
iGPSPORT BiNavi Ultra 3.7インチ大画面と操作ノブを備えた究極のナビ特化型フラッグシップ|iGPSPORT
Bicycle Club編集部
- 2026年10月29日
INDEX
コストパフォーマンスに優れたサイクルコンピューターからハイエンド機まで、幅広いラインナップで急速にシェアを拡大しているブランド「iGPSPORT(アイジーピースポーツ)」。同ブランドが展開するナビゲーション特化型シリーズ「BiNavi」の新たな頂点に君臨するフラッグシップモデル「BiNavi Ultra(バイナビ・ウルトラ)」が発表された。3.7インチの大型高輝度ディスプレイに新開発の物理コントロールノブを組み合わせ、昭文社「マップル」の日本詳細道路地図や自動ヒルクライム検出機能「iClimb 4.0」など、ブランドが培ってきた最新技術を惜しみなく投入した意欲作だ。
「プレミアムをその手に、自由をもっと遠くへ」BiNaviシリーズの頂点に立つ最上位モデル

近年、単なる走行データの記録にとどまらず、未知のルートを開拓するアドベンチャーライドやブルベ、数日間にわたるロングツーリングを楽しむサイクリストが増えている。そうしたライダーから絶大な支持を集めてきたのが、iGPSPORTのナビゲーション特化型サイクルコンピューター「BiNavi」シリーズだ。
今回登場した「BiNavi Ultra」は、「プレミアムをその手に、自由をもっと遠くへ」というコンセプトのもと、ハードウェアの視認性・操作性からソフトウェアのルーティング精度に至るまで、全方位で大幅なアップデートを果たした最上位モデルである。
BOEと共同開発した3.7インチ大型ディスプレイと、革新的な「コントロールノブ」

まず目を引くのが、本体前面の大部分を占める3.7インチ(解像度480×854ピクセル)の大型カラーディスプレイだ。世界的なディスプレイメーカーであるBOEと共同開発した屋外専用の半透過型カラーパネルを採用しており、真夏の強烈な直射日光下から薄暗いトンネル内、夜間まで、環境光センサーと連動して一日中クリアな視認性を確保する。

画面の大型化は、地図の視認性向上だけでなく、1ページあたり最大12項目を表示できるデータフィールドの読みやすさにも直結している。高速巡航時や荒れた舗装路で路面からの振動が大きいシチュエーションでも、一瞬の視線移動だけで必要な情報を正確に読み取ることが可能だ。
そして、ハードウェア面における最大のトピックが、3つの物理ボタンに加えて新開発された「コントロールノブ(ダイヤル)」の採用である。

タッチスクリーン(マルチタッチ・グローブ対応)の利便性はそのままに、ノブを回す・押すという物理アクションによって、地図の拡大・縮小スクロールやデータページの切り替え、主要メニューへのアクセスを直感的かつスムーズに行えるようになった。雨や霧で画面が濡れている過酷なコンディションや、冬場の厚手グローブを着用している際にも、確実な操作感を提供してくれる。ノブとベース部分には高耐久なオールメタル素材が奢られており、フラッグシップ機にふさわしい重厚な質感とタフネスを兼ね備えている。
「マップル」日本詳細地図を内蔵し、トンネル内でも途切れない高精度ナビゲーション
シリーズの核となるナビゲーション機能も、さらなる進化を遂げた。内蔵される「グローバルオフラインマップ 4.0」は、日本の道路事情を知り尽くした昭文社「マップル」の日本詳細道路地図に対応。64GBの大容量内蔵メモリを活かし、日本の入り組んだ路地やサイクリングロード、POI(周辺施設情報)まで豊富かつ正確に収録している。

