
ZwiftがRouvyを買収!インドアサイクリング業界に大きな動き
Bicycle Club編集部
- 2026年04月30日
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バーチャルライドで人気のZwiftが、実写ルート型サイクリングアプリRouvyを買収。両社は独立運営を続けながら、インドアサイクリング体験のさらなる進化を目指す。
ZwiftがRouvyを戦略的に買収

インドアサイクリング界にビッグニュースが飛び込んできた。バーチャルライドで圧倒的な存在感を誇る米国発のフィットネスプラットフォーム「Zwift(ズイフト)」が、実写映像をベースにしたライド体験で人気のチェコ発アプリ「Rouvy(ルービー)」を戦略的に買収したと発表した。
Zwiftはこれまで、ゲーム性の高い仮想空間とコミュニティの強さで市場をリードしてきた。一方のRouvyは、世界中の実在ルートをリアルな映像で再現することで、より“実走感”のある体験を提供してきた存在だ。
異なる強みを持つ両者の統合は、インドアサイクリングの新たなステージを予感させる。
バーチャルとリアル、異なる魅力を持つ2社

今回の買収について、Zwiftの共同創業者兼CEOであるエリック・ミンは「両社にとって大きな節目」とコメント。Rouvyが築いてきたリアルビデオ体験の価値を高く評価し、協力することでより強いサービスを提供できると語っている。
Zwiftは「より多くの人々を、より頻繁にアクティブにする」というミッションを掲げており、今回の買収によってその取り組みをさらに加速させる考えだ。
Zwift ReadyトレーナーがRouvyにも対応

近年、インドアサイクリング市場は再び成長フェーズに入っている。特にここ1年は、コロナ禍以降で最も速いペースで拡大しているという。
その背景には、スマートトレーナーの低価格化やセットアップの簡単さがある。初心者でも気軽に始められる環境が整ってきたことが、市場拡大を後押ししている。
今回の提携により、「Zwift Ready」対応のスマートトレーナーや「Zwift Ride」フレームがRouvyでも使用可能になる。これにより、ユーザーはRouvyの実写ルート体験をより手軽に楽しめるようになる。
今後数か月にわたり、さらなるアップデートも予定されている。
両ブランドは独立運営を継続
買収後も、ZwiftとRouvyはそれぞれ独立したブランドとして運営を続ける。サービスのロードマップやサブスクリプションプランも、引き続き別々に展開される予定だ。
RouvyのCEO兼創業者であるペトル・サメックは、今回の買収について「私たちが築いてきたコミュニティとリアルルート体験が評価された証」とコメント。これまでと同じチームで、同じ理念のもと、ライダーの目標達成を支えていくとしている。
また、Zwiftのハードウェアエコシステムと組み合わせることで、インドアサイクリングの世界にさらに新しい体験を生み出せると期待を示した。
インドアサイクリングの進化に注目
取引の詳細は明らかにされていないが、今回の動きがインドアサイクリング業界に与えるインパクトは小さくなさそうだ。
Zwiftが得意とするバーチャル空間でのコミュニティ体験と、Rouvyが強みとする実写ルートによるリアルな走行感。その2つが今後どのように融合していくのか。
バーチャルとリアルの境界を越えた、新しいインドアサイクリング体験の進化に注目したい。
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Bicycle Club編集部
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