
守屋山の山頂で味わう「ヴォルケーノキーマカレー」|天上のレストラン
ランドネ 編集部
- 2026年08月08日
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「天上のレストラン」は、山がつくり出す“
MOUNTAIN GOURMET LAB.がお届けするのは、そんなロケーションと調和するひと皿。
シェルパも使っている圧力鍋で作るぞ!

杖突峠から歩き出し、登りを越えて守屋山へ。東峰をすぎ、西峰に着くころにはほどよい疲労と空腹感、そして360度の大展望。ベンチに腰を下ろし、風を受けながらひと息つく時間も心地いい。

バックパックから取り出されたのは、小型の圧力鍋。田嶋シェフが手際よく準備を進めていく。今日のひと皿はヴィーガンの方にも好評なMGLのミール「ヴォルケーノキーマカレー」の原型。
オリーブオイルでタマネギをじっくり炒める。甘い香り。そこにクミンと生姜が重なり、空気が一気にスパイシーに変わります。炒めた大豆ミートキーマと米を層にして重ね、フタを閉じる。火にかけてしばらくすると、シュンシュンという音。蒸気とともに立ち上る香りに、思わず顔を見合わせる。

フタが開く。湯気といっしょにあふれるスパイスの香り。ひと口。トマトとタマネギの甘味、重なるスパイスの奥行き。大豆ミートのしっかりとした食べ応え。わずかな加圧調理の時間で仕上げたとは思えない、味のまとまりと香ばしさ。
八ヶ岳、北アルプス、中央アルプス、南アルプス。ぐるりと囲む山々を眺めながら、無心でかき込む時間。うまい、うまいと笑い合う。

今回はお湯を入れるだけで作れるMGLのミール「ヴォルケーノキーマカレー」も作り、食べ比べ。これもまた、うまい、うまい。
晴れた日の大展望に、このひと皿。この日もまた、天上のレストランでした。
重ねて炊くヴォルケーノキーマカレー

「MGLの『ヴォルケーノキーマカレー』は、カレーリゾットではなく、インドの家庭料理キチュリの構造をベースに、米とタンパク、スパイスを一体化した料理です。今回はその原型を山で再構築。キーマと米を重ねて圧力調理することで、短時間で仕上げます。気圧と燃料の制約を逆手に取った、山の合理的なひと皿です」(シェフ田嶋)
※MGL商品のヴォルケーノキーマカレーは、この構造を山に持ち運べる形に再設計したものです

材料(1〜2人分)
◎主材
・バスマティライス 75g(0.5合)
・水 200ml
・乾燥大豆ミート 25g
◎香味
・玉ねぎ 100g(スライス)
・にんにく 10g(みじん切り)
・生姜 10g(みじん切り)
・オリーブオイル 約30g(やや多め)
◎スパイス
・クミンシード 2g
・コリアンダーパウダー 5g
・カレー粉 6g
・一味唐辛子 適量(任意)
◎調味
・塩 2g
・トマトペースト 30g
◎具材(任意)
・FDなす 5g
作り方
① 大豆ミートを水100mlで戻す(戻し汁ごと使用)。

② 玉ねぎをオリーブオイルでじっくり揚げ炒めにし、フライドオニオンを作る。取り出しておく。

③ 同じ鍋にオイルを足し、クミンシードを加えて香りを出し、にんにくと生姜を加えて炒める。

④ 大豆ミートを戻し汁ごと加えて軽く炒め、火を止めてスパイス、塩、トマトペーストを加える。弱火で軽くまとめ、取り出す。

⑤ 鍋にバスマティライスと水を入れて平らにし、その上にキーマ、フライドオニオン、(あれば)具材の順で重ねる(混ぜない)。



⑥ 蓋をして加熱し、沸騰後弱火で約4分加圧する。

⑦ 自然減圧後、全体を混ぜて仕上げる。必要に応じて塩で調整する。

ポイント
・玉ねぎはしっかり色づけて旨味の核を作る。
・具材は混ぜずに層にすることで仕上がりに立体感が出る。
・圧力鍋を使うことで短時間でも米と具材が一体化する。
・水分量はやや余裕を持たせると山でも安定する。


普段試作はしないのですが、流石に圧力鍋は、試作しちゃいました。激ウマでした。

▲圧力鍋ひとつで、米とキーマを同時に仕上げる山の一皿。
守屋山(長野県・南アルプス/標高1,651m)
守屋山は諏訪湖南東に位置する双耳峰。登山道が整備され初心者にも歩きやすい。杖突峠からのルートは片道約2時間30分で東峰へ。さらに20分で西峰に至る。山頂は360度の大展望で、八ヶ岳や北・中央・南アルプス、日本百名山33座を一望できる絶景の山。




歩行時間:約5時間30分(杖突峠駐車場~守屋山登山道入口~守屋山東峰~守屋山西峰~守屋山東峰~守屋山登山道入口~杖突峠駐車場)
MOUNTAIN GOURMET LAB.
「山でこそ“本当においしいもの”を」。この信念のもと、マウンテングルメラボは誕生しました。バックパックに収まる軽さで、味はレストランクオリティ。調理効率と携行性を両立させたクラフト登山食ブランドとして、素材の選定から香り立ての演出まで、ひと皿ひと皿にこだわりを詰め込んでいます。登るからこそおいしい──その体験を、荷物を軽くしても、味の満足を妥協せずに。山頂で味わう特別な“時間”をお届けしています。
三好拓郎さん
ナチュラルボーン食いしん坊。「山は最高のレストラン」がモットー。行動力と企画で、山の食の未来を拓く。
田嶋善文さん
三宿「namida」シェフ。伝統に新しい解釈を重ね、山に響くひと皿を生み出すMGLの料理人。
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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