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せいちゃん&けんたさんの「グレーターしまなみ・えひめ」再発見の旅 Day 1:尾道〜今治・鉄板焼鳥編

サイクリストなら一度は訪れたい聖地・しまなみ海道。しかし、その魅力はブルーラインの上だけではない。

メインルートから一歩踏み出し、周辺に広がる「上島町」や「西条市」などを含めた広域エリア、それが「グレーターしまなみ・えひめ」だ。

今回は、人気自転車YouTuberのけんたさんをゲストに迎え、海を渡り、水を巡る1泊2日の旅に出た。

初日は尾道から今治を目指し、島の歴史とグルメ、そして夜の街へと繰り出す。

新幹線の駅から始まる瀬戸内へのアプローチ

旅の起点は山陽新幹線「新尾道駅」。

在来線の尾道駅とは異なり、新幹線輪行でアクセスするサイクリストにとっての玄関口だ。駅構内には広々としたスペースがあり、輪行解除もスムーズに行える。

ここから海までは少し距離がある。最短距離を行くなら国道184号だが、交通量が多く道幅も狭いため、自転車には少々ストレスがかかる。そこで我々は、一本東側の県道363号を選択した。裏道的なこのルートは車も少なく、ウォーミングアップには最適だ。

尾道水道に到着し、渡船で向島(むかいしま)へ。

ほんの数分の船旅だが、この「船で渡る」という行為が、日常から非日常へとスイッチを切り替えてくれる。

新尾道駅

山陽新幹線の駅。在来線の尾道駅とは離れているため注意。駅構内で自転車の組み立てが可能。

住所:広島県尾道市栗原町9381-4

オシャレな拠点でコーヒーブレイク

向島から因島、生口島とブルーラインを快走し、多々羅大橋を渡って愛媛県・大三島(おおみしま)へ。

ここで少しコースを外れ、海沿いのサイクリング総合施設「WAKKA」で小休止を入れた。

WAKKAは、宿泊・カフェ・アクティビティサポートを備えた、しまなみの新しいランドマークだ。海に面したウッドデッキで、バリスタが淹れるコーヒーを味わう。目の前には多々羅大橋と青い海。けんたさんもリラックスした表

情で景色を眺めている。ここには「自転車旅の理想形」が詰まっていた。

WAKKA

大三島にあるサイクリスト向け総合施設。カフェ、宿泊、修理サポートなどが充実。

住所:愛媛県今治市上浦町井口6691-1
電話:0897-72-8705
URL:https://wakka.site/

伯方島で味わう「塩」の甘み

再び国道317号に戻り、大三島橋を渡って伯方島(はかたじま)へ。

伯方島といえば、「伯方の塩」で知られる塩と造船の島だ。

道の駅「伯方S・Cパーク マリンオアシスはかた」にピットイン。この日は風が強かったものの、日差しは暖かく絶好のサイクリング日和。火照った体に欲しくなるのは、やはり「伯方の塩ソフトクリーム」だ。

ほんのりとした塩気がミルクの甘みを極限まで引き立てており、汗をかいた体には極上の補給食となる。

道の駅 伯方S・Cパーク マリンオアシスはかた

伯方の塩ソフトクリームが名物。目の前にはビーチが広がる。

住所:愛媛県今治市伯方町叶浦甲1668-1
営業時間:9:00〜17:00
電話:0897-72-3300
URL:https://imabari-shimanami.jp/hakata/

大島で知る「村上海賊」の真実

伯方・大島大橋を渡り、最後の島・大島(おおしま)へ。

ここで我々はブルーラインを大きく外れ、島の東側へと舵を切った。目指すは「今治市村上海賊ミュージアム」だ。

目の前の能島(のしま)周辺の激しい潮流を天然の要害とし、中世の瀬戸内海を支配した「村上海賊」。彼らは単なる金品を奪う無法者ではない。水先案内人として航海の安全を守り、織田信長とも戦った「海の武士団」なのだ。

ミュージアムには彼らの歴史や、当時の船の模型などが展示されており、知れば知るほど、これから渡る海への見方が変わってくる。

今治市村上海賊ミュージアム

日本遺産「村上海賊」の歴史と文化を学べる博物館。甲冑着付け体験なども人気。

住所:愛媛県今治市宮窪町宮窪1285
営業時間:9:00〜17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は原則翌日振替)
料金:一般310円、学生160円、高校生以下または18歳未満無料
電話:0897-74-1065
URL:https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/suigun/

激流が生んだグルメと、亀老山の絶景

歴史を学んだ後は、ミュージアムの目の前にある「能島水軍潮流体験船・水軍レストラン」でランチタイム。

ここの名物は、目の前の激流で育った身の締まった魚介類だ。

けんたさんは「宮窪鯛めし」をチョイス。新鮮な真鯛の刺身を特製のタレと卵黄に絡めてご飯に乗せる、宇和島風に近いスタイルだ。

私は期間限定メニューという言葉に惹かれ、「海賊カレー」をオーダー。ピリ辛のカレーの上に、エビフライ、カキフライ、そして地元の特産である瀬戸貝の天ぷらが豪快に乗っている。まさに荒くれ者たちの宴にふさわしいボリュームだ。

