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火を囲み土地の味を焼く身軽な焚き火キャンプ|モデル仲川希良の「親子でやさしい外あそび」#8

モデルでフィールドナビゲーターの仲川希良さんによる親子連載。大人も子どもも、がんばりすぎずに外あそびを楽しむヒントをゆるりとご紹介。今回は、千葉県山武市にある有野実苑でのキャンプについて綴ってくれました。

火を囲み土地の味を焼く身軽な焚き火キャンプ

アウトドア好きというと、道具をばっちり揃えたキャンプを好むように思われがち。たしかにキャンプはするけれど、我が家にあるのは産前から使う山岳テントと寝袋、山用調理器具が最低限。車もないし、乗りもの酔いがひどい息子のためにも、できるだけ電車移動を心がけています。

▲今回利用したキャンプ場・有野実苑の最寄は成東駅。都心部からは特急”しおさい”を利用。駅前でレンタカーを借りました
▲私と息子のバックパックに、保冷バッグ。荷物はこれだけ。片付けも楽々!

最近は、コテージやバンガローを利用した、荷物最小限のスタイルが定着してきました。家族全員が好きなのは、火を眺めることと、地のものを焼いて食べること。目的を焚き火に全振りして、あとはキャンプ場のサービスに頼ろうというわけです。

▲さまざまなスタイルのキャンパーを受け入れてくれる有野実苑。共有部はとても便利で安心感ありつつ、それぞれのサイトはしっかり独立感も◎。宝探しや射的など、子どもが喜ぶミニイベントが適宜開催されていて盛り上がる
▲キャビンタイプの室内。同行したキャンプ初心者の姉と姪は、キャビンのエアコンと、共用の岩風呂があることに安心したみたい

先日訪ねたのは、千葉県山武市にある有野実苑。2年前に利用したログキャビンが快適で再訪しました。持参したのは、寝袋、着替え、洗面用具。バックパックひとつに収まります。現地調達がしづらい焼き網と紙皿類は事前に100円ショップで購入し、大きな保冷バッグにイン。あとはこのバッグに、地元の食材を買い集めながらキャンプ場へ。焚き火台や調理器具は、すべて借りる計画です。

▲直売所・橋本水産で、九十九里のハマグリとサザエをゲット。大粒!
▲特産・山武杉の板を使ってプランクBBQにも挑戦。地元ジビエのソーセージに、板の香りをうつして楽しみます。全て有野実苑で購入

山武市の春はおいしいものがいっぱい!サザエにハマグリといった外房の海の幸。平野部は近隣の大都市を支える野菜の生産が盛ん。買い出しをとおして産業への理解が深まります。

▲ただ焼くだけでこんなにも美味しい、新鮮な食材。子どもたちには焼き上がりまでの待ち時間、千葉県産落花生の食べ比べセットを用意。デザートにはテッパンのスモアも。火の管理と食べるのに必死で、写真少なめ……!

子どもといっしょにおこした火を囲み、次々焼く新鮮な食材を頬張り、夜の暗闇と星空を楽しんだら、キャビンでぐっすり。ちょっぴり非日常、でも親も子も疲れないキャンプ。朝ごはん代わりに、併設の農園でイチゴ狩りをたっぷり満喫して締めくくりました。

▲食べ比べが楽しい、有野実苑のイチゴ狩り。この日は13もの品種が! 山武市成東は国道126号がストロベリーロードと呼ばれるほど、苺農園が集まっている。有野実苑併設の農園では、敷地内の落ち葉や焚き火で残った灰を活用しているそう。ブルーベリー狩りや野菜の収穫など、季節によってさまざまな体験ができる

親子に役立つプチ情報

道の駅 オライはすぬま

地元産の食材の買い出しや、お土産選びにピッタリの道の駅。海水をまいて育てる甘くて立派な「海水ねぎ」を発見。じつは千葉はネギの生産日本一。山武の春はあちこちにネギ畑が広がる。
千葉県の郷土料理である、柄入りの太巻き寿司も購入。早場米として知られる地元のお米を使用。

海の駅 九十九里

到着日のお昼ご飯は、道の駅ならぬ海の駅で、とれたての海鮮を!フードコートのほかに、直売所やイワシ漁の資料館も併設。私は春告魚の異名を持つ白魚をチョイス。デザートには落花生アイス。子どもたちは初めて見るアコウダイに釘付け。

ひこうきの丘

飛行機好きのお子さんがいる方はぜひ、成田空港方面へ寄り道。滑走路が目の前の「ひこうきの丘」では、大迫力の離着陸が体感できて、大人も興奮。近くにある航空科学博物館も面白そう!

お役立ちアイテム

フエゴパーカ

今回着た黄色いジャケットは、モンベルのフエゴパーカ。難燃性素材なので焚き火の火の粉が飛んでも安心。適度な防風性もあり、中に薄手ダウンやフリースを重ねて、朝晩の気温差にも対応できます。

バロウスーツ

息子の寝袋は、モンベルのバロウスーツ。着たまま動き回れるし、そのまま眠れる。キャンプで興奮した子どもにピッタリ。非日常の環境で寝袋で寝る体験は、防災にも繋がると考えています。

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PROFILE

仲川 希良

ランドネ / モデル/フィールドナビゲーター

仲川 希良

テレビや雑誌、ラジオ、広告などに出演。登山歴はランドネといっしょの14年。里山から雪山まで幅広くフィールドに親しみ、その魅力を伝える。一児の母。著書に、『わたしの山旅 広がる山の魅力・味わい方』『山でお泊まり手帳』

仲川 希良の記事一覧

テレビや雑誌、ラジオ、広告などに出演。登山歴はランドネといっしょの14年。里山から雪山まで幅広くフィールドに親しみ、その魅力を伝える。一児の母。著書に、『わたしの山旅 広がる山の魅力・味わい方』『山でお泊まり手帳』

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