スマートフォンの電波が届かない山間部でも、オフライン環境下で素早く正確なルート検索が可能だ。万が一コースを外れてしまっても、オフラインでの高速リルート機能が即座に働き、正しいルートへの復帰をスムーズに案内してくれる。また、画面を長押しするだけで現在地の指定や過去の目的地へのナビ、走行ルートの再追跡、最短ルートの選択などに即座にアクセスできる「クイックナビゲーション」も備えており、走り出したい瞬間に複雑な設定なしでスタートできる。
ターンバイターン(右左折)案内もサイクリングシーンに最適化された。走り慣れた道では余計な通知を抑えてシンプルに案内し、初めて走る未知のルートでは詳細なターン案内をポップアップ表示することで、走りを邪魔せず迷わない絶妙なバランスを実現している。さらに、データページの自由な場所に地図やターン案内を組み込める「ナビゲーションアイコン化」機能により、パワーや心拍数などの走行データとナビ画面を1ページ内で同時に確認できるのも実戦的なポイントだ。
測位システムには、L1+L5のデュアルバンドGNSS(GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS対応)を採用。これに加え、高精度IMU(慣性計測装置)センサーとDR(デッドレコニング=自律航法)アルゴリズムを組み合わせた「慣性航法」を新たに搭載した。これにより、衛星信号が遮られやすい深い森林地帯や長いトンネル、高層ビルが立ち並ぶ都市部であっても自車位置を見失わず、途切れることのないルート追跡を継続する。
超長距離ライドを支える「ルートコレクション」と、事前読み込み不要の「iClimb 4.0」
PBP(パリ〜ブレスト〜パリ)やRAAM、キャノンボール、あるいは連休を使った数日間のロングツーリングなどに挑むブルベライダー・アドベンチャーライダーにとって朗報となるのが、新機能「ルートコレクションナビゲーション」だ。

これは複数のカスタムルートを1つの「ルートパッケージ」としてまとめてインポート・管理できる機能である。走行の進行状況に応じて、1つの区間が終われば次のルートへと自動的に切り替わるため、チェックポイントごとにファイルを読み込み直したり、走行を中断して画面を操作したりする手間を最小限に抑え、ペダリングだけに集中できる。なお、世界中の450万件以上のルートライブラリにアクセスできるほか、CNX、GPX、FIT、TCXといった各種ルートファイル形式のインポートにも対応している。
一方、ヒルクライマーや山岳ロングライダーの強い味方となる「iClimb」は、最新世代の「iClimb 4.0」へとアップデートされた。最大の進化点は「事前のルート読み込みが不要になった」ことだ。

フリーライド中であっても、走行中のルート前方にある上り坂をデバイスが自動で検出し、頂上までの残り距離、獲得標高、勾配の変化グラフをリアルタイムでカラフルに表示。「この先どれくらい上りが続くのか」「どこで勾配が緩むのか」が視覚的に把握できるため、初めての峠道でも的確なペース配分が可能になる。さらに「ライブセグメント 2.0(Strava Live Segments対応)」も搭載しており、地図上にセグメント情報やライバルとのリアルタイムのタイム差を重ねて表示し、モチベーションを高めてくれる。
100dB超の電子ベル&音声ナビ、最大1,000曲の音楽保存も可能な内蔵スピーカー
BiNavi Ultraは、最大音量100dB以上を誇る高出力スピーカーを本体に内蔵しており、サウンドを活用した安全性とエンターテインメント性も大きく引き上げられた。


