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SRAMとRockShoxがグラビティ向け新製品を一挙発表 ミリ秒を削るXX DH Transmissionや新型BoXXerなど

SRAM(スラム)とRockShox(ロックショックス)から、ダウンヒルやエンデューロなどグラビティ系MTBに向けた最新コンポーネント&サスペンションが発表された。踏みながらの変速を可能にしたDH用コンポ「XX DH Transmission」をはじめ、刷新されたハイパワーブレーキ「Maven」、そして「BoXXer」フォークと「Vivid Coil」リアショックが登場。1分1秒、そしてミリ秒を争うレースで確実にアドバンテージを生み出す次世代機材の全貌を紹介する。

ペダリングを止めずに変速できるDH用コンポ「XX DH Transmission」

 

クロスカントリーやエンデューロシーンで「Transmission(トランスミッション)」がもたらした革命が、ついにダウンヒルシーンにも波及した。ワールドカップや世界選手権でのテストを経て誕生した「XX DH Transmission」は、DHレースに特化した7速の専用ドライブトレインだ。

最大の武器は、2000Wクラスのスプリント中であっても「踏みながら確実に変速できる」という点にある。SRAMのデータによれば、スタートから15メートル(2000W出力)において、ペダリングを緩めずに1回の変速を行うだけで到達速度が2.7km/h向上し、タイムにして0.05秒、距離にして1.5メートルのアドバンテージを生み出すという。コンマ数秒が勝敗を分けるDHレースにおいて、ペダリングに気を遣う必要がないという事実は、ライン取りやレース全体の組み立てを安定させる“戦術的アドバンテージ”となる。

また、新たに「XD SLIM(XDスリム)」ドライバーボディ規格が採用されたことも大きなトピックだ。従来のXD規格の全長はそのままに、ドライバーボディを短縮したこの規格により、ハブの右フランジをより外側に配置することが可能となった。これにより左右のスポークテンションバランスが対称に近づき、スポークブレース角が最適化されることで、リアホイールの横剛性と耐久性が大幅に向上している。

カセットスプロケットは10-24Tの7速構成で、標準のXD用とXD SLIM用の2種類をラインアップ。ディレイラーはDH特有の激しい衝撃に耐えるよう、ケージやパラレログラムが短くコンパクトに再設計され、チェーンスラップ音も低減されている。

SRAM XX DH Eagle AXS Transmission

リアディレイラー:128,300円
クランクセット(DUB CL55 / CL56.5):各85,030円
カセットスプロケット XS-797(10-24T 7s T-Type XD / XD Slim):各90,550円
チェーンリング(32T / 34T / 36T):各21,120円
※価格はすべて税込

  • 対応段数:7速(T-Typeチェーン専用)
  • カセット歯数:10-24T(10, 12, 14, 16, 18, 21, 24T)
  • 対応フリーボディ:XD または XD SLIM
  • クランク長:150mm、155mm、160mm、165mm
  • Qファクター/チェーンライン:
    • 183mm / 56.5mm(DH用83mm BB・157mm OLD等対応)
    • 174mm / 55mm(DUB Wide 73mm BB・148mm Boost OLD等対応)
  • チェーンリング:32T、34T、36T

圧倒的ストッピングパワーと繊細な操作感を両立する「Maven B1」ブレーキ

SRAM史上最大クラスの制動力を誇るハイパワーブレーキ「Maven(メイブン)」が、「B1」世代へとアップデートされた。絶対的なパワーはそのままに、内部構造を見直すことでコントロール性と予測可能性をさらに高めている。

新型のMaven B1キャリパーは、18mm径のピストンを4個配置する新レイアウトを採用(従来は18mm×2、19.5mm×2の異径)。これに合わせて「SwingLink」機構のレバー比(てこ比)が再設計され、よりリニアで直感的なブレーキタッチを実現した。ストローク初期のコントロール性が大幅に向上しており、わずかな減速からフルブレーキングまで指先の入力に対して極めて忠実に反応。低トラクションの路面でもコントロールを失いにくく、腕への負担を軽減してくれる。

アフターマーケットでは、新設計のカーボンレバーブレードを備えるUltimateと、CNC鍛造アルミレバーのSilverの2グレードが展開される。また、従来モデルであるMaven A1ユーザー向けに、レバーブレードとカムをB1世代仕様にアップグレードできる「ブレーキレバーチューニングキット」も用意されている。

