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クラシックな装いに身を包み南房総を堪能するライドイベント『FERRO Mari e Monti』がゆるっと楽しかった!

皆様はじめまして。
eBIKE LIFEで執筆させていただいておりますインスタグラマーの『貧脚お姉さん』と申します。
普段は専らロードバイクに跨る私ですが、実はCOLNAGO社製のクロモリバイクMASTERを納車しました。
今回は納車記念にヴィンテージ系のイベントへ初参戦してきましたのでその様子をお伝えしていこうと思います!

(c) Rocky

初イベントに選んだのは記念すべき第10回目の開催を迎える『FERRO Mari e Monti』
なんと、後援団体にはイタリア大使館の名前が。イタリアンバイク大好きな私にとってはたまらないイベントです。
貧脚の名の通り、ロードバイクのイベントではギリギリの完走ばかりしている完走の達人なのですが、今回のイベントはいかほどに。

千葉県最大!ヴィンテージの世界を堪能するライドイベント

(c) Rocky

千葉県南房総の海と山を舞台に開かれるヴィンテージ系のバイクイベント。
メイン会場は鋸山美術館となり、ライドイベントの参加者はなんと…無料で入場することが出来てしまいます!!
美術館好きな私にとっては2度美味しい。時間がなくてしっかり中を見ることは叶いませんでしたが、庭園があったり、彫刻などの立体的なアートの展示がお出迎えしてくれたりと素敵な空間。
2日間参加される方は美術館を楽しむのもいいかもしれません。

1日目にはこの美術館を会場としていくつかの講演会が開催されていました。ドキュメンタリー映画の上映会も行われており、自転車文化を学びたい方にもうってつけのイベントです。

美術館の駐車場では、ヴィンテージ系のウェア等のブースが立ち並ぶフリーマーケットを初めとし、自転車自慢コンクールも開催されます。
また、都内から千葉県まで自転車を解体せずに電車へ乗車できる『B.B.BASE』を使用したツアーも開かれます。
残念ながら私は1日目は不参加でしたが、B.B.BASEのツアーは自転車ビギナーや貧脚にも優しそうなので次回は参加したいと思います。

2日目はイベント本番!
クラシックバイクに跨り房総半島を堪能する、なんとも心地のいいライドイベントです。

初日に開催されていたフリーマーケットも引き続き朝から出展されているので、朝早く到着してウールのウェアを購入…そのまま着替えてイベント参加するのも楽しいかも。
ちなみに、コースは4種類あります。
ご自身の走力に合わせてコースを決めるといいかもしれません。
初めての方や、坂を登り慣れていない方はファミリーライドもラフに楽しめるのでおすすめ。

ファミリーライド 20km
ショートルート 65km
ミドルルート 100km
ロングルート 120km

クラシックバイクって制約はある?どういった自転車で参加される方が多い?

イベント名にもあるFERROは鉄という意味のイタリア語です。
なのでクロモリバイクでの参加が圧倒的に多いのですが、カーボンバイクの方もちらほらお見かけしました。
ファミリーライドやショートルートでは自転車の制約が比較的緩く、1989年〜2025年製造の自転車での参加が可能です。
逆にミドルルートやロングルートは前輪がとても大きなペニー・ファージングや1988年までのクラシック自転車でのみ参加が可能です。

実際にペニー・ファージングで出走される方も。
丁寧にメンテナンスされていらっしゃる自転車はご本人が組まれたそう。
100kmのミドルルートでの参加とのことでしたが途中で引き返すことも出来るのでコンディションに合わせて走りますと仰っていました。
速さや完走することが全てではなく、走ることを純粋に楽しまれていることが伝わってくるお言葉でした。
そして、当時を意識したファッションはよく見るとネクタイにペニー・ファージングのイラストが…!
チェック柄のクラシックさと相まってコーディネートのワンポイントとなっていて素敵ですね。

タンデムバイクで出走されるご夫婦も。
私と同じショートルートでのご参加で、たくさんお話しさせていただきました。
こちらのお二人は毎回ご参加されていらっしゃるようで大会の名物になっているそうです。
第一エイドまで後ろを走らせていただいたのですが、とても軽快に息の合った走りをされており感心してしまいました。
グレーをメインにしたコーディネートが合っていたのでペアルックなのかなと思ったら、たまたまとのことで…ファッションにおいても息の合ったお二人で癒されました。

とても速い方もたくさんいらっしゃいますが、スピードだけではなくその場の空気を楽しまれる方が圧倒的に多いイベントだと感じました。
自転車と同じ時代の衣装に身を包み、当時の人々になりきり、当時を懐かしみ、楽しむ。そんな楽しみ方ができるゆったりとした空気が流れるイベントです。
まだクラシックバイクを持っていないから参加できないよという方もショートルートまでならバイクの制約も緩く参加できるのでまずは空気を体感してみるのもいいかも。もちろんフリーマーケットのみの参加や応援参加もありです。

