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尾瀬の木道を、これからも歩き続けるために。「ぐんま尾瀬入域協力金」社会実験が始まります

夏の尾瀬は、湿原を彩る植物が青々と茂り、静かな木道歩きが楽しめる季節。一歩ずつ、自然のなかを進むたび、私たちは尾瀬の懐に少しだけお邪魔させてもらっている——そんな気持ちになったことはありませんか。

美しい景色のなかに敷かれた木道や登山道を、これから先も残していくため、新しい取り組みが始まります。群馬県、環境省関東環境局、片品村、尾瀬保護財団などでつくる協議会が、鳩待峠と大清水から入山する方を対象に、任意の「入域協力金」をお願いする社会実験をスタートします。

令和8年度ぐんま尾瀬入域協力金(社会実験)の概要

  • 期間:令和8年8月10日(月)〜8月19日(水)有人での収受/令和8年9月11日(金)〜9月20日(日)無人での収受
  • 場所:鳩待峠・大清水(尾瀬国立公園群馬県域)※上記入山口以外の場所(御池、沼山峠など)では実施していません
  • 協力金額(任意):500円/口(目安)※中学生以下の子ども、管理者等は対象外/協力いただいた方には、協力者証をお渡しします
  • 使い道:木道の維持管理、登山道の整備、自然景観の保全 等

いただいた協力金は、尾瀬の木道の維持管理や登山道の整備、自然景観の保全などに活用される予定です。私たち一人ひとりの「ありがとう」の気持ちが、次にこの場所を訪れるだれかのための木道になる。そう思うと、この協力金も尾瀬を歩く楽しみのひとつになるかもしれません。

※本協力金は公衆トイレの維持管理には使用しません。公衆トイレをご利用の際は、別途トイレチップにご協力ください。

▲痛んでいる木道

尾瀬を歩いていると、こうして傷んだ木道や、シカから植生を守るための柵に出会うことがあります。目には見えにくいけれど、尾瀬の自然はいつもだれかの手によって支えられている。今回の協力金も、その手のひとつになります。

▲シカ対策の植生保護柵

この社会実験は令和8・9年度の2カ年で行なわれる予定で、令和9年度は協力金額の目安など実施手法を見直し、異なる条件で改めて行なわれる見込みです。群馬県は今後、尾瀬国立公園にまたがる新潟県・福島県・栃木県とも情報を共有し、制度のあり方を検討していく方針とのこと。

尾瀬は、訪れる人と守る人がともに手を取り合ってこそ、次の世代へとつないでいける場所。この夏尾瀬を歩く方は、ぜひ知っておいていただきたいニュースです。

詳しくは群馬県公式サイトをご覧ください。
https://www.pref.gunma.jp/page/763241.html

お問い合わせ
ぐんま尾瀬入域協力金実証実験協議会(構成団体:群馬県、環境省関東環境局、片品村、(公財)尾瀬保護財団 等)
事務局:群馬県尾瀬保全推進室
TEL:027-226-2881

尾瀬保護財団「ツキノワグマとの共存」ページがリニューアル

尾瀬は、私たち人間だけの場所ではありません。ツキノワグマも、この豊かな自然のなかで暮らす大切な仲間です。

尾瀬保護財団の「ツキノワグマとの共存」ページがリニューアルされ、目撃情報や出会わないための工夫がわかりやすくまとまりました。クマ鈴を鳴らして歩く、食べものを落とさない、もし出会っても写真は撮らずそっと離れる——。尾瀬歩きの出発前に、ぜひご覧ください。

尾瀬保護財団「ツキノワグマとの共存」ページはこちら
https://oze-fnd.or.jp/ozd/br/

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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