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テント泊でもおいしいご飯を味わいたい!北アルプス山小屋ディナー探訪

人が多い山域ではテント泊登山者への食事の提供を行なっているところも少なくない。
今回は、夏から秋に人があふれる北アルプスに絞り、夕食が食べられる小屋の一部をご紹介。

文◉PEAKS編集部

食材を背負わないといけないテント泊の場合、食事が貧相になりがち。でも充実させようとすると荷物が重たくなるし……というジレンマを解決してくれるのが、山小屋の食事だ。

出費にはなるものの、食材をたくさん持っていく必要はなく、できたての温かいご飯をいただくことができる。登山者が多い北アルプスでは、朝食や弁当を含め食事を提供する小屋がそれなりにあるので、食に貪欲な登山者はうまく活用しよう。

今回は食事を提供する小屋の一部をピックアップして紹介する。なお、写真は食事の例であり、毎回このとおりではないので注意。また、小屋の状況によっては提供できないときもあるので、利用時は確認と予備食の準備を忘れずに。

①槍平小屋

スパイス料理研究家の印度カリー子さんが監修したオリジナルスパイスカレーが名物。ザクザクスパイスふりかけで味変も楽しめる。

・料金:3,000円
・予約:事前にWEB予約が必要

Photo by Maki Matsumoto

②岳沢小屋

カレーバイキングを毎日実施。カレー以外にも10品程度のさまざまな料理、デザートが用意されており、すべておかわり自由だ。

・料金:3,500円
・予約:事前にWEB予約が必要

Photo by Maribe
写真提供◉岳沢小屋

③穂高岳山荘

栄養バランスまで考えられた多品目の彩り豊かな食事を提供。名物の朴葉ずしのお弁当も利用できるので、合わせてどうぞ。

・料金:3,100円
・予約:16:00までに受付で申し込み

Photo by Maribe

④蝶ヶ岳ヒュッテ

安曇野の契約農家の米、味噌汁は安曇野産の米と大豆を使ったスタッフ手作りの味噌を使うなど食材にこだわりあり。おかずも豊富。

・料金:3,000円
・予約:15:30までに受付で申し込み

Photo by Toshihide Hara

⑤燕山荘

山小屋とは思えないレベルの高い食事が自慢。とくにコンベクションオーブンで焼き上げるハンバーグが人気でファンも多い。

・料金:3,500円
・予約:当日フロントで申し込み。先着10名までで事前予約は不可

Photo by Koichi Yamamoto

⑥南岳山荘

具だくさんなポトフと惣菜のビュッフェ。おかわり自由なので満足度が高く、翌日の行動に備えてしっかりエネルギー補給できる。

・料金:3,500円
・予約:事前にWEB予約が必要

写真提供◉南岳山荘

⑦三俣山荘

地元長野で駆除された鹿肉を使ったジビエシチューを提供。塩麹や赤ワイン、ブーケガルニなどを加えて煮込まれており味わい豊か。

・料金:3,400円
・予約:16:00までに受付で申し込み(提供数に限りあり)

Photo by Maki Matsumoto

⑧湯俣温泉 晴嵐荘

信州牛を使ったボリューミーなハンバーグが食欲をそそる。デザートは白いミルクプリンと湯俣ブルーをイメージした青いゼリー。

・料金:3,000円
・予約:電話かインスタグラムのDMで前日までに予約

写真提供◉湯俣温泉 晴嵐荘

⑨針ノ木小屋

サバの味噌煮が定番。ほかにもおかずの種類が豊富でボリューム満点。土曜日など混雑するときはカレーがメインの献立になる。

・料金:2,800円
・予約:15:00までに受付で申し込み

Photo by Keita Ohori

⑩雲ノ平山荘

大きな鮭の切り身や根菜などが入った具だくさんの石狩鍋に加え、乾物を使った料理が食卓を彩る。数に限りがあるので要注意。

・料金:4,000円
・予約:テント泊受付時に申し込み(提供数に余裕がある場合に限る)

写真提供◉雲ノ平山荘

⑪白馬岳頂上宿舎

ビュッフェスタイルで豊富なメニューのなかから好きなものを好きなだけ食べられる。デザートも充実。朝食もビュッフェが利用可能。

・料金:4,200円
・予約:16:00までに受付で申し込み

Photo by Shizuka Abe
Photo by Shizuka Abe

⑫天狗山荘

天狗鍋が名物。鶏団子など具材が豊富で、つゆは魚介系のだしが利いている。ほかにもおかずが充実しており全体にボリューミー。

・料金:4,200円
・予約:16:00までに受付で申し込み

Photo by Kenichi Moriyama

⑬冷池山荘

さまざまなおかずが並んだ幕の内的な献立。小鉢に入った冷やし蕎麦がおまけのようでうれしい。米は地元産のものを使用。

・料金:4,200円
・予約:15:00までに受付で申し込み

Photo by Hiroyuki Usami

⑭種池山荘

自分で揃えるのは難しいほど多品目のおかずが並ぶ。ちなみに夏と秋の限られた時期には昼に軽食として手作りピザを販売している。

・料金:4,200円
・予約:15:00までに受付で申し込み

Photo by Keita Ohori

中央・南アルプスの食事提供状況

中央アルプスの2カ所のテント場(駒ヶ岳頂上山荘、檜尾小屋)では提供がなく、南アルプスでも夕食を提供する小屋は、白根御池小屋(事前のネット予約が必要)などごく一部のみ。ただし昼の軽食は充実した小屋が多いので、各所で昼食を味わいながら歩くのはおすすめだ。

 

※この記事はPEAKS[2026年9月号 No.180]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
※最新の情報を直接ご確認の上ご計画ください。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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