
初秋の上高地、美しい水鏡を楽しむ。ひとり歩きで王道コースを半日ハイク
宇宙HIKE
- 2026年10月27日
9月のある日曜日。8月の縦走以来、ほぼ足を動かしていないことに気がつき、考えた末、ひとり上高地へ半日ハイクに出かけることにしました。写真を撮ることを目的に、大正池から明神までの王道コース、しかも半日。紅葉さえもまだでしたが、とても満足のいくハイクになりました。
夜行バスで早朝の大正池からスタート

深夜に東京を夜行バスで出発し、朝5時15分大正池バス停に到着。肌寒いので上着をを羽織り、まだ薄暗い池のほとりに降ります。すぐに後続のバスが次々到着。あっという間に人でいっぱいになりました。大正池は、1915年の焼岳の噴火によって梓川がせき止められて生まれた池。朝の池はガスがかかってとてもキレイです。みんな思い思いにスマホやカメラを向けていました。

さらに幻想的な田代池へ

大正池からわりとすぐの田代池は、山からの伏流水が湧き出してできたものだそう。どちらも長い年月をかけていまの上高地の風景をつくっています。池の真ん中で水の色が変化する箇所があり、その不思議で美しい表情にとても感動しました。

草花はすっかり秋の装いに

田代池から梓川沿いの道を進みます。5月に訪れたときはスミレや二輪草にときめかせてもらいました。すっかり彼らの姿はなく、秋にお馴染みのノコンギク、テンナンショウの派手に色づいた実(毒があるそうです)そしてかわいいキノコたちが私のひとり歩きを楽しませてくれました。


川、池、池塘。とにかく水が美しい

上高地でとくに惹かれたのは「水」です。どこに目を向けても水が美しいのです。勢いのある川の流れ、静かに空を映す池の色。澄んだ蒼に上高地の秋の気配を映しているこれらの水鏡に、何度も足を止め、眺めてはカメラを向けるのくり返しでした。足は上高地バスターミナルのほうへ向かいます。


上高地食堂で朝食。そのあとは明神池へ向かい再び歩く

大正池から写真を撮りながら、ゆっくり歩くこと約2時間。上高地バスターミナルに着くころには、お腹はぺこぺこです。上高地食堂でビーフカレーとアイスコーヒーの朝食。その後、インフォメーションセンターで花の情報を見て、スタンプを押します。スタンプを集める習慣はなかったのですが、友人の影響で最近の楽しみのひとつに。意外といろいろな場所に置いてあるんですね。河童橋を渡り、岳沢湿原を歩き、森のなかの深い水辺の景色を楽しみながら、明神池へ到着しました。



穂高神社奥宮をお参り。そしてお目当てのケーキタイム

明神池で穂高神社奥宮を参拝。そのあとはランプの灯るすてきな「Cafe’ do Koisyo」へ。ここではキャラメルチーズケーキをいただきました。歩いたあとのひと休みにぴったりです。じつはもうひとつのお目当てが、こちらで販売している手ぬぐい。春に訪れたときはすでに売り切れていたので、今回は無事に手に入れることができました。上高地に生息する動物達がかわいいイラストで描かれています。



穂高連峰を眺めながら、バスターミナルへと戻る

今回のハイクは明神池まで。梓川の反対側へ渡り、バスターミナルへ戻ります。このルートだとおなじ道のUターンにはなりません。お昼近くになると晴れ間が広がり、穂高連峰も少しずつ姿を見せてくれました。


歩いた距離は約12.4km、歩数は1万9000歩。自分へのお土産も

最後にビジターセンターに立ち寄り、バスターミナルに戻ったのは12時30分ごろ。帰りのバスは14時30分発です。ここでお店に入り、ランチを楽しむのもよさそうです。私は朝にカレーを食べ、さらにケーキまでいただいたので、昼食はとらずにのんびりすごしました。半日のハイクでしたが、「12.4km」は結構頑張りました。ひとりでカメラを楽しみながら、ゆっくり歩くにはちょうどよい距離と時間だったと思います。
写真&テキスト◎西尾裕希子(宇宙HIKE)
https://www.instagram.com/nishiyuki825?stkn=cnlqaDhndDg4b3g3&utm_source=qr
SHARE
PROFILE
宇宙HIKE
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。
RECOMMEND ITEM
[ 公式オンラインショップおすすめアイテム ]



















