
2026宇都宮ジャパンカップ出場チーム第1弾発表 ワールドチーム5チームなど全13チームが決定
Bicycle Club編集部
- 2026年07月04日
10月16日(金)から18日(日)にかけて開催される「2026宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」の出場チーム第1弾が発表された。全19チーム中、新設チームを含むUCIワールドチーム5チーム、タデイ・ポガチャルが支援する海外コンチネンタルチーム、そして国内コンチネンタル7チームの計13チームの参戦が決定している。
豪華陣容を誇るワールドチーム。合併チームなど2026年の話題をさらう5チームが集結

最高峰カテゴリーであるUCIワールドチームからは、例年にも増して話題性に富んだ5チームが宇都宮にやってくる。なお、今回は出場チームの発表であり、実際に来日する出場選手は後日改めて発表される予定だ。
注目はなんと言っても、2026年シーズン最大のビッグニュースとなったベルギーの2つの名門、ロットとアンテルマルシェ・ワンティの合併によって誕生した新星ワールドチーム「ロット・アンテルマルシェ」だろう。チームにはアルノー・ドゥリー(ベルギー)やレナルト・ファンイートヴェルト(ベルギー)、ヤルノ・ウィダー(ベルギー)といった次世代のスターたちが所属。スプリントからアタックまで隙のない攻撃的な選手層を誇っており、新ジャージでの走りに大きな注目が集まる。

ジャパンカップとの相性が抜群なのが「バーレーン・ヴィクトリアス」だ。チームにはアントニオ・ティベーリ(イタリア)やサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)といった実力派に加え、2024年大会3位のマテイ・モホリッチ(スロベニア)、そして2025年大会で見事優勝を飾ったレニー・マルティネス(フランス)も名を連ねている。今年は名門ビアンキのバイクへとスイッチしており、どのような布陣で来日するにせよ、今年も表彰台の頂点を狙う本命チームの一つである。

Lidlの半数株式取得に伴い今年からドイツ国籍へと変更になった「リドル・トレック」は、まさに今大会屈指の総合力を誇るビッグチーム。看板スプリンターのジョナタン・ミラン(イタリア)をはじめ、マッズ・ピーダスン(デンマーク)、マティアス・スケルモース(デンマーク)ら豪華な顔ぶれが所属。あらゆる展開で主導権を握れる世界トップクラスのカードを持っており、複数の勝ちパターンを使い分けるチーム戦術は要警戒だ。

そして日本のファンにとってお馴染みなのが「EFエデュケーション・イージーポスト」だ。現チーム名になってからは過去2度の優勝を誇るが、前身であるガーミン時代から数えると、実に過去6度もジャパンカップを制している、まさにこのレースの戦い方を最も熟知したチームと言える。近年もニールソン・パウレス(アメリカ)を中心に素晴らしい成績を残しており、7度目の戴冠に向けて誰をエースに送り込んでくるのか期待が高まる。

そして、オーストラリアの名門「チームジェイコ・アルウラー」は、総合エースとしてベン・オコーナー(オーストラリア)を迎え入れた。マイケル・マシューズ(オーストラリア)やパスカル・アッカーマン(ドイツ)といった強力なスプリンターも控えており、リドル・トレックと双璧をなすほどのチーム力を有する。どんな展開にも対応できる勝負強さが持ち味だ。
今年で出場10回目。お馴染みとなったポガチャルの育成チーム
近年、唯一の海外コンチネンタルチームとしてジャパンカップへの参戦枠を担い続けているのが、スロベニアの「ポギチーム・グスト・リュブリャナ」だ。
日本のファンにとっては「アタッキチーム・グスト」として初出場した2015年大会から馴染み深く、今年で記念すべき10回目の宇都宮参戦となる。チーム名の「ポギ」が示す通り、現在は絶対王者タデイ・ポガチャルの愛称を冠し、彼自身が支援する若手育成プロジェクトの一翼を担っている。ニコラス・ゴイコヴィッチ(クロアチア)やミハエウ・シュタイナル(スロベニア)ら未来のスター候補が所属しており、次代のポガチャルがここから生まれるかもしれない、夢と将来性に満ちたチームだ。
全日本王者・留目などが所属する愛三など、世界の強豪を迎え撃つ国内7チーム

国内コンチネンタルチームからは、今季勢いに乗る7チームが選出された。
注目を集めているのが「愛三工業レーシングチーム」。ワールドチームを経験した留目夕陽が2026年シーズンより電撃加入し、6月の全日本選手権で見事初の日本王者に輝いた。絶対的エーススプリンターの岡本隼らとともに、上位を目指す強力な布陣を敷いている。
地元・宇都宮の「Astemo宇都宮ブリッツェン」は、昨季チームに復帰した岡篤志を筆頭にチーム状況は上々。地元ファンの大声援を背に上位進出を狙う。また、「キナンレーシングチーム」は、新たに加入した元全日本王者の草場啓吾や、今年1月のUCIレースで総合優勝を果たしたベテランのレイン・タラマエ(エストニア)が所属しており、衰え知らずの勢いを持つ。
欧州を主戦場とする「チームUKYO」は、所属するイタリア人スプリンターのトンマーゾ・ダーティがUCIプロシリーズでトム・ピドコック(ピナレロ・Q36.5プロサイクリングチーム、イギリス)を破りステージ優勝を挙げるなど大ブレイク中。こうした攻撃的な走りと国際舞台での経験を武器に、宇都宮での上位進出を狙う。
その他、6月の全日本選手権個人タイムトライアルU23を制した山里一心が所属する「シマノレーシングチーム」、2023年全日本王者の山本大喜が加入して戦力アップした「VC福岡」、エリオット・シュルツ(オーストラリア)や孫崎大樹らが各国内レースで勝利を量産している「ヴィクトワール広島」と、いずれも世界トップチームを脅かす可能性を秘めた気鋭のチームが揃った。
全19チームのうち、今回発表されたのは13チーム。残るUCIプロチーム、日本ナショナルチーム、そしてクリテリウム・スペシャル・ライダーズについては今後順次発表される予定だ。各チームのプロフィールや所属選手の情報は、ジャパンカップ公式WEBサイトに掲載されている。
問:宇都宮ジャパンカップ https://www.japancup.gr.jp/
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- CREDIT :
- 編集:バイシクルクラブ編集部 文:相原晴一朗 写真:三井至
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