
【新製品】アークテリクスの万能ジャケット&パンツ「ベータSV」がさらに進化!
PEAKS 編集部
- 2026年02月27日
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アークテリクスのラインナップのなかでもタフさと汎用性で高い信頼を得ていた「ベータSV」が、さらなる進化を遂げて帰ってきた。
最新の環境配慮型素材「ePEメンブレン」を採用しながらも100デニールという堅牢な表地を採用した、新生「ベータSVジャケット」と「ベータSVパンツ」だ。
文◉PEAKS編集部
アークテリクスとは?過酷な山岳環境で支持される理由

アークテリクスは、高機能アウトドアギア界でもひときわ高い支持を集めるカナダ発祥のブランド。過酷な環境下でも信頼できるギアを求める登山者はもちろん、トレイルランナーやバックカントリースキーを楽しむ人々などにも広く愛用されている。
そんなアークテリクスから、この春、新たなハードシェルジャケットとパンツがリリースされた。それが「ベータSVジャケット」と「ベータSVパンツ」だ。これまでの「ベータ」シリーズの進化版として、より過酷なアルパインハイクを想定したスペック強化モデルとなっている。

「ベータ」シリーズとは?「アルファ」との違いは?
ご存じのとおり、アークテリクス製品には「アルファ」「ベータ」「ガンマ」「シータ」などのシリーズ名がある。
大雑把に言えば、「アルファ」はクライミングやアルパイン向けのシリーズ。たとえば、ハーネスの着用を前提に丈はやや長め(お尻がちょうど隠れる程度)に設定されている。
対して今回紹介する「ベータ」は、あらゆる山のアクティビティに対応する「汎用性」を追求したシリーズ。本格的な縦走からバックカントリースキーまで、フィールドを選ばないのが強みだ。丈はアルファより短め(お尻が半分くらい隠れる程度)の過不足ない長さ。つまり、「これ一着あれば、どんな山でも行ける」というのがベータの立ち位置だ。
「SV」の意味とは?シビア(Severe)グレードの特徴
また、モデル名の末尾につく「SV」という2文字は「シビア(Severe)」、つまり「過酷な環境」を意味している。ほかには「SL(スーパーライト)」「LT(ライトウェイト)」「AR(オールラウンド)」などがあるが、そのなかでも悪天候や過酷な環境下での耐久性・防水性・透湿性にもっとも優れたグレードを示している。冬の厳しい寒さや何日も降り続く雨のなかでの行動などでも高いプロテクションを発揮するように設計されている。

ベータSVジャケットの進化|100デニール化&ゴアテックスプロ(ePE)採用
今回のアップデートでもっとも注目すべきは、「タフさ」の進化だ。従来のベータSVは80デニールだったが、今回は100デニールの表地が採用された。
数字だけ見ると「重くなったのでは?」と思うかもしれないが、最新の「ePEメンブレン」のゴアテックスプロを採用することで、重量はほぼ変わることなく、より高い耐久性をもたせることが実現できている。

次世代素材ePEメンブレンとは?PFASフリーの環境配慮型ゴアテックス
「ePEメンブレン」についても軽くおさらいしておこう。かつてのゴアテックスの膜(メンブレン)には「ePTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)」というフッ素樹脂が使われてきたが、「ePE(延伸ポリエチレン)」は、その名のとおりポリエチレンをベースにしている。
最大の特徴は、製造過程で環境負荷の高いフッ素化合物(PFAS)を使用しない環境配慮型素材であること。それでいて、従来のゴアテックスに引けを取らない最高レベルの防水透湿性を維持している。さらにePEメンブレンは従来よりも薄くて軽い。今作「ベータSV」の表地が80デニールから100デニールにアップしたにもかかわらず重量がほぼ変わっていないのは、このメンブレンの軽量化が大きく貢献しているのだ。
ベータSVジャケットの特徴
タフさと快適性を両立した「ベータSVジャケット」。その特徴を詳しく見ていこう。
ヘルメット対応のストームフード
3点のアジャスターで締まり具合を調整でき、視界を妨げることなく悪天候でもしっかり頭部をガード。

2Wayフロントジッパー
フロントジッパーは体温調節やビレイ時に使いやすい2Wayジッパーを採用している。

計5つの収納
チェスト・ハンド・内側など計5つのポケット付き。チェストポケットはハーネスと干渉しにくい配置になっている。

製品スペック:アークテリクス/ベータSVジャケット

- 価格:132,000円
- 重量: 480g(メンズM)、 429g(ウィメンズS)
- サイズ:XS〜XL(メンズ)、XS〜L(ウィメンズ)
- カラー:全3色(メンズ)、全3色(ウィメンズ)
ベータSVパンツの特徴
ジャケット同様に、耐久性に優れた素材と動きやすさを両立した「ベータSVパンツ」についても見てみよう。
こちらも同じく100デニールのタフな生地を採用し、さらに裾の内側にはクランポンガード(アイゼンガード)を装備。
フルサイドジッパー仕様なのでブーツを履いたまま着脱できる。立体裁断のおかげで岩場など足を高く上げるような場面でもストレスがない。
製品スペック:アークテリクス/ベータSVパンツ

- 価格:84,700円
- 重量: 439g(メンズM)、 436g(ウィメンズS)
- サイズ:XS〜XL(メンズ)、0〜6(S,R)
- カラー:全2色(メンズ)、全2色(ウィメンズ)
「10年無償保証」でさらに安心
「天候が変わりやすい高山域」や「風雨にさらされやすい稜線歩き」といった局面でも、ベータSVは頼りになる。ハードシェルとしては最高峰価格帯といえるベータSVは決して安い買い物ではない。けれど、この一着がもたらしてくれる安心感と、過酷なフィールドでの快適性を考えれば、その価値は十分すぎるほどある。
また、下記アークテリクスのゴアテックスアパレル製品が「10年無償保証」へ!「BIRD AID」が進化の記事で紹介したとおり、2026年2月よりアークテリクスのゴアテックスアパレル製品は「10年間の無償保証」へと大幅アップデートされた(ただし条件や対象制限あり)。この手厚いサポートも、購入決断の力強い後押しになるだろう。
アークテリクス ゴアテックスアパレル製品保証プログラム 特設ページ
「今年の冬、そして来シーズンは、もっと高い山へ、もっと過酷な季節へ」。そう考えている登山者にとって新生「ベータSV」は頼もしいパートナーになってくれるはずだ。より詳しい情報は、2026年3月13日発売の小誌『PEAKS 2026年5月号(No.177)』でもお伝えするので、そちらもぜひチェックを!
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。





















