
最北端の百名山へ!絶景& 急登な利尻山・鴛泊コース|ポレポレ!~猪俣親子の登山日記~
ランドネ 編集部
- 2026年10月28日
子どものために、そして自分のために。歩き出した先で見た景色の数々は、ふたりの心に刻まれ、また次の目的地を探し続けていくのです。ここでは、フォトグラファーとして活躍する猪俣慎吾さんと、その息子たっちゃんのアウトドア旅のようすを紹介します!
TOPIC 1|島を味わうキャンプ泊


「夏休みはどこに行こう?」「今年は涼みに北海道へ行こう!」。そんな話を息子として行き先を決め、夏休みが始まった途端、フェリーに車を載せて出発してしまった我々親子。最近の旅は、キャンプだけでなく、登山も盛り込むのが定番のスタイルになってきた。
息子は体力には自信があるらしく、どういうわけか過酷な山ばかり登りたがる。しかし、そこは父親である自分が審判員。あまり危険な山を選んでしまうと、妻も心配してしまうのだ。そこで今回は、体力自慢の息子にとっておきの山を選んだ。


その山は日本百名山最北端の「利尻山」。稚内港からフェリーに揺られること約1時間40分。海の向こうに空高くそびえる利尻山が姿を現した。海から一気に立ち上がるような、鋭く尖った利尻山の姿は、想像以上に雄大だった。「利尻山、やばくない?」と息子に聞くと「楽しそう!」と怖気づくようすはなく、自信満々だ。




その日はキャンプ場に泊まり、翌日の登山の準備を整える。コースタイムは9〜11時間。テントからその山容を眺めながら床についた。
TOPIC 2|9 時間コースの本格登山へ


翌朝4時に起床し、鴛泊登山口を5時に出発。斜度のある登山道をひたすら登っていく。途中「胸突き八丁」の看板を発見。「胸を8回叩くくらいキツい上り」という意味らしいと、不安を覚える父を尻目に、息子は淡々と上っていく。








山頂付近までたどり着くと、登山道のあちこちで崩落が進んでいた。狭い登山道を慎重に進み、登り始めて5時間、ついに山頂へ。360度に広がる大パノラマを眺めながらひと息つく。山頂にはロッククライミングでしか登ることのできないローソク岩があり、「将来あれに登りたい!」という息子。山頂の神社で親子の安全と、これ以上利尻山の崩落が進まないことを願う。


歩行時間:8時間55分
鴛泊登山口~(2時間)~第1見晴台(6号目)~(1時間10分)~第2見晴台~(30分)~利尻避難小屋~(30分)~9合目~(1時間)~利尻山~(1時間5分)~利尻避難小屋~(1時間15分)~第1見晴台~(1時間25分)~鴛泊登山口
経験を積んだあとに目指したい山
利尻山は高低差1,500mにおよび、往復9時間~ 11時間かかるロングコースだ。遅くとも登山口を早朝5時には出発しておきたい。途中には山小屋や水場は一切なく、すべて自分で水分・食料を持っていく。水はひとり最低2L は準備しておきたい。下山後は近くの温泉施設で疲れを癒すのがおすすめ。
フォトグラファー猪俣慎吾さん・たっちゃん

おなじ1月22日生まれの親子。息子は2歳からキャンプを始め、9歳で47都道府県キャンプ場宿泊制覇達成。2025年には10歳でキリマンジャロ登頂に成功。親子でキャンプと登山で世界中を周るのが密かな夢。
Instagram@inomatacampphoto
SHARE
PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
RECOMMEND ITEM
[ 公式オンラインショップおすすめアイテム ]




















