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【山小屋泊登山】最奥の地に立つランプの宿。「高天原山荘(たかまがはらさんそう)」|北アルプス山小屋大全

登山道を歩いて山小屋へ向かっていると、発電機の大きな音で小屋が近づいたことがわかるときがある。しかし、夜も発電機が稼働せず、小屋の名物である「ランプ」の明かりだけでひっそりとした時間を味わえるのが、高天原山荘だ。実際には発電機はあるのだが、それを使うのは非常時のみ。

そもそも高天原山荘は、どの登山口からもとても1日ではたどり着けない北アルプス最奥の地であり、携帯電話の電波も届かない場所。昔の山小屋のような静けさや良い意味での不便さをたっぷり味わえるのは、この時代、本当に貴重だ。

この小屋のもうひとつの名物は、日本でもっともアプローチ困難な温泉として知られる「高天原温泉」。大自然ど真ん中の露天風呂は、もはやたんなる入浴ではなく、“体験”といってよい。ぜひ、時間をかけて、のんびり楽しもう。

\スタッフボイス/

山深い場所にあり、発電機を使わない山本来の静けさを売りにした「ランプの宿」です。秘湯で知られる高天原温泉が近くにあり、温泉好きの方にもおすすめです

インフォメーション

テント場 個室 自炊室 乾燥室 お風呂 生ビール
ドコモ au ソフトバンク 楽天 公衆電話
× × × × ×

■連絡先
076-482-1418
https://ltaro.com/lodge/takamagahara-sansou/

■営業時間
7月初旬~9月下旬

■収容人数
50人

■標高
2,120m

■宿泊料金
1泊2食 ¥13,000
素泊まり ¥8,000
お弁当 ¥1,300

■水
無料

館内施設

1.柱以外はすべて木造りの食堂

木の香りが漂ってきそうな清潔感たっぷりの食堂。壁に飾られた山の写真のパネルも内部の空気感に美しく調和していて、ここが北アルプス最奥の山小屋だとはとても思えない。

2.まるで門のような入り口

小屋の正面が受付。スタッフの都合や時間によっては空いていないこともあるので、注意したい。なお、高天原温泉の料金はここで支払う必要はない。

3.玄関スペースと靴の棚

奥には本棚があり、その隣にはポット。水は無料だが、お湯は¥100、お茶は¥200で販売している。代金は料金箱に入れるだけで、いつでも購入できる。

4.日暮れが楽しみになる“ランプ”

発電機を使わず、電気は太陽光のみでまかなっている高天原山荘では、夜の明かりをランプに頼っている。この和やかで心温まる雰囲気は、この小屋ならではだ。

5.食堂とは別にある談話室

小屋の洗面所の近くには談話室。小さなスペースだが、とてもきれいだ。扉で仕切れる更衣室も併設され、女性でも安心。大部屋で無理に着替える必要はない。

深山の秘湯「高天原温泉」

日本一奥深い場所にある高天原温泉。昔、この近くにモリブデンの鉱山があり、もともとはそこで働く人が作ったものだ。小屋からは徒歩20分近くもあり、雨が降っていたり、疲れたりしていると入りに行くのが面倒になることもあるが、ここまで来てこの温泉に入らないと、あとで間違いなく後悔する。

ただ、露天風呂は温泉沢を渡った場所にあり、水量が多いときは無理をしてはいけない。また、温泉の先には“夢ノ平”というきれいな湿原もある。余裕があれば足を延ばしてほしい。

周囲が壁で覆われた露天風呂。別に女性専用風呂もあり、こちらは混浴扱い。ときどき女性も入浴しているようだが、実質的には男性用だ。

高天原山荘の前にある料金箱。入浴料は¥300。

混浴用の風呂の外観。立ち上がらなければ、裸は見えない。

壁もなにもまったくない、完全な露天風呂もある。度胸がある方は、こちらを!

食事

【夕食】この日は、かき揚げにカツ、スパゲティサラダなどがおかず。冷たいとろろソバもうれしい。ネパール人のスタッフも働いており、ときにはネパールカレーが出ることもあるという。

【朝食】タマゴ焼きにかぼちゃの煮つけ、ハムにつくだ煮など。焼き海苔もついている。昼食のお弁当は、まるでコンビニのおにぎりのように衛生的に包装された、お手製のおにぎりだった。

部屋

2階は全体が巨大な大部屋。

それよりも小さい部屋が1階にもある。

大部屋は広々としていて開放的だが、気を抜いて歩いていると柱に体をぶつけることも。薄暗いときはとくに気を付けて行動したい。

お土産・売店

受付付近ばかり見ていると見落としやすいのが、Tシャツや手ぬぐい。入り口よりも奥に置かれている。

トイレ

土壌に生息する微生物を利用しているというバイオトイレ。感心するほど、きれいに管理されている。

洗面所

ステンレス製の洗面台も衛生的で安心して使える。蛇口からはきれいな水が流れ出し、大きな鏡もある。

「高天原山荘」公式HPをご確認ください。

※この記事はPEAKS[2024年9月号 No.167]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
※最新の情報を直接ご確認の上ご計画ください。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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