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2025年自転車10大ニュースを自活研が発表!青切符導入と自転車新技術に注目

特定非営利活動法人自転車活用推進研究会(以下、自活研)は、2025年の自転車関連トピックスから理事会が重要と考える30本を抽出し、投票でトップ10を決める「2025年 自転車十大ニュース総選挙」を実施。その集計結果を発表した。

“青切符制度”関連が全体の半数、関心は「安全」と「運用」へ

名古屋で開催された自転車利用環境向上会議での警察庁担当者による説明の様子

2025年は、翌年4月施行が見込まれる「青切符制度」に関連するニュースが上位の多くを占めた。付け出し(11本目)として追加された「自転車の交通安全教育ガイドライン(最終案)の公表」も青切符関連で、制度導入に伴う教育・啓発、通行環境整備の必要性がより鮮明になっている。

Velo-city 2027愛媛開催決定、国交大臣人事など“自活研らしい”投票傾向も

国際会議「Velo-city 2027」が愛媛県で開催決定となったニュースが2位にランクイン。さらに、自転車活用推進本部長を兼任する国土交通大臣に、金子恭之自転車議連幹事長が就任したニュースが上位に入るなど、政策・推進体制への注目が高い結果となった。

ホンダ・シマノの新技術にも票、産業面の“次の可能性”に期待

後付け電動ユニットの製品化や、充電不要のオート変速システムの発表など、技術革新を感じさせるニュースも上位に。政策の動きと並行して、自転車そのものの進化に期待が集まった一年だった。

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2025年10月15日

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2025年「自転車」10大ニュース 一覧(投票結果)

※投票者が5本を選んだ合算のため、割合の合計は100%にならない。

順位 ニュース 得票率
1 警察庁が50ページに及ぶ自転車ルールブックを公表 78.7%
2 国際会議Velo-City2027が愛媛県で開催決定 68.5%
3 高市政権で自転車議連の金子恭之幹事長が国交大臣へ 60.6%
3 青切符パブコメで歩道通行容認の要求意見が殺到する 60.6%
5 警察庁が自転車交通違反の反則金案を公表し炎上する 59.8%
6 普通自転車歩道通行可の標識を撤去する動きが継続中 53.5%
7 国家公安委員長が自転車のルール遵守へ働きかけ強化 41.7%
8 ホンダが後付け電動ユニットSmaChariを製品化 39.4%
9 シマノが充電不要オート変速システムQ’AUTO発表 31.5%
10 第三次自転車活用推進計画策定開始、ビジョン前面に 30.7%

特別に11本目のニュースとして「交通安全教育ガイドライン」の公表

自転車利用環境向上会議でも自転車の交通安全教育ガイドラインについて触れられた

投票開始後の重大ニュースとして「ガイドライン最終案の公表」を付け出しとすべき、との意見を受け、今回は特に11本目のニュースとして扱われた。

  • 警察庁が「自転車の交通安全教育ガイドライン」公表

2025年は“夜明け前”――安全関心の高まりと環境整備の矛盾が可視化

2025年は、翌年4月施行が見込まれる青切符制度に関連するニュースが上位の半数を占めた。安全への関心の高まりは歓迎すべき一方、ルール通りに走ることのできる通行環境整備の遅れが、解決の難しい矛盾を浮き彫りにした一年でもあった。また、Velo-cityが2027年に愛媛で開催されること、国交大臣人事など、推進体制・国際イベントへの注目が上位に入るのは“自活研らしい”傾向と言える。さらに、ホンダやシマノの新技術に票が集まったことは、産業面での可能性への期待も示した。

政策的な重要度という観点では、第三次自転車活用推進計画が「ビジョン」を前面に押し出したことの意味は大きい。この“地味だが重要”なニュースが10位に入ったことは、投票参加者の見識の高さを伺わせる。

来年は大きな変革が予想される。今年はその準備を進め、変化を待ち受ける「夜明け前」を感じさせる一年だった。

このほか自活研の理事会が選んだ候補一覧

このほか自活研の理事会が抽出した候補ニュース(全30本)を紹介する。以下の通り。

  1. 参議院の滋賀選挙区で宮本和宏氏が初当選し議連入り
  2. ハローサイクリングのポート数が全国10,000超え
  3. シェアサイクルのチャリチャリがkotobike事業承継
  4. ホンダが後付け電動ユニットSmaChariを製品化
  5. サイクリングイベントの「富士グラベル」が初開催
  6. 横浜市でシェアサイクル大手2社の共同ポート始まる
  7. 万博会場に駐輪場整備されたが、途中の橋は押し歩き
  8. 国際会議Velo-City2027が愛媛県で開催決定
  9. 自転車利用環境向上会議が追い風の吹く名古屋で開催
  10. 国家公安委員長が自転車のルール遵守へ働きかけ強化
  11. 警察庁が50ページに及ぶ自転車ルールブックを公表
  12. 警察庁が自転車交通違反の反則金案を公表し炎上する
  13. 高市政権で自転車議連の金子恭之幹事長が国交大臣へ
  14. 自転車活用推進本部6代目参事官に土田宏道氏就任
  15. 国交省道路局長にツーキニストの沓掛敏夫氏が就任
  16. 大阪・関西万博オランダ館で自転車フォーラムを開催
  17. 青切符パブコメで歩道通行容認の要求意見が殺到する
  18. 鳥取県でサイクルトレイン&バスのシンポジウム開催
  19. 電動アシスト自転車バッテリー盗難補償サービス開始
  20. シマノが充電不要オート変速システムQ’AUTO発表
  21. 第三次自転車活用推進計画策定開始、ビジョン前面に
  22. 名古屋競輪場に国際基準BMXレース専用コース誕生
  23. しまなみ今治〜尾道間航路26年ぶり期間限定で復活
  24. JAFが自転車の安全利用を啓発する特設サイトを開設
  25. 堺市消防局が開発協力したレスキューバイクが電動化
  26. 自転車の飲酒運転を防ぐため運転代行を推奨する動き
  27. 神戸市が自転車利活用推進本部発足、副市長トップに
  28. 普通自転車歩道通行可の標識を撤去する動きが継続中
  29. ヤマハ発等4社MTB活用社会推進連絡協議会を発足
  30. 東京都Bike New Yorkとパートナーシップ協定締結

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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