ファッションにもこだわりが。特に目立ったアイテムとは。

会場内で特に目立ったアイテムのひとつに『カスク』があります。
会場内で特に目立ったアイテムのひとつに『カスク』があります。「カスク」はフランス語でヘルメットを意味しますが、一般的にはかつてのクラシックレースで使用されていた革製のものを示します。
革を使用した簡易的なヘルメットで、サイクルキャップを被った上から装着することが多く、カジュアルでクラシックな雰囲気なのでヘルメットが苦手な方でも付けやすいアイテムです。(※編集部注 安全の観点からSGマークやJCFなどのマークが付いているがヘルメットを推奨します。ただし、ここではスタイルを尊重して紹介しています)

現代でも入手しやすいのはrin projectで販売されているカスク。
会場でもブース出展されていたり、FERRO Mari e Montiとrin projectがコラボしたオリジナルカスクが販売されていたりしました。
普段は、浅草にある本店を始めとして大手スポーツバイクショップなどでも販売されているメーカーなので一番手に取りやすいかもしれません。
クラシックな装いに身を包みたい方は是非チェックしてみてください。

ご主人様の手作りカスクを着用されていらっしゃるという方も。
他では見ないお色味だったのでお声をかけてみたところお手製とのことで驚きました。器用ですね。
革で出来ているので製作にコツは必要となりますが手作りできるところもカスクの魅力のひとつかもしれません。

貧脚お姉さんが実際に走ってみるとどうか。

私はショートルートでの参加にしました。

65kmで800upと聞いていたので意外と……激しいな……と思いつつも、ショートルート以上が写真撮影してもらいやすいよとのアドバイスを受け、ちゃっかりさんな私はショートルートをチョイス。
実際に定期的にカメラマンさんに撮影もしていただけて嬉しかったです。

(c) Rocky

こちらの写真のロッキーさんはミドルルートとロングルートを担当されたとのことですが、エイドなどでお会いしたタイミングで撮ってもらっちゃいました。
ちなみに、ヒルクライム歴はまさかの5回程。
そのうち800up以上した経験は2回のみ。
完走するのは難しいだろうなぁとは思いつつも、結論としてはちゃっかり完走しました。ちゃっかり。
貧脚なので遅いは遅いのですが、イベントに参加する際はしっかり時間配分を事前に考えてから走るのでギリギリ完走はできるのです。心配な方は時間配分術などを真似してみるといいかも…?

ショートルートは鋸山美術館(浜金谷駅のすぐ近くです)から、学校を道の駅へ改装した保田小学校を通り、大山千枚田に向かった後に最終エイドのカフェグローブへと進んでいくルートとなります。

道のキツさでいうと、保田小学校から暫くしてのヒルクライムと大山千枚田付近の畦道アップが一番の難所。
他はカフェグローブから鋸山美術館へ帰るまでの海風が少し強いと感じたくらい。
800upにはなってしまいますが、最初のヒルクライム区間さえ上り切ってしまえば後はほぼ平坦に近いです。
ただ、ヒルクライム頂上後も少し登っては下ってを繰り返すので登りはします。
下りの勢いをしっかり活かしてあげるとアップダウンは楽にクリアできるので、そこで体力を温存するといいかもしれません。
基本的には保田小学校からのヒルクライムの勾配が5〜7%程なので、そこさえ超えてしまえばあとは勾配が少しあっても楽には感じられると思います。
平坦で頑張ると時間に余裕ができるので、自分の得意なところで頑張るを意識するとストレスなく完走しやすそうです。

ヒルクライム初心者の方は勾配がきついところは無理せず押し歩きをしてもいいかもしれません。
ただ、エイドの制限時間もあるので時間配分だけしっかり行いながらいきましょう。
そこまでシビアな時間ではないので問題はないかと思います…!

房総の美しい景色、そして美味しすぎるエイドステーション

イベントの見どころのひとつとして、エイドステーションの豊富さがあります。
これでもかというくらい、地域ならではの美味しい食べ物を堪能できます。

第一エイドである廃校をリニューアルした保田小学校では、××年前を思い出す(乙女なので伏せておきます)机や椅子、黒板、職員室などなどのエモーショナルすぎるアイテム達が。

うきうきしつつ、スタンプを押していただき補給のシュークリームをゲットしにいきます。

千葉県名物のマッ缶ことMAXCOFFEEも一緒に糖分補給。

第二エイドの大山千枚田では、マイナスイオンたっぷりの原風景を眺めながらいただくお味噌汁とおにぎりが格別でした。

最終エイドのカフェグローブも近くに川が流れる絶景のロケーションでの休憩が疲れた体に沁みまくりです。

チョコチップマフィン、いちごのマフィン、バナナと飲み物をいただきました。
甘いもの多めで嬉しい。
写真を撮る前に我慢できず食べてしまったので別の参加者の方のトレーをぱしゃり。

完走できるか不安な方や初心者向きのコースはある?

