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YouTube発プロ自転車チームのユニベットがジロ初選出! 出場23チームが決定|ジロ・デ・イタリア2026

ブルガリアで開幕するジロ・デ・イタリア109回大会の出場チームが主催者RCSスポルトによって発表された。出場するのは昨年と同数の23チーム。なかでも注目を集めるのが、YouTube発のチームであるユニベット・ローズ・ロケッツが初選出されグランツールデビューを飾る点だ。

3チームが主催者推薦で出場を決める

ジロの出場チーム選出はツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャと同様の手立てが組まれ、まずは18のUCIワールドチーム(第1カテゴリー)が自動的に出場資格を確保。残る5つの枠を第2カテゴリーのUCIプロチームで争うことになる。

同プロチームのうち、昨年のUCIチームランキングにおいて同カテゴリー内の上位3チームは規定により自動招待が得られる。ただ、招待を辞退することも許され、今年はコフィディスが出場しないことに。一方でピナレロ・Q36.5プロサイクリング チームとチューダー プロサイクリングチームは出場を決め、あとの3枠は主催者にゆだねられた。

その主催者推薦枠には、ジロ常連でもあるバルディアーニ・CSF・7サベールと、勢いのあるチーム ポルティ・ヴィジットマルタが順当に入り、最後のひとつにユニベット・ローズ・ロケッツのサプライズ選出となった。

ユニベット・ローズ・ロケッツがジロ・デ・イタリア初選出。エーススプリンターのディラン・フルーネウェーヘン(中央)の活躍が期待される Photo: Clàssica Comunitat Valenciana

グランツール出場に向け強化を進めてきたユニベット

ユニベット・ローズ・ロケッツはYouTubeチャンネル「Tour de Tietema」をベースとするチームで、2023年に現体制でのチーム活動をスタート。翌年にUCIプロチームとなり、徐々に強化を進めてきた。今季からは切り札としてディラン・フルーネウェーヘンとワウト・プールスの両オランダ人ライダーを獲得。実力・実績ともに十二分なベテランが合流し、ビッグレースでの活躍を誓っていた。さらには、スプリンターとして名を馳せたマルセル・キッテル氏が今年からスプリントコーチに就任。スタッフ陣も充実している。

Photo: Unibet Rose Rockets

当初はツール・ド・フランス出場を目指しロビー活動を行ってきたが、今年のチーム選出は実現せず。だが、晴れてジロのスタートラインに立つことが決まり、チームは沸き立っている。自身もかつては選手活動を行い、現在はチームオーナーを務めるバス・ティーテマ氏は、「初のグランツール出場を喜んでいる。ジロ・デ・イタリアは自転車競技界で最も象徴的なレースのひとつであり、出場をかなえたチームとしても大きな節目を迎える」とコメント。さらに、「ただ参加するだけでなく、戦う。ステージ優勝を目標にするが、第1ステージを勝ってマリア・ローザを手に入れたい。チームとして大きなモチベーションになる」とも述べている。

ティーテマ氏は前述のYouTubeチャンネルで2020年にジロをオマージュした動画企画を実施。それから6年が経ち、チームは実際にジロのスタートラインに立つこととなった。

ジロ・デ・イタリア2026は、5月8日にブルガリアで開幕。同31日にローマでフィナーレを迎える。

ジロ・デ・イタリア2026 出場チーム

UCIワールドチーム

アルペシン・プレミアテック(ベルギー)
バーレーン・ヴィクトリアス(バーレーン)
デカトロン・CMA CGM チーム(フランス)
EFエデュケーション・イージーポスト(アメリカ)
グルパマ・FDJユナイテッド(フランス)
イネオス・グレナディアーズ(イギリス)
リドル・トレック(ドイツ)
ロット・アンテルマルシェ(ベルギー)
モビスター チーム(スペイン)
NSNサイクリングチーム(スイス)
レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
スーダル・クイックステップ(ベルギー)
チーム ジェイコ・アルウラー(オーストラリア)
チーム ピクニック・ポストNL(オランダ)
チーム ヴィスマ・リースアバイク(オランダ)
UAEチームエミレーツ・XRG(UAE)
ウノエックス・モビリティ(ノルウェー)
XDS・アスタナ チーム(カザフスタン)

UCIプロチーム(自動選出)

ピナレロ・Q36.5プロサイクリング チーム(スイス)
チューダー プロサイクリングチーム(スイス)

UCIプロチーム(主催者推薦)

バルディアーニ・CSF・7サベール(イタリア)
チーム ポルティ・ヴィジットマルタ(イタリア)
ユニベット・ローズ・ロケッツ(フランス)

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PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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