
人の手が生む一台「不滅のハンドメイド自転車」|9/17発売「バイシクルクラブ11月号」
Bicycle Club編集部
- 2026年09月12日
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9月17日発売「バイシクルクラブ11月号」では、「不滅のハンドメイド自転車」を大特集。一台のフレームが職人の手によって生まれる瞬間には、工業製品にはない特別な魅力が宿る。国内外で活躍するフレームビルダーやハンドメイドブランド、こだわりのパーツメーカー、そしてそれらを支える自転車文化までを幅広く紹介する、保存版の一冊となっている。
日本から世界へ、ビルダーが語るハンドメイドの「現在地」

特集の軸になるのは、いま第一線に立つビルダーとブランドへの取材だ。
巻頭を飾るのは「今こそ、自分だけの一台を選ぶ時代」と題したCHERUBIM。あわせて、世界を代表するハンドメイド自転車の展示会「BESPOKED」が、2026年10月23日〜25日に大阪・GLION MUSEUMで初開催されることも紹介する。オーガナイザーのピーター・ジョジャルさんに、ショーへの思いと未来を聞いた。
続く「静かに、しかし確実に人を振り向かせるフレーム」ではEQUILIBRIUM CYCLE WORKSを訪問。チタンフレームにカーボンを組み合わせたBRUTALIST、3Dプリントのリアエンドを備えたE1など、挑戦を続ける工房の姿を追う。
さらに「人と時間から自転車をつくる」VIGORE(京都)、「高村ビルダーとの自転車人生」RAVANELLO、「オーダーフレームとプロダクション」SHIN・服部製作所、「JBT最優秀賞獲得のシルクが語る、ハンドメイドに未来はあるか?」SILK CYCLEと、それぞれの哲学に迫っていく。また、プロ選手として国内外を走った阿部良之さんが、懐古趣味ではなく「現代スチールバイクに見る走りの可能性」について語る。
一方、「もっと身近にハンドメイドバイクを楽しみたい」では東京・上馬のBLUE LUGへ。“シャミセン”こと境さんが提案する溶接カスタムや、塗装で愛車を生まれ変わらせるCOOK PAINT WORKSの仕事を通じて、ハンドメイドをぐっと手前に引き寄せる方法を探る。憧れで終わらせない、はじめの一歩が見つかるはずだ。
バイシクルクラブが自転車を学び直す。副編集長ニシヤマ、フレームをつくる

今号の目玉は、副編集長ニシヤマ自らが「実際にフレームを製作する」体験企画。舞台は東京・原宿の東京サイクルデザイン専門学校(TCD)だ。
BIKECADでジオメトリを設計し、治具にパイプをセットし、ラグを削り、ロウ付けして組み上げる──。スチールフレームを例に、パイプ選びから設計、ロウ付け、仕上げに至るまで、一台が完成するまでの工程をリアルにお届けする。つくり手の視点に立って初めて見えてくる、ハンドメイド自転車の「手間」と「価値」がここにある。
ツール・ド・フランスを走ったPANASONIC、オーダーシステムPOSは40周年

「日本が誇る奇跡のハンドメイド」として取り上げるのは、40周年を迎えたPANASONICのオーダーシステム「POS」。1990年代にはそのPANASONICのハンドメイドフレームがツール・ド・フランスを走っていた歴史がある。ここでは大量生産のメーカーでありながら、一台ごとに手を入れ続けてきた稀有な仕組みを、その歩みとともに振り返る。
「カーボンCFRPの最前線」──素材メーカーに聞く、自転車の次

ハンドメイドと対をなすもう一つの読み物が、「基礎知識から先端事例まで カーボンCFRPの最前線」。炭素繊維とは何か、プリプレグとは何かという基礎から、リサイクル性やCO₂削減といった最新の潮流までを、帝人株式会社、三菱ケミカル株式会社、株式会社グラファイトデザインへの取材をもとにライター安井行生と編集部が読み解く。
世界のカーボンフレームを支える炭素繊維の多くは、実は日本のメーカーが製造している。その事実を起点に、素材の側から自転車の未来を見つめる濃密な一本だ。
マウンテンバイクフィールドの未来

「BEYOND THE TRAIL」では、各地のフィールドプレイヤーに話を聞きながら、マウンテンバイクフィールドの未来を考える。トレイルは誰がつくり、どう維持されているのか。エイアンドエフのトレイル事業担当浦島悠太さんがこれからの遊び場のかたちを探る。さらに、長野県富士見町、そして白馬村といった国内屈指のフィールドが集まるエリアの現在地をレポートする。
人気連載も充実
読み物も充実。「ストラーデ・ビアンケ、ミラノ〜サンレモ、そしてエタップ・デュ・ツールへ 、パンダで巡るグランツーリスモ」では、森本禎介さんがイタリアとフランスの名勝負の舞台を走る旅の手記を収録した。
連載は「西山自転車商会 EX」、「LONGBUNCH presents メッセンジャーバッグ新時代。」(OYA BAGS/Path Backyard/REPACK EXP.)、そして「Life Behind the Handlebars」Vol.10は北海道・倶知安のCamp&Goで働く浜田莉衣さんが登場。誌面全体を通じて、自転車を愛するすべての人に向けた濃密な内容をお届けする。

cover photo Takehisa Goto cover design Rie Kaneko
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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