特殊なワックスに浸したもの。優れた耐久性と耐水性を備えつつ、使い込むほどに持ち主の身体や生活になじんでいく、どこか温かみのある質感が特徴だ。
生地特有の風合いの経年変化を楽しみながら、タフに背負い続けることができるケテ。そこには、長く使い続けるバックパックとしてのロングライフ設計が施されている。
「ケテ」プロダクト詳細&ペイント作品巡回展示の概要
たしかな機能と使い手の自由を両立させた、ケテ。フィールドと街を行き来するときの相棒に選んでみるのはどうだろうか。

■ケテ
- 価格:¥34,100
- サイズ:高さ55 × 幅29 × 奥行19cm
- カラー:ブラック(K)、ナチュラル(NA)、タソック(TS)
- 容量:30L(拡張時 40L)
- 重量:約 540g(全パーツ取り付け時、約700g)
- 素材:アズテック 8オンス canvas
- 販売店舗:特集ページをチェック
■展示スケジュール/開催店舗一覧
| 会期 | 店舗 |
|
4月29日 (水)〜5月10日 (日)
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神奈川|カモシカスポーツ 山の店・横浜店
福井|THE GATE MOUNTAIN 福岡|GRIPS |
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5月14日 (木)〜5月25日 (月) |
宮城|THE NORTH FACE / HELLY HANSEN エスパル仙台
東京|THE NORTH FACE 昭島アウトドアヴィレッジ 北海道|秀岳荘 白石店 |
|
5月30日 (土)〜6月10日 (水) |
愛知|THE NORTH FACE / HELLY HANSEN / NEUTRALWORKS. 名古屋ラシック
大阪|THE NORTH FACE+ グランフロント大阪 東京|BAMBOO SHOOTS |
※作品展示カラー
- タソック:カモシカスポーツ 山の店・横浜店、秀岳荘 白石店、BAMBOO SHOOTS
- ナチュラル:GRIPS、THE NORTH FACE 昭島アウトドアヴィレッジ、THE NORTH FACE+ グランフロント大阪
- ブラック:THE GATE MOUNTAIN、THE NORTH FACE / HELLY HANSEN エスパル仙台、THE NORTH FACE / HELLY HANSEN / NEUTRALWORKS. 名古屋ラシック
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PROFILE
VINAVIS 編集部
アウトドアフィールドへ誘うメディア、そして自然のなかにいるような心地よさと冒険心をもって生きる人々を応援する新メディア。厳しい自然環境で磨かれた「機能美」や「哲学」を、都市生活というフィールドにマッチするシーンにを訴求します。またアウトドアで使われる機能やアイテムに触れることで、意識せずに自然とフィールドへと近づいていく気運を醸成します。
アウトドアフィールドへ誘うメディア、そして自然のなかにいるような心地よさと冒険心をもって生きる人々を応援する新メディア。厳しい自然環境で磨かれた「機能美」や「哲学」を、都市生活というフィールドにマッチするシーンにを訴求します。またアウトドアで使われる機能やアイテムに触れることで、意識せずに自然とフィールドへと近づいていく気運を醸成します。






















