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弱虫ペダル・渡辺航先生もつくば山を駆け上がった 7年ぶりに復活!「ツール・ド・つくば2026」開催

7年ぶりの復活を遂げたヒルクライムイベント「ツール・ド・つくば2026」が5月31日、茨城県つくば市・筑波山で開催された。2019年大会を最後にコロナ禍の影響で休止していた関東屈指の人気イベントに、400人を超えるサイクリストが集結。会場には『弱虫ペダル』作者であり、弱虫ペダルサイクリングチーム総監督の渡辺 航先生も参加し、待望の復活大会を盛り上げた。

サイクリストの聖地・筑波山を駆け上がる

コースは平沢官衙遺跡をスタートし、不動峠、表筑波スカイライン、風返し峠を経て、つつじヶ丘駐車場へと至る全長約12kmのヒルクライムコース。高低差約500m、獲得標高約570mを誇る関東屈指の登坂ルートだ。

大会当日はスタート地点から風返し峠周辺まで全面通行止めが実施され、参加者は初夏の筑波山の自然を満喫しながらゴールを目指した。

弱虫ペダルサイクリングチーム、渡辺 航総監督も参加

左からつくば市長五十嵐立青さん、『弱虫ペダル』作者で弱虫ペダルサイクリングチーム総監督の渡辺航先生、竹田天飛選手、橋本英也選手、山田駿太郎選手、馬場慶三郎選手がオープン参加で出走

会場には『弱虫ペダル』作者であり、自身も日頃から筑波山周辺を走るサイクリストとして知られる渡辺 航先生も出場。弱虫ペダルサイクリングチーム総監督として参加者を激励し、大会を大いに盛り上げた。

さらに五十嵐立青つくば市長も会場に駆け付け、大会復活を祝福。つくば市は日本自転車競技連盟(JCF)との連携協定締結など、自転車を活用したまちづくりを積極的に推進しており、ツール・ド・つくば復活はその象徴的な取り組みのひとつとなった。

筑波山の名物ルートを駆け上がる12km

ツール・ド・つくば2026のコースは、平沢官衙遺跡をスタートし、不動峠、表筑波スカイライン、風返し峠を経て、つつじヶ丘駐車場へと至る全長約12kmのヒルクライムコース。高低差は約500m、獲得標高は約570mに達し、関東屈指のヒルクライムルートだ。

スタート直後は比較的平坦な区間が続くが、本格的な登坂は不動峠から始まる。不動峠は距離約3.8km、平均勾配約7%。筑波山を代表するヒルクライムスポットであり、週末には多くのサイクリストが訪れる名所として知られている。

不動峠を越えると、コースは尾根沿いを走る表筑波スカイラインへ。ここからは一気に登り切るのではなく、短いアップダウンが繰り返されるため、脚を休めるポイントが少ない。風の影響も受けやすく、単純な登坂力だけでなく、ペース配分や持久力も求められる区間だ。

最後は風返し峠からゴールのつつじヶ丘駐車場までの登り。疲労が蓄積した状態で迎えるラスト区間は、平均勾配こそ5〜6%程度だが、ゴール目前でありながら脚に厳しいフィニッシュとなる。

コース全体の平均勾配は約4%だが、不動峠区間では10%近い急勾配も現れる。純粋なヒルクライマーだけでなく、ロードレース経験者やトライアスリートまで幅広い層が楽しめるレイアウトとなっており、「関東ヒルクライムの登竜門」とも呼ばれる筑波山らしいコース設定だ。

山頂にはキッチンカーなどもあり、参加者は景色やグルメを楽しみながらイベントの余韻を満喫していた。

最速タイムは26分46秒、最後はスプリント勝負も見られた

復活大会で総合最速タイムを記録したのは、エキスパートクラスを制した市村直生さん。タイムは26分46秒748で、獲得標高約570mの筑波山コースを圧巻のスピードで駆け上がった。2位の土屋直樹さんとの差はわずか9.543秒という接戦だった。

また女子ジュニアクラスでも、松丸叶実さんと馬場奏実さんの差はわずか0.563秒。勝負はゴールスプリントまでもつれ込む接戦となった。

一方、スタート前には「普段走れない道路の両車線をフルに楽しみましょう」とコメントしていた渡辺 航総先生もオープン参加。42分15秒607でフィニッシュし、参加者と同じ目線で大会を楽しんだ。

各カテゴリー上位リザルト

エキスパート【ロード】

  1. 市村 直生(SweetHomeEdoGawa) 26:46.748
  2. 土屋 直樹(COW GUMMA/うまやばし病院) +9.543
  3. 松田 広無 +31.098

一般男子ジュニア【ロード】

  1. 高柳 颯希(COWGUMMA) 30:23.588
  2. 東 諒 +2:36.129
  3. 水沼 龍之介(ブラウ・ブリッツェン) +3:04.590

一般男子A(高校生〜29歳)【ロード】

  1. 土田 陽康 28:39.759
  2. 水田 知希(Astama cycling team) +3.368
  3. 飯島 千尋(EMPHASIZE) +45.091

一般男子B(30代)【ロード】

  1. 古川 修(フレーシュアローズ) 28:48.057
  2. 田中 健志 +33.195
  3. 増田 尚也 +35.187

一般男子C(40代)【ロード】

  1. 品川 雅之 29:09.982
  2. 相馬 康孝 +29.204
  3. 相崎 純(プロトン伊豆) +2:34.848

一般男子D(50代)【ロード】

  1. 大数加 光治(東京大学整形外科) 28:48.041
  2. 関口 究(OTR) +26.574
  3. 井原 正敏 +44.746

一般男子E(60歳以上)【ロード】

  1. 遠藤 修 31:35.271
  2. 岡本 浩一 +2:55.649
  3. 千葉 哲也 +3:13.177

一般女子ジュニア【ロード】

  1. 松丸 叶実(うみさとラインズ) 42:40.795
  2. 馬場 奏実 +0.563
  3. 南野 暖(Flecha) +14:45.430

一般女子(高校生以上)【ロード】

  1. 栗原 裕美子(髪人) 34:06.213
  2. 横江 紗也香(シクル・マーモット) +1:08.468
  3. 井原 真美 +1:41.714

一般男子ジュニア【MTB】

  1. 櫻井 俊輔(とちぎJr.MTBレーシング) 43:23.702

一般男子(高校生以上・年齢区分なし)【MTB】

  1. 菊地 省吾(株式会社オニナッツ) 34:20.276
  2. 井原 徳幸 +19.148
  3. 吉田 健太郎 +1:53.394

一般女子(高校生以上・年齢区分なし)【MTB】

  1. 長島 知子(レモンズファミリー) 46:44.314

次なる歴史へ

今回の大会実現には、実行委員長を務めた弱虫ペダルサイクリングチームの佐藤成彦GMをはじめ、多くのボランティアスタッフが尽力した。地域や警察、関係団体と連携しながら、安全性と持続可能性を重視した新たな大会運営体制が構築された。

2019年以来となる大会復活には、多くのサイクリストが特別な思いを寄せていた。参加者や地元からは復活を望む声が多く聞かれ、長年愛されてきた大会の存在感を改めて印象づけた。

7年ぶりに復活したツール・ド・つくばは、新たな運営体制のもとで再スタートを切った。関東を代表するヒルクライムイベントとして、その歴史は再び動き始めている。

問:スペースプロジェクト / サイクルパークつくば
 BMX298@icloud.com

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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