能島水軍潮流体験船・水軍レストラン

ミュージアムに隣接。新鮮な魚介料理と、激流を間近で体験できるクルーズ船の拠点がセットに。

住所:愛媛県今治市宮窪町宮窪1293-2
営業時間:9:00〜16:00(L.O. 15:00)
休業日:月曜日(祝日の場合は翌日)
電話:0897-86-3323
URL:https://www.noshimasuigun.com/


腹ごしらえを済ませた我々を待っていたのは、しまなみ海道最大の難所にして最高のご褒美、「亀老山(きろうさん)」のヒルクライムだ。

平均勾配のきつい坂を、息を切らしながら登っていく。

頂上の「亀老山展望公園」に到着すると、そこには言葉を失うほどの絶景が待っていた。

建築家・隈研吾氏が設計した、地中に埋め込まれたような展望台。そのデッキからは、来島海峡大橋の全景と、瀬戸内の島々が織りなす大パノラマが一望できる。夕暮れに近い光が海面をキラキラと照らし、苦労して登ってきた甲斐があったと心から思える瞬間だ。

亀老山展望公園

標高307.8m。しまなみ海道随一の絶景スポット。

住所:愛媛県今治市吉海町南浦487-4
電話:0897-84-2111

橋を渡り、水の城へ

亀老山を豪快に下り、最後の橋「来島海峡大橋」を渡る。

四国本土・今治側に渡りきった場所にある「サンライズ糸山」で、定番の「SHIMANAMI」モニュメントと共に記念撮影。ここから今治市街地へ向けてラストスパートだ。

サンライズ糸山

今治側のサイクリング拠点。宿泊施設やレストランも併設。「SHIMANAMI」モニュメントがある。

住所:愛媛県今治市砂場町2-8-1
電話:0898-41-3196
URL:https://www.sunrise-itoyama.jp/


海沿いの道を走り、本日のゴール「今治城」へ。

築城の名手・藤堂高虎が手掛けたこの城は、お堀に海水を引き込んだ日本三大水城の一つ。満潮時には堀の水位が上がり、まるで海に浮かんでいるかのような姿を見せる。夕闇にライトアップされた天守閣は幻想的で、1日目のフィナーレに相応しい威厳を放っていた。

今治城

藤堂高虎が築いた海城。堀に海水を引き込んでいるのが特徴。

住所:愛媛県今治市通町3-1-3
営業時間:9:00〜17:00
料金:一般520円、学生260円、高校生以下または18歳未満無料、高齢者(65歳以上)420円
電話:0898-31-9233
URL:https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/imabarijo/

サイクリストに優しい宿と、鉄板焼鳥の夜

今宵の宿は、今治城からも近い「しまなみプライムホテル今治」。

ここは「サイクリストウェルカム」を掲げるホテルで、ロビーにサイクルラックが完備されているだけでなく、自転車をそのまま客室に持ち込むことも可能だ。コインランドリーやしまなみ海道を望める展望大浴場もあり、愛車と自身のメンテナンスも完璧に行える。

しまなみプライムホテル今治

自転車持ち込み可能な客室を備えるサイクリストフレンドリーなホテル。

住所:愛媛県今治市常盤町4-6-10
電話:0898-35-5051
URL:https://shimanami-primehotel-imabari.com/


チェックインを済ませ、夜の街へ。今治に来たからには外せないグルメがある。「今治焼鳥」だ。

人口あたりの焼鳥店舗数が全国トップクラスという今治だが、そのスタイルは独特だ。炭火で焼くのではなく、鉄板でプレスして焼くのだ。

なぜか? 今治の商人は気が短い(「いらち」と言う)ため、炭火でじっくり焼くのを待っていられない。そこで、熱伝導の良い鉄板で一気に焼き上げるスタイルが定着したと言われている。

訪れたのは名店「元祖鉄板焼鳥 五味鳥(ごみとり)」。

まずは名物の「皮」を注文。串には刺さっていない。鉄板の上でコテを使ってギュウギュウと押し付けられ、余分な脂が抜けた皮は、カリカリで香ばしく、噛めばジュワッと旨味が溢れ出す。甘辛いタレが絡み、ビールが進んで仕方がない。

けんたさんと共にテーブルを囲み、今日のライドと明日の西条エリアへの期待を語り合いながら、今治の夜は更けていった。

元祖鉄板焼鳥 五味鳥

今治焼鳥の老舗。鉄板で焼く「皮」や「せんざんぎ」が人気。

住所:愛媛県今治市南大門町1-1-13
営業時間:17:00〜22:00
定休日:日曜日・祝日
電話:0898-32-3753

西条コースMAP

赤色がDay1、青色がDay2のルートを示す

グレーターズしまなみ・えひめ公式WEB

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PROFILE

せいちゃん

せいちゃん

稲城FIETSクラスアクト所属のJプロツアーレーサー。レースを走る傍ら、国内外のレースや選手情報などを追っている。愛称は「せいちゃん」のほか「セイペディア」と呼ばれている

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