BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • VINAVIS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo
  • タビノリ

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

五の池小屋から御嶽山へ〜ぬくもりと祈りに満ちる山旅〜

「行ってみたい山小屋は?」と聞かれるたびに思い浮かべてきた五の池小屋は、御嶽山の北部、北御嶽にあります。雲上の眺めのよいカフェが人気で、なかなか予約が取れないとされる山小屋。2014年に起こった痛ましい噴火の記憶から、足を踏み入れられずにいましたが、今年こそはと春から計画をし、この夏ようやく願いが叶うこととなりました。

ロープウェイで山頂駅へ

今回は前泊をして、五の池小屋をゆっくりと楽しむ計画。ロープウェイに乗車すると、山頂駅はすでに7号目付近。無理なく焦らず黒沢口登山道を進み、8合目の女人堂から三ノ池ルートで五の池小屋へと向かいます(このルートはヘルメット着用。通行可能な状況か事前に確認が必要)。

▲鮮やかなキノコがお出迎え。
▲荒々しい岩肌も。

息をのむ美しさ。三ノ池から五の池小屋へ

ルートの終盤、神が宿る「御神水」とも呼ばれるエメラルドグリーンの三ノ池が広がります。美しく静かな池の周りを歩いていくと、今日のゴール、五の池小屋が目の前に。

雲上の薪ストーブカフェ「ぱんだ屋」で山の恵みをゆっくりと味わう

▲念願のピザはカリッとおいしい。
▲テラスから摩利支天を眺めて祝杯。

五の池小屋は、宿泊者のみテラスでゆっくりカフェのメニューをいただけます。泊まるからこそ味わえるぜいたくな時間。夕食後には、薪ストーブで焼かれたピザが振る舞われ、五の池小屋に来られてよかったとしみじみ。このピザを食べてみたくてここまで来たと言ってもいいほど。メニューも豊富な「ぱんだ屋」でくつろぐ時間は、まさに至福のひとときです。

▲夕暮れをテラスで。
▲薪ストーブのぬくもり。

翌日もとっておきのメニューが

翌朝ご来光を見たあと、おいしい朝食後にさらにお楽しみが。薪ストーブで焼き上がる、サクサクのアップルパイ。たまらなくおいしい!焼きたての幸せにずっと浸りたくなりますが、足の遅い私は急がねば。時間が許せば継子岳からの眺めがおすすめだそう。

▲コマクサの姿も。

山頂・剣ヶ峰を目指して出発

▲賽の河原。
▲ニノ池。

五の池小屋をあとにして、山頂剣ヶ峰へ向けて気を引き締めます。賽の河原には、無数の石が積まれ、お地蔵さまが。手を合わせ歩みを進めると、ニノ池では広大な砂漠のような異星感。かつては三ノ池のような美しい湖水をたたえた姿も、噴火の火山灰で全面消失してしまったそう。噴火の猛威を目の当たりにした思いに。荒涼とした地でもたくましく咲くオンタデに勇気をもらい、もうひと頑張り。

山頂・剣ヶ峰へ登頂

▲山頂にもシェルターが。

五の池小屋から2時間ほどで御嶽山山頂、標高3,067mの剣ヶ峰へ。晴天の山頂からはすばらしい眺望が。この場でおなじように登頂の喜びに胸を弾ませていたはずの方々が、突然の噴火に巻き込まれてしまったという現実。ただただ胸が痛み、空に向かって手を合わせるばかりでした。

信仰の山に思いを重ねて下山へ

剣ヶ峰から女人堂への登山道は、12年前の噴火の際、多くの登山者が灰にまみれながら命をかけて下山してきた道でもあります。また、信仰の山とされる御嶽山は、白装束をまとった方々も登り、石碑や石仏の数にも圧倒されるほど。同時に見守られているような安堵感も覚えます。この登山道が古くから多くの人々の祈りや願い、命をつなげてきたのだと、改めて思いを重ねての下山となりました。

御嶽山の噴火は、自然の脅威に覚悟をもたらしますが、ぬくもりに満ちた五の池小屋は、不安をまとう登山者をやさしく受け止めてくれるオアシスのよう。御嶽山の自然の豊かさ、美しさを味わうよりどころとして、五の池小屋からの山旅を、祈りとともに温めてみてはいかがでしょう。

撮影時期:2026年8月下旬

【今回のコース】
おんたけロープウェイ-飯盛高原(山頂)駅-女人堂-三ノ池-五の池小屋(泊)-ニノ池-剣ヶ峰-女人堂-飯盛高原(山頂)駅-おんたけロープウェイ

五の池小屋
https://www.gonoike.jp/

 

写真&テキスト◎高橋美佳(宇宙HIKE)
https://www.instagram.com/mika87_8184?igsh=MXRmbXpzZjdyMThiMw%3D%3D&utm_source=qr

SHARE

PROFILE

宇宙HIKE

宇宙HIKE

Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。

宇宙HIKEの記事一覧

Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。

宇宙HIKEの記事一覧

RECOMMEND ITEM

[ 公式オンラインショップおすすめアイテム ]

No more pages to load