
ミシュランがワールドツアーに本格復帰 ピクニック・ポストNLと公式テクニカルパートナー契約を締結
Bicycle Club編集部
- 2026年01月22日
日本ミシュランタイヤは1月21日、フランス本社の発表に基づき、UCIワールドツアーチーム「Team Picnic PostNL(チームピクニック・ポストNL)」との公式テクニカルパートナーシップ締結を発表した。2026年シーズンより、単なるタイヤ供給にとどまらない、技術開発を含めた包括的な協力体制がスタートする。
イノベーション創出の場としてワールドツアーへ復帰

タイヤ業界の巨人、ミシュランがロードレースの最高峰カテゴリーであるワールドツアーの舞台に帰ってくる。今回発表されたチームピクニック・ポストNLとの提携は、機材スポンサーとしてタイヤを供給するだけでなく、「公式テクニカルパートナー」として開発の核心部分で協力し合う戦略的なものだ。
ミシュランはこの提携について「再び世界最高峰のロードレースの舞台に復帰することを意味する」としており、競技の現場をイノベーション創出の場(ラボ)として活用する意図を明確にしている。両者の理念である「イノベーションによってパフォーマンスの限界に挑み続ける」という共通項が、今回のパートナーシップを実現させた。
開発チームと密接に連携し「未来のタイヤ」を共創

特筆すべきは、その協力体制の深さだ。ミシュランの技術チームとチームのパフォーマンス専門チームが密接に連携。選手やデベロップメントプログラムから寄せられるフィードバックを、ミシュランのエンジニアが迅速に製品開発へと反映させる体制が敷かれる。
チームは男女およびデベロップメントチームを合わせ、男子28名、女子17名、育成選手16名という大所帯で2026年シーズンに臨む。これらすべてのカテゴリーからのデータを収集することで、パフォーマンスの最適化を継続的に図り、「未来の技術・未来のタイヤ」を共同開発するプロジェクトに取り組んでいくという。
チームR&Dエキスパートのピート・ルイヤッカース氏は次のようにコメントしている。
「ミシュランとのパートナーシップにより、ワールドツアーが求める厳格な基準を満たす、非常に高品質な製品を使用できるようになりました。エンジニアと密に連携することで、フィードバックを迅速かつ具体的な改善へとつなげることが可能です。この継続的な学習と最適化のサイクルは、チームにとって不可欠です」
ラピエール×ミシュランのフレンチタッグ

チームバイクの画像からは、興味深い機材構成が見て取れる。バイクはフランスブランドの「ラピエール(LAPIERRE)」であり、ホイールにはイタリアの「URSUS(ウルサス)」がセットされている。そして足元を支えるのが、ミシュランのフラッグシップモデル「POWER CUP」だ。
フランスを代表するバイクブランドとタイヤメーカーの組み合わせは、レースファンにとっても胸が熱くなるタッグと言えるだろう。
ミシュランのサイクリングプログラム・ディレクター、ヴィンセント・ルディウ氏は「トップレベルの舞台で求められるニーズをより深く把握することが可能となります。革新的なタイヤ技術の開発をさらに推進するとともに、チームのワールドツアー挑戦を力強くサポートしてまいります」と意気込みを語っている。
チームピクニック・ポストNLは、ミシュランと共同開発してきた最新製品を使用し、2月のレースからシーズンを本格始動させる。130年以上にわたりイノベーションを牽引してきたミシュランが、最新のプロトンでどのようなパフォーマンスを見せるのか、機材ファンにとっても注目のシーズンとなりそうだ。
問:日本ミシュランタイヤ https://www.michelin.co.jp/
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