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新機能「ペースパイロット」発表。理想のペース配分や適応型トレーニングで走りを進化させる|Bryton

台湾のGPSサイクルコンピューターブランド、ブライトン(Bryton)が、サイクリストの走りをスタートからゴールまで強力にサポートする画期的な新機能群を発表した。その中核となるのが、緻密なライドプランとリアルタイムのペース配分を可能にする「ペースパイロット(Pace Pilot)」だ。さらに、プロレベルの分析を可能にする適応型トレーニング機能などが、Rider S810およびS510向けに実装される。充実のアップデート内容を紐解いていこう。

ペース配分とトレーニングの悩みを解決する4つの新機能

ブライトンが発表した新機能群。「デザインは数字のためではなく、ライダーのために」というメッセージが込められている

グランフォンドへの挑戦、自己ベストを狙うヒルクライム、あるいは日々のパフォーマンストレーニング。どんな目的でペダルを回すにせよ、サイクリストが直面する課題は「どうペースを作るか」そして「どうトレーニングすべきか」に集約される。

今回ブライトンは、GPSサイクルコンピューターのハイエンドモデルである「Rider S810」と「Rider S510」向けに、高度なスポーツ科学を誰もが身近に利用できるインテリジェントなサイクリングエコシステムを発表した。その中心となる4つの新機能、「ペースパイロット」「プログレスプランナー」「パフォーマンスマネジメントチャート(PMC)」「ライダーズインサイト」を紹介する。

ペースパイロット:あなたの走りを導くパーソナル・コンパニオン

ルートの勾配変化と現在のパワー、ターゲットパワーをリアルタイムで表示し、最適なペース配分をナビゲートする「ペースパイロット」

長い登りやロングライドで「前半に踏みすぎて後半に失速してしまった」という痛い経験は、初心者から上級者まで誰にでもあるはずだ。ペース配分はサイクリングにおいて最も重要な要素でありながら、習得が最も難しいスキルの一つと言える。

それをテクノロジーの力で解決するのが「ペースパイロット(Pace Pilot)」だ。
使い方は非常にスマートで、Bryton Activeアプリに自転車の重量、種類、目標とする運動強度などを入力するだけ。システムがルートとライダーの能力に合わせた「パーソナライズされたペース配分戦略」を自動作成してくれる。

走行中は、リアルタイムで目標ペースを維持するためのガイダンスを表示。さらに、計画ペースをオーバーペースで走り始めた際の「警告機能」や、適切なタイミングでの「補給アラート」まで備えており、早期の疲労リスクを徹底的に軽減してくれる。まさに、ステムの上に優秀なペーサーが同乗しているかのような心強さだ。

プログレスプランナー:状況に合わせて“進化”する適応型トレーニング

アプリ上でトレーニング可能な曜日と時間を設定するだけで、スケジュールを自動生成してくれる「プログレスプランナー」

「今週は仕事が忙しくて予定通りのメニューがこなせなかった」——固定化されたトレーニングカレンダーは、往々にしてサイクリストを挫折させる原因となる。

ブライトンが新たに提案する「プログレスプランナー」は、ライダーの目標、トレーニング可能な日数、週あたりの時間配分に基づいて、7日間のスケジュールをパーソナライズする機能だ。最大の特徴は、完了したトレーニングの「実際の負荷」と「疲労度」に基づいて、今後のセッション内容が自動的に調整(適応)される点にある。

持久力強化、スプリント力向上、特定のイベントへの準備など、目的に合わせてシステムがスケジュールを最適化。手動で頻繁にプランを修正する手間から解放され、常に「今の自分にとって最も効果的で達成可能なメニュー」を提案し続けてくれる。

PMCとライダーズインサイト:パワーデータを最大限に活かすプロツール

ATL(疲労)、TSB(調子)、CTL(体力)の3つの線でコンディションを可視化するPMC。レースに向けたピーキングに欠かせない

パワーメーターを活用して本格的にトレーニングを行うサイクリストにとって、待望とも言える機能がBryton Activeアプリに実装された。それが「パフォーマンスマネジメントチャート(PMC)」と「ライダーズインサイト」だ。

ピーキングの強力な武器「PMC」

PMCは、フィットネスレベル(体力)、疲労度、フォーム(調子)を時系列のグラフで視覚化する機能。これまでサードパーティ製の有料解析ソフト等で用いられることが多かったプロ御用達のツールが、ブライトンのエコシステム内で利用可能になった。レース当日に向けたコンディションの調整(ピーキング)や、オーバートレーニングの防止など、データに基づいた確実な意思決定をサポートする。

自分の脚質を丸裸にする「ライダーズインサイト」

スプリント、アタック、VO2 Max、タイムトライアル、エンデュランスの5項目で脚質を評価する「ライダーズインサイト」

パワーデータは蓄積するだけでなく「どう読み解くか」が重要だ。ライダーズインサイトは、パワー曲線を分析し、ライダーの脚質を5つの異なるライディングスタイルに分類。直感的な五角形のレーダーチャートで表示してくれる。
複雑なグラフを読み解く知識がなくても、「自分の強みはスプリントか、それとも登坂力か」といった長所・短所を瞬時に把握でき、今後のトレーニング方針を立てる上で非常に魅力的で分かりやすい指標となるだろう。

サイクルコンピューターの枠を超えたエコシステムへ

サイクリストの走りを総合的にサポートする4つの新機能が、スマートなサイクリングエコシステムを構築する

ライドの計画、リアルタイムでの完璧なペース配分、長期的なコンディション管理、そして自身の生理学的な強みの把握。今回のアップデートにより、Rider S810とRider S510は単なるGPSログデバイスから、ライダーのパフォーマンスを総合的に高める「インテリジェント・サイクリングエコシステム」へと大きく飛躍を遂げた。

これらの新機能は随時公開され、対象デバイスとBryton Activeアプリを連携することで利用可能となる(※PMCおよびライダーズインサイトの利用にはパワーメーターとのペアリングが必須)。次の週末のライドから、ブライトンの最新テクノロジーがあなたの走りをさらに高みへと引き上げてくれるはずだ。

ブライトン 新機能アップデート概要

■対象デバイス:
Bryton Rider S810、Rider S510

■追加される主な新機能:
Pace Pilot(ペースパイロット):ルートとライダー情報に基づく最適なペース配分戦略の作成とリアルタイムガイダンス
プログレスプランナー:実際のトレーニング負荷と疲労度に基づいて自動調整されるパーソナライズ型7日間トレーニングスケジュール
パフォーマンスマネジメントチャート(PMC):体力、疲労、調子を視覚化し、ピーキングをサポート(※要パワーメーター)
ライダーズインサイト:パワー曲線を分析し、ライディングスタイルを5つの属性(五角形図)で直感的に表示(※要パワーメーター)

■利用方法:
Bryton Activeアプリおよび対応するサイクルコンピューター本体のアップデートにより順次利用可能。

問:フカヤ https://fukaya-nagoya.co.jp/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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