
LOOK 795 BladeRS 3登場─前作比15W削減、ブルゴーニュ生まれの第3世代エアロロード
Bicycle Club編集部
- 2026年07月09日
LOOKが第3世代のエリートレーシングプラットフォーム「795 BladeRS 3」を発表した。前作に対し50km/h走行時で15Wの空気抵抗削減を実現しつつ、フレームセットは160g軽量化。6サイズ展開で350通り以上のフィッティングを可能にした。
プロの実戦で証明された空力性能-15W、フレーム重量890g

795 BladeRS 3は、初期コンセプトの段階からチーム・コフィディスのプロ選手とともに開発された。正式発表前にすでに実戦投入されており、4月のイツリア・バスクカントリーではアレックス・アランブルがステージ優勝、6月のツール・ド・ベルギーでも勝利を収めている。
開発の指針は「実走環境で確実に速くなること」。CFD(数値流体力学)シミュレーションで乱流域の特性を解析し、風洞実験と実走テストを組み合わせることで、体格やスピード、ドラフティング位置が異なっても一貫した空力向上が得られることを検証したという。ライダーあり・なし双方のテストで同等のゲインが確認されており、ヨー角-15°〜+15°の広い範囲で安定した空力効率を維持する。

R&Dマネージャーのシャルル・フィリップ氏は、実走テストで統計的に有意な改善が確認されたソリューションだけを採用したと説明している。
前作との比較
- 前作比の空力削減 -15W
50km/h LOOKデータ - フレーム重量
890g(サイズM) - タイヤクリアランス
34mm(フロント / リア)

剛性バランスと乗り味──カーボン積層を1枚単位で最適化

フレーム設計では、ボトムブラケットとフロントエンドの剛性をワールドツアー平均比で最大10%向上させ、パワー伝達効率を高めた。一方、フォークとリアトライアングルにはあえてコンプライアンスを持たせた形状を採用し、荒れた路面の衝撃吸収とコーナリング効率を両立させている。タイヤクリアランスは前後34mmで、ワイドタイヤ&ワイドリムにも対応する。

ライダーが空気抵抗全体の約75%を占めることから、フィッティングを空力性能の中核に据えた点も特徴である。新型「Aero CarbonRS 3」ハンドルバーは、エアロポジションの維持、スプリント時の剛性、クライミング時の呼吸しやすさという3つのレースシナリオに対応する形状とした。

350通りのフィッティングと4つのカラー

LOOK公式サイトの注文システム「Your LOOK à la Carte」では、サイズ・ハンドル幅・ステム長・シートポストのオフセットなどを自由に組み合わせて注文でき、その選択肢は350通り以上にのぼる。ステム長は80〜140mmの7種、ハンドル幅は380/400/420mmの3種(前世代の360/440mmとも互換)、ヘッドセットスペーサーは0〜50mm。新型Aeropost 5シートポストは2種のオフセットを用意する。6サイズ(XXS〜XL)×3種のフォークオフセットにより、身長155〜200cmのライダーに対応する。

カラーは「Silver Red」「Pro Team Black(カーボン地見せ)」「Iconic Prisme」「Orange Shift / Black」「Iconic Prisme Replica」の4種を展開する。




795 BladeRS 3
価格:103万4000円(フレームセット、ハンドル別)
※ハンドルセット 16万5000円
問い合わせ:ルック ジャパン
https://lookcycle-japan.jp/
- BRAND :
- Bicycle Club
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