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何度でも行きたくなる、真っ赤に染まる秋の秋田駒ヶ岳と憧れの乳頭温泉へ

東北の山は、本当にどこも紅葉がすばらしい。どこへ行こうか悩んだ末、今年もやっぱり大好きな秋田駒ヶ岳へ。ここが日本百名山ではないことが不思議なほど、魅力いっぱいのすてきな山なんです。

八合目登山口から秋田駒ヶ岳へ

代表的な登山口はふたつ。乳頭温泉側の八合目登山口と、国見温泉口です。どちらのコースも魅力的ですが、今回は八合目登山口からスタート。この時期はマイカー規制があり、通常は「アルパこまくさ」からバスを利用するのですが、前夜に新潟を出発して朝5時前に八合目駐車場入り。車中泊をして仮眠を取り、マイカー規制が始まる前にスタート。朝陽に照らされてキラキラと輝く紅葉に、歩き出しから期待に心が踊ります。

眩しい太陽のもと、まもなく阿弥陀池に到着。池の畔には避難小屋やトイレが完備されていて、ホッとひと息つくのに絶好の休憩ポイント。青空と池のコントラストに心が和みます。

そこから約15分で、秋田駒ヶ岳の最高峰・男女岳へ。一度は登っておきたい山頂ですが、私のおすすめは反対側にそびえる男岳。

横岳・小岳と女岳を見下ろし、ムーミン谷も見えます。秋田駒ヶ岳のダイナミックな景観を一望できる、とっておきの絶景スポット。

よく見ると、女岳に登る人の姿が小さく見えます。荒々しい岩肌を優しく霧が包み込む火山の景色。そこから、山が持つ圧倒的なエネルギーを感じます。

秋色の稜線の先には、青く輝く田沢湖。日本一の水深で、その深さゆえに真冬でも凍ることがないのだそう。

ムーミン谷に下りてみよう

男岳からの急坂を下りきると谷間に到着。そう、ここが通称「ムーミン谷」です。初夏にはチングルマが一面に咲き誇るお花畑が有名ですが、秋に真っ赤な絨毯に染まるムーミン谷もまたすてきなんです。

見上げれば青空に映える美しい紅葉。

木道を進むと、池塘が現れます。どこを切り取っても絵になる楽園の小道に、写真を撮っては眺め、眺めては立ち止まり、なかなか足が進みません。

さらに進むと地質がダイナミックに切り替わり、黒い火山灰の砂地へ。まるで違う星に迷い込んだかのような異世界感。夏にはここ一面にかわいいコマクサが咲き誇ります。

ムーミン谷を抜け、ひと登り。いま歩いてきたムーミン谷を見下ろしながらぐるりと半周して横岳を経由し、阿弥陀池に戻ります。

男女岳を眺めながらここでランチタイム。

のんびり休んだら、さて下山です。どこまでも広がる青空に背中を押されて、自然と足取りも軽くなります♪

登山口へ戻ってきました。ゆっくり周回して5〜6時間。コンパクトでありながら山の醍醐味がギュッと詰まった、何度でも訪れたくなる大好きな山です。

下山後は乳頭温泉郷へ

車で移動し、乳頭温泉郷へ。そのなかで一番白く濃い硫黄泉の湯、鶴の湯温泉に向かいます。名物の混浴露天風呂はもちろん、男女別でも泉質の異なるお風呂が揃っているので、じっくりと入り比べることができます。

もちろん日帰りでも楽しめますが、じっくり堪能するなら宿泊するのが断然おすすめ。日帰りの場合は野趣あふれる露天風呂のみですが、泊まれば趣の異なる内湯も思う存分堪能できます。

さらに夕食には美味しい秋田の郷土料理も。ほかの温泉宿と比べてもリーズナブルで、一度泊まればだれもが虜になるはず。大人気の宿なので、気になる方は早めの予約が必須です。

秋田駒ヶ岳と乳頭温泉。ゆるっとHIKEと秘湯堪能の東北旅。この秋、ちょっと足を伸ばして行ってみてはいかがですか?

頭温泉郷 秘湯 鶴の湯
https://www.tsurunoyu.com/

写真&テキスト◎佐藤 百恵(宇宙HIKE)
https://www.instagram.com/momotan715?igsh=N3J5dHBiM2JrcW50&utm_source=qr

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PROFILE

宇宙HIKE

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Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。

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