その代表格が「大音量電子ベル」機能だ。画面をダブルタップするだけ、あるいはペアリングしたシマノDi2のスイッチ操作によって、瞬時にクリアな電子ベル音を鳴らすことができる。ハンドル周りに物理ベルを取り付けるスペースがないエアロハンドルユーザーや、ブラケットから手を離さずに前方へ存在を知らせたい場面で非常に重宝する機能だ。
また、右左折のタイミングや上り坂へのアプローチ、各種アラート(警告リマインダー)を声で知らせる「音声ナビゲーション」にも対応。画面を凝視する回数を減らし、周囲の交通状況にしっかりと注意を払いながら安全にライドを楽しめる。さらに、64GBの本体メモリにはMP3やWAV形式の音楽データを最大1,000曲まで直接保存でき、スマートフォンを携行することなく音楽再生コントロールを行えるユニークな機能も備わっている。
次世代バイオ・エアロセンサーまで網羅する拡張性と、30時間超のロングライフ
フラッグシップ機に求められるトレーニング機能と外部デバイスとの拡張性(エコシステム)も抜かりない。
一般的なスピード、ケイデンス、心拍センサー、パワーメーター、スマートトレーナー、リアビューレーダー、E-Bike、電動変速システム(Shimano Di2、SRAM eTap、Campagnolo EPS)との連携はもちろんのこと、BiNavi Ultraは最先端の特殊センサー群にも対応している。深部体温をモニタリングする「CORE 体温センサー」、換気量や呼吸数を計測する「Tymewear 呼吸センサー」、さらには走行中の空気抵抗やフォームをリアルタイム解析する「Aerosensor」「Aerobody」といったプロレベルの空力・生理学センサーとの接続をサポート。TSSやNPなどを含む240種類以上のデータ項目から、あらゆる角度でパフォーマンスを分析できる。
また、独自の「iGPLink」機能により、同社のスマートフロントライト(VSシリーズなど)やレーダーテールライト(SR miniなど)、アクションカメラなどを一元管理し、画面上の「コントロールアイコン」から直感的に操作することが可能だ。ワイヤレス通信はデュアルモードBluetooth、ANT+に加え、高速なデータ同期を実現するWi-Fi 6(2.4GHz)を搭載しており、ライド終了後にはiGPSPORTアプリやStrava、TrainingPeaks、Komootへ数秒でログを自動アップロードできる。

これだけの多機能・大画面を誇りながら、2,420mAhのコバルト電池を搭載することで「30時間以上」という圧倒的なバッテリー駆動時間を達成。USB Type-Cポートは急速充電に対応しており、わずか1.5時間でフル充電が完了する。本体重量は122g、防水性能はIPX7を確保。
パッケージには本体のほか、アウトフロントマウント「M80」や専用保護ケース、セーフティーテザーなどが最初から一式同梱されており、購入してすぐにライドへ連れ出すことができる。販売価格は79,200円(税込)だ。
iGPSPORT BiNavi Ultra
価格:79,200円(税込)
- ディスプレイ:3.7インチ 半透過型カラーディスプレイ(480×854ピクセル)
- タッチスクリーン:マルチタッチ、グローブタッチ対応
- 操作インターフェース:3ボタン+コントロールノブ(ダイヤル)
- 本体サイズ:108.2×60.9×14.3mm(マウント除く)
- 重量:122g
- バッテリー駆動時間:30時間以上(容量2,420mAh、急速充電対応・充電時間約1.5時間)
- 内蔵メモリ:64GB(マップル日本詳細道路地図対応グローバルオフラインマップ4.0内蔵、音楽保存最大1,000曲対応)
- 測位衛星システム(GNSS):L1+L5 デュアルバンドGNSS(GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)、AGPS対応、慣性航法(IMU+デッドレコニング)対応
- ワイヤレス通信:Wi-Fi 6(2.4GHz)、デュアルモードBluetooth(BLE)、ANT+
- 内蔵センサー:加速度センサー、気圧高度計、環境光センサー、バッテリー残量計、IMUセンサー
- 内蔵スピーカー:最大音量100dB以上(電子ベル、音声ナビゲーション対応)
- 対応センサー・デバイス:スピードセンサー、ケイデンスセンサー、スピード・ケイデンスセンサー、心拍センサー、パワーメーター、電動変速システム(SHIMANO Di2 / SRAM eTap / Campagnolo EPS)、スマートトレーナー、E-Bike、リアビューレーダー、iGPSPORT自転車ライト、アクションカメラ、CORE体温センサー、Tymewear呼吸センサー、Aerosensor、Aerobody
- 防水性能 / 動作温度:IPX7 / -10℃〜50℃
- 充電・データ通信ポート:USB Type-C
- 付属品:M80マウント、マウントベース、保護ケース、充電ケーブル、セーフティーテザー、クイックスタートガイド
問:iGPSPORT https://www.igpsport.com/jp / 日直商会 https://nichinao.jp / トライスポーツ https://www.trisports.jp/
- CATEGORY :
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。



















