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【山小屋泊・テント泊登山】隅々まで行き届いたホスピタリティ。「燕山荘(えんざんそう)」|北アルプス山小屋大全

山荘入口の眼前にそびえる燕岳、西側を見渡せば槍ヶ岳をはじめとした北アルプスの壮麗な稜線、東側眼下には安曇野の街。そんな贅沢なロケーションを誇り、さらには「食事、接客、雰囲気」と三拍子そろった上質なおもてなしが大好評。創業は、1921年。初代オーナー赤沼千尋氏により、現在の本館にて営業が始まった。

その後、淳夫氏に引き継がれ、現オーナーは三代目の健至氏。食事の際に催される健至氏のアルプホルンや山の貴重なお話は、燕山荘の名物でもある。四代目予定の大輝氏は、IT企業出身のアイデアマン。これまでにないサービスを模索し、さまざまなチャレンジを実践、新たな山小屋の在り方を常に追求している。標高2,763mの燕岳山頂へ小屋から往復約1時間という燕山荘。リピーターの絶えない人気の山小屋だ。

\スタッフボイス/

槍ヶ岳を筆頭に北アルプスの名だたる岳峰を眺める絶好の展望台。夜景も◎。表銀座の縦走路の拠点として、また3,000m級の山の入門登山の地としておすすめです

インフォメーション

テント場 個室 自炊室 乾燥室 お風呂 生ビール
ドコモ au ソフトバンク 楽天 公衆電話
× ×

■連絡先
090-1420-0008 0263-32-1535(営業期間外)
https://www.enzanso.co.jp/enzanso

■営業時間
4月中旬~11月下旬
年末年始営業:2025年12月24日〜2026年1月4日(予定)

■収容人数
300人

■標高
2,710m

■宿泊料金
1泊2食 ¥15,000
素泊まり ¥10,000
お弁当 ¥1,500

■水
宿泊者無料(4~6月初旬までは有料)

館内施設

1.大人数収容可能な広々とした食堂

混雑時の食事は入替制。ご飯のおひつ、みそ汁、お茶のポットが各テーブルに設置されるので、立っての移動が不要。コンベクションオーブンを使った料理は、絶品!

2.雑誌・書籍類が豊富にそろう談話室

ゆったりとくつろげる落ち着いた空間。『PEAKS』『ランドネ』をはじめ、山関連の雑誌や書籍、図鑑やマンガなどが多数。65年以上前の燕山荘の模型も必見!

3.親切ていねいな接客

受付を済ませた後、スタッフが部屋まで案内してくれる。館内施設の場所や利用方法などの説明があり、とても親切。ハンガーなどもこのときに配布される

4.本館、新館に複数ある乾燥室

取り間違いのないよう、荷札をつけて利用する。ハンガーは、受付後に配布されるものを使用。写真は本館の乾燥室。新館にも複数あるので便利だ

5.清潔感あふれるトイレ

簡易水洗型の洋式トイレ。本館と新館の随所にあるので、さほど混雑しない。すべてのトイレがしっかりと清掃されており、心地よく使用できる

絶景と楽しむ山上の絶品グルメ

山小屋とは思えないハイクオリティかつ多彩なメニューが人気の「喫茶サンルーム」と食堂の昼食営業。御来光や夜景も楽しめる喫茶室(下写真)では、コーヒーやケーキセットのほか、生ビールやワインなどとともにおつまみを楽しめる。昼食営業では、本格的なチキンインドカレーやビーフシチューセット(サラダ付き)、各種うどんや豚汁などを味わえる。喫茶営業は5:00~18:45(ラストオーダー)。昼食営業は10:45~13:45(ラストオーダー)。いずれもハイシーズンや混雑時、時間変更の場合あり。

優雅な時間と空間も満喫

モンブランやショコラ、スフレロールなど、本格的なケーキがあり、時季によりメニューが変わる。ケーキ単品は各種¥600。コーヒー・紅茶・ミルクとのセットは¥1,000

街の人気店もビックリ!

見るからにおいしいとわかるチキンインドカレー(¥1,200)。スパイシーな香りが食欲をそそり、ほろほろとしたチキンと複雑なソースにスプーンが止まらない!

食事

【夕食】燕山荘の食事は、主食、副菜、デザートと、すべてレベルが高く大好評。ヒーターにファンのついたコンベクションオーブン製のハンバーグは美味。連泊の場合、2日目は別メニュー

【朝食】焼いたサケの切り身、ソーセージ、卵焼き、おしんこなど、バランスのよい和食定番のメニューが並ぶ朝食。ごはん、味噌汁は、夕食同様、おかわり自由。デザートも付き、大満足

部屋

大部屋、和室の個室、二段ベッドの部屋があり、いずれも清潔感あふれる心地よい空間。一般室には、ロールカーテンなどの仕切りが設置されている。受付を済ませた順に、予約した部屋へスタッフに案内される

和室の個室

二段ベッドの部屋

お土産・売店

Tシャツ、バンダナ、バッジ、手ぬぐいなど、オリジナルグッズ多数。飲料やカップ麺、お菓子類も豊富

テント場

地面:土
テント設営数:40
利用料金:¥2,000

テント場は、事前予約が推奨・お願いされている。テントのレンタルはなし。小屋から徒歩0分という好立地。燕岳を望む人気のテント場なので、予約必須。なお、合戦小屋のテント場は、ヘリポートを使った非常用。要問い合わせ

「燕山荘」公式HPをご確認ください。

※この記事はPEAKS[2024年9月号 No.167]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
※最新の情報を直接ご確認の上ご計画ください。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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