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アプローチは違っても、全部雪山登山!雪山の登り方・おさえておきたい入門編!|PEAKS 2026年1月号

雪山のアクティビティはいくつもある。スノーシューハイキングは特別な技術が要らないので、簡単に雪山の世界を体験できる。滑りに慣れていればバックカントリースキーやクロスカントリースキーを始めやすい。ロッククライミングに自信があればアイスクライミングも楽しめるはずだ。

そして、雪山登山はそれらの技術を総動員して山に登ることといえる。スノーシューやスキーを履いたまま頂上に立つこともあるし、ルートによっては氷壁を登攀することもあるからだ。ひとつのアクティビティを追求するのも、複数の遊びをかけ合わせるのもおもしろい。夏山との違いを学んで雪山ライフを楽しもう!

編集◉PEAKS編集部
文・写真◉吉澤英晃
イラスト◉Hisae Sasaki

雪山登山

~すべてのベースがここにある~

雪山に登るとき、雪が深ければワカンやスノーシューを使い、スキーを履くこともある。氷の壁が出てきたらアイスクライミングの要領で越えなければならず、しまった雪の上ではアイスアックス&クランポンで行動する。雪山登山にはあらゆる要素が詰まっている。

スノーシューハイキング

~まずは雪の上を歩く体験から~

スノーシューでフカフカの雪の上を歩く遊び方。傾斜の緩い地形で行なわれることが多く、必ずしも山頂をめざす必要はない。ツアーが企画されることも多いので、雪山入門にぴったり。雪山登山の第一歩として、スノーシューツアーに参加してみるといいだろう。

バックカントリースキー

~無垢の雪面にドロップイン~

圧雪されていない山の斜面を滑走するバックカントリースキー、もしくはスノーボードが近年人気だ。バフバフのパウダースノーを滑ったときの浮遊感は、バックカントリーでこそ得られる特別な体験。残雪期に楽しめるザラメ雪の斜面も板が走って気持ちがいい。

クロスカントリースキー

~歩いて滑って遠くへ行こう~

同じスキーでも、滑りに特化したバックカントリースキーと違い、クロスカントリースキーは歩くことに特化した遊びといえる。雪面にグリップするウロコ状の特殊な凹凸のある板を履いて、慣れれば登りも下りもノンストップで行動可能。気持ちのいい雪上ハイキングを楽しめる。

アイスクライミング

~自然の造形を登る楽しみ~

凍った滝を登る遊びがアイスクライミングだ。天然の氷瀑は山奥にあることが多く、アプローチには雪山登山の基礎能力が欠かせない。さらに、基本的なクライミング技術、強靭な精神力も必要。八ヶ岳の赤岳鉱泉には例年、手軽にアイスクライミングを楽しめる人工氷瀑が現れる。

こんな所に気を付けたい! 夏山と違う雪山の注意点

イメージしやすい特徴に寒さがあり、日照時間の短さなども当日の行動に影響する。雪山の登り方がわかったら、安全に楽しむために夏山との違いを覚えておこう。

●日照時間が少ない

夏と違い、冬は17時前にすっかり暗くなってしまう。さらに樹林のなかだと日没時間を待たずして足元が見えにくくなるので要注意。日中に行動を終えられる余裕をもった計画を立てること。

●登山口が変わることがある

雪が積もると道路が閉鎖されてしまい、夏の登山口まで車で入れないことも。登山ルートも夏と同じとは限らず、登山道どおりに歩くとかえって危ないこともめずらしくない。下調べを念入りに行なおう。

●営業していない山小屋が多い

水場、トイレ、売店など、山小屋が営業していないとそれらすべてを利用できない。山小屋のサポートを受けずに山に登る自信がなければ、冬も営業中の山小屋をベースに計画を立てるといい。

●生身の状態では生命を維持できない

雪山の環境は、必要な対策を講じなければ人間が生きられない世界といえる。いくらウエアを着込んでも、風雪に晒され続ければ命は一晩ともたないだろう。厳しい現実に対して万全の準備で臨むこと。

●食べ物や飲み物が凍る

氷点下が当たり前の雪山では、食べ物や飲み水が凍ってしまう。食べ物は脂質を多く含んでいると凍りづらく、筆者は菓子パンや和菓子を好んでいる。水分は保温ボトルにお湯を入れて携行しよう。

●雪崩の危険性がある

雪崩は谷地形で発生するイメージが強いが、条件が揃えば尾根上でも起こりうる。目安として30~60度の斜度の地形がもっとも雪崩れるリスクが高いといわれている。積極的に雪崩について学習しよう。

 

GALLERY

大雪山/石室手前から旭岳を望む(撮影:平野 篤、撮影時期:2月)
くじゅうの霧氷/久住山避難小屋手前(撮影:平野 篤、撮影時期:1月
伊那前岳と宝剣岳/宝剣山荘付近(撮影:@PEAK TUNES、撮影時期:2月)
五竜岳/五竜岳山頂手前(撮影:平野 篤、撮影時期:4月)
南アルプスを望む/木曽駒ヶ岳(撮影:澤田聖司、撮影時期:2月)
ヤマガラ/水沢山(撮影:吉澤英晃、撮影時期:3月)

 

※この記事はPEAKS[2026年1月号 No.176]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
※最新の情報を直接ご確認の上ご計画ください。

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PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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