SRAM Maven B1

Maven Ultimate B1(Front / Rear):52,630円
Maven Silver B1(Front / Rear):46,640円
ブレーキレバーチューニングキット(Carbon / Aluminum):15,670円〜19,190円
※価格はすべて税込

  • ピストン:18mm径 × 4ピストン(フェノールプラスチック製)
  • 使用フルード:SRAM Mineral Oil(ミネラルオイル)
  • パッド:スチールバックオーガニック
  • アジャスト機能:ツールフリー・リーチアジャスト、コンタクトアジャスト
  • レバーブレード素材:カーボン(Ultimate)、CNC鍛造アルミ(Silver)
  • 重量:363g(Ultimate)、379g(Silver)

究極の「コンポージャー(安定感)」を追求した新型フォーク「BoXXer」

RockShoxのDH用フラッグシップフォーク「BoXXer(ボクサー)」も「D2」世代へと進化した。開発の主眼に置かれたのは、ライダーに「コンポージャー(安定感)」をもたらすこと。荒れた路面での姿勢変化を穏やかにし、ライン選択の自由度を広げるための新技術が惜しみなく投入されている。

要となるのは新設計の「Linear XL」エアスプリングだ。14mm径の太い中空シャフトを用いたツインチューブ構造により、コイルスプリングのように全域でリニアなストローク感を実現。初期のしなやかさと中盤の支持力を両立し、終端では確実なボトムアウト制御を行う。

さらに、アッパーチューブに施されたディボット(くぼみ)によってストロークのたびにMaxima製高密度オイルをブッシングへ供給し続ける「ButterWagon Technology」を新搭載。高周波振動を最大20%カットする「ButterCups」機構や、ハイスピード/ロースピードを完全に独立して制御できる新型「Charger 3.2」ダンパーと相まって、長いダウンヒルでも極上のスムーズさを維持する。

RockShox BoXXer (D2)

BoXXer Ultimate(27.5″ / 29″):351,900円
BoXXer Select(27.5″ / 29″):263,900円
※価格はすべて税込

  • インナーチューブ径:38mm
  • 対応ホイールサイズ:27.5インチ、29インチ
  • トラベル長:180mm、190mm、200mm
  • オフセット:44mm、48mm(27.5″) / 48mm、52mm(29″)
  • スプリング:Linear XL / DebonAir+(UltimateグレードはButterCups搭載)
  • ダンパー:Charger 3.2 RC2(Ultimate)、Charger 3.2 RC(Select)

予測可能なストロークを生み出す「Vivid Coil」リアショック

BoXXerと対をなすリアショックとして、新たに「Vivid Coil(ビビッド・コイル)」が登場した。コイルスプリングが本来持つリニアな特性を最大限に活かし、ライダーに揺るぎない「予測可能性」をもたらすポジションセンシティブなショックアブソーバーだ。

最大の特徴は、ストローク後半20%の圧側減衰を5段階のダイヤルで調整できる「ABO(アジャスタブル・ボトムアウト)」の搭載。従来のバンパーによる底付き防止から一歩進み、大きな入力時のボトムアウト挙動をコースや好みに合わせて能動的にコントロールできるようになった。

また、新型ダンパー(RC2T / RC2など)はベースバルブの刷新によりIFP(インターナルフローティングピストン)フォースを40%低減。内部フリクションが劇的に抑えられ、初動の感度と路面追従性が大幅に向上している。前述のBoXXerのCharger 3.2ダンパーとシステムとして連動するように特性が合わせられており、前後でシームレスなサスペンションフィールを提供する。多くの主要DH/エンデューロバイクに対応する豊富なサイズに加え、Trek SessionやSanta Cruz V10などに向けた専用設計モデルも用意される。

RockShox Vivid Coil

Vivid Coil Ultimate RC2T D1(各サイズ):124,800円
Vivid Coil Ultimate RC2T D1(専用設計モデル各種):126,600円
Vivid Coil Ultimate DH RC2 D1(各サイズ):126,600円
※価格はすべて税込

  • ダンパー:RC2T(Ultimate)、RC2(Ultimate DH) ※いずれもABO搭載
  • アジャスト機能:ハイスピードコンプレッション、ロースピードコンプレッション、リバウンド(20クリック)、ABO(ストローク後半20%のクッション性を5段階調整)
  • サイズ(Trunnion / Standard):主要サイズ各種、およびTrek Session、Santa Cruz V10/Megatower、Commencal Supremeなどの専用設計モデルを展開

問:メニーズ https://manys.work/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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