ショートルートは私のようにスピードはそこまで出せないものの、ある程度普段から自転車に乗っている方であれば問題なく完走できそうです。
ちょっとチャレンジしてみたい!という方にもぴったり。
逆に『走れはするけれど、ラフに走りたいな』という方や、短距離向けのクラシックバイクに乗られている方はファミリーライドでゆったりと房総半島の景色を楽しむのもありかもしれません。
時間に余裕もあるので、残った時間で美術館を堪能したり、ゴールする参加者の皆様に声援を送ったり、また別の楽しみ方ができそうです。

そうそう。
このイベントの楽しいポイントのひとつに『ゴールした皆が主役になれる』というところがあります!
いつもレースやイベントでは最後尾を頑なに守り抜く貧脚お姉さんなのでゴール後に声援を浴びまくったことがあまりありません。(皆、帰っちゃうから仕方ないのです……。)
なのですが、FERRO Mari e Montiでは信じられないほどの声援をいただいてしまいました!!!
スタッフの皆様の盛り上げレベルの高いこと高いこと。優勝者への声援ばりの声援をいただき最後の最後にとっっっても嬉しかったことを今でも覚えています。
既にゴールしている方も一丸となり声をかけてくれるのでとても盛大で驚きました。
ですので是非、ゴール後も声援を送って楽しんでください。

家に帰ってからも思い出に浸れるお土産もたくさんあり

楽しい思い出が一番のお土産ですが、ライド後のお土産が豪華でした。
オリジナルの缶バッチ、DIXANのコーヒー豆、そして見波亭のバウムクーヘンまで!!!
エイドとお土産だけでひょっとしたら参加費にはなってしまうのでは……と少し心配になるくらい。
房総半島の美味しいものを帰ってからも堪能できちゃうなんてとても嬉しいですね。
そしてもちろん、オフィシャルカメラマンさん達が撮影してくれたお写真も後日購入が可能です。
美味しいお土産のほかに、楽しかった思い出までお土産にできちゃいます。

あ〜楽しかった。

最後に、新しい愛車COLNAGO MASTERをご紹介

クロモリのレーシングバイクといえばMASTERと言っても過言ではない、そんな速さに特化したバイクです。
一見すると貧脚向けではないように感じますが、そのようなこともなく意外とどんな方でも乗りやすいように感じます。
乗り心地硬めと聞いてはいたのですが、普段からロードバイクに乗っている自分としてはクロモリならではの反発力を感じるため特段硬くは感じませんでした。
しかし、レーシングバイクとして名高いだけあるのか高速域を出すまでが早いこと。
乗り手の足に合わせて自転車がスピードを上げていくような、一体感のある乗り心地です。
クイックなハンドリングも日本の地形では活かしやすそう。

乗り心地はもちろんですが、塗装の美しさもピカイチ。
本来、シンプルな見た目を好む私ですがMAPEIカラーを知り見れば見るほど惹かれていきました。
実物も線一本一本が丁寧に描かれており、センスを感じざるを得ない外観に……。
生産台数も多くはなさそうなのでサイズによっては在庫がない物もあるとのことですので、気になる方はお早めに。

そして、冒頭でもお伝えしましたが私はイタリアが大好き。
そんな私も大満足のMade in Italyです。
実は私がオフィシャルライダーをさせていただいておりますKASKもMade in Italy
品質の良さと、クラフトマンシップに惹かれてしまいついつい選んでしまいます。
独特のゆったりとした優雅さに魅力を感じるため、イタリアンメーカーが好きなのです。

気になる方はぜひCOLNAGOの正規取扱店にお問い合わせください。

クラシックバイクに乗る皆様、これからお迎えしたいという皆様…ぜひ次回のFERRO Mari e Montiでお会いしましょうね。
とても楽しかったので私もまた参加したいです。

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PROFILE

AMI貧脚お姉さん

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体育の通信簿が2でも自転車は楽しい!普段はロードバイクでゆるゆる走ったり、イベントゲストをしています。運動が得意な人も苦手な人も楽しめるeバイクをご紹介していきます。

AMI貧脚お姉さんの記事一覧

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