
2026年度の気になる山の話題をお届け!【今号のPEAKS HEADLINE】|PEAKS 2026年5月号
PEAKS 編集部
- 2026年04月07日
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好評発売中「PEAKS 2026年5月号(No.177)」より、誌面記事の一部をご紹介します!
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文◉池田 圭
【CHALLENGE】田中陽希さんが「台湾百岳ひと筆書き」に挑戦
アドベンチャーレーサーの田中陽希さんが、新たに「台湾百岳ひと筆書き Great Traverse(仮)」へのチャレンジを発表した。この挑戦は55年前に選定された100座「台湾百岳」すべてを自らの脚だけで結び、1本の線として踏破しようというもの。台湾百岳とは、標高3,000m以上の山々を長く歩き続けられることを念頭に選定されている。

台湾には3,000m級の山々が200座以上もひしめき合い、日本のような有人の営業小屋はほぼ存在しない。必然、2週間分ほどの食料とテント泊装備を背負って3,000m級の山々を繋ぎながらの長期縦走を繰り返すハードな挑戦となりそうだ。期間は、天候が安定しやすい10月頭から3~4カ月ほどを予定している。
事前踏査を進めてはいるが、まだ足を踏み入れていない地域も多く、わからないことばかりだそう。

【ACCOMMODATION TAX】長野県が6月から宿泊税を導入へ
長野県で6月1日から宿泊税が導入される。1人1泊6,000円以上の宿泊に対して200円の定額制(2029年6月以降は300円)で、同県内に建つ山小屋も課税対象となる。長野県は向こう5年間で108億円程度の税収を想定しており、山小屋を含む宿泊施設の滞在環境や機能向上、自然公園における園路や遊歩道のバリアフリー化や案内板の多言語化、アウトドアガイドの養成などにも充てられるそう。

山小屋によっては現金で徴収する可能性もあるため、トイレと宿泊税用の小銭を持ち歩くのが今後のスタンダードになるかもしれない。ちなみに、東京都も宿泊税を見直し中で、今後は山小屋も課税対象に追加される見込み。
松本市や白馬村など、独自に宿泊税の課税を予定している市町村では税額が異なる可能性がある。
【WILDFIRE】各地で山火事が多発。記録的な少雨が影響か
東・西日本の太平洋側では、「30年に1度」といわれるほど降水量が極端に少ない状況が続く影響もあり、昨年末から全国各地で大規模な林野火災が相次いだ。山梨県の上野原市と大月市に跨る扇山では、17日間に渡って396ヘクタール(東京ドーム約85個分)が焼失。丹沢の塔ノ岳に至る人気ルート・大倉尾根でも、堀山の家が全焼して登山道の通行規制がかかったことも記憶に新しい。
出火原因は未だ不明だが、海外の山火事は雷などによる自然発火が多いのに対し、日本の出火原因は焚き火やタバコの不始末といった人的要因がほとんど。5月までは降水量が少ない状況が続く予報のため、登山時は普段以上に火の取り扱いに十分な注意を心がけたい。
大倉尾根の茅場平と堀山の家の東側の斜面など、標高差150mほどの範囲にわたって焼けた。

※この記事はPEAKS[2026年5月号 No.177]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
※最新の情報を直接ご確認の上ご計画ください。
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PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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