ロス五輪出場枠が懸かる!2027アジアマウンテンバイク選手権が24年ぶりに日本での開催決定
Bicycle Club編集部
- 2026年07月11日
日本自転車競技連盟(JCF)は7月10日、2027年の「アジアマウンテンバイク選手権大会」の開催地が日本に決定したことを発表した。日本での開催は24年ぶり2回目。長野県(ダウンヒル)と静岡県(クロスカントリー)の2会場に分けた種目別の分割開催となり、エリート優勝国には2028年ロサンゼルス五輪への出場権が与えられる注目の大会となる。
24年ぶりの日本開催は、大会史上初となる「種目別・2会場分割形式」

アジア地域のマウンテンバイク(MTB)最高峰レースである「アジアマウンテンバイク選手権大会」。アジア自転車競技連合(ACC)により、2027年大会の舞台が日本に決定した。日本で同大会が開催されるのは、2003年の青森県青森市(モヤヒルズ)大会以来、実に24年ぶり、2回目のこととなる。
今大会の最大のトピックは、競技種目ごとに会場を分けて実施する「分割開催」方式を採用した点だ。これは同大会史上初の試みとなる。
ダウンヒル(DHI)競技は、全日本選手権をはじめ数々の国際大会の舞台となってきた長野県富士見町の「富士見パノラマリゾート」で実施。一方、クロスカントリー(XCO/XCC/XCR)競技は、東京2020オリンピックのレガシーコースとして整備され、ジャパンマウンテンバイクカップなど現在も毎年国際大会が行われている静岡県伊豆市の「日本サイクルスポーツセンター」が舞台に選ばれた。
日本が誇る2つの名門コースをそれぞれの競技に最適化して使用することで、世界トップレベルの選手たちによる、より高度でダイナミックなレースが展開されることが期待される。
LA2028五輪の切符を懸けた、アジア最高峰の戦い

今大会は、国際自転車競技連合(UCI)が定める「大陸選手権」に位置づけられる。ACC加盟45カ国の代表選手が集うなか、最も大きな注目を集めるのがクロスカントリー・オリンピック(XCO)のエリートカテゴリーだ。
この種目で優勝した選手の国には、「ロサンゼルス2028オリンピック」への出場枠が与えられる。五輪の切符を懸けた極度のプレッシャーのなか、急坂や岩場、木の根など自然の地形を生かしたテクニカルな伊豆の周回コースで、一瞬の判断力と繊細なバイクコントロールが求められる激しい順位争いが繰り広げられるだろう。
また、富士見パノラマリゾートで行われるダウンヒル(DHI)も必見だ。山頂からゴールまで一気に駆け下り、時速60kmを超えるスピードで次々と現れる難所をクリアしていく姿は、まさに”重力との戦い”。わずかなミスが勝敗を分ける極限の世界で、選手たちの卓越したテクニックと大胆なライディングが観客を魅了するに違いない。
大会の開催時期は、2027年9月〜10月を目途に現在調整中とのこと。アジア王者の称号と五輪出場権を懸けた国内でのビッグレースに向け、今後の詳細日程の発表が待たれる。
大会概要
大会名:2027 アジアマウンテンバイク選手権大会(2027 Asian Mountain Bike Championships)
大会格付け:国際自転車競技連合(UCI)が定める「大陸選手権」
主催:アジア自転車競技連合(ACC)
主管:公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)
出場国(予定):ACC加盟 45か国
開催時期(予定):2027年9月~10月で調整中
実施種目およびカテゴリー
・ダウンヒル・インディヴィジュアル(DHI)
・クロスカントリー・オリンピック(XCO)
・クロスカントリー・ショートトラック(XCC)
・クロスカントリー・チームリレー(XCR)
※カテゴリー:エリート(男女)、U23(クロスカントリーのみ)、ジュニア(男女)
※日本代表選手はJCFが選考・派遣
競技会場
・ダウンヒル:富士見パノラマリゾート(長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703)
・クロスカントリー:日本サイクルスポーツセンター(静岡県伊豆市大野1826)
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