
チームリレーはポーランドが優勝 日本が劇的スプリントも選手交代時のミスで失格に|UCIグランフォンド世界選手権
福光俊介
- 2026年08月28日
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北海道・ニセコ地域で行われている「UCIグランフォンドワールドチャンピオンシップス」は、8月28日に国別対抗のチームリレーを実施。6チームによる優勝争いとなり、日本2がスプリントで先着。世界一に輝いたかに思われたが、選手交代時にミスがあったとの裁定。失格となり、繰り上げでポーランド1が優勝となった。
倶知安町の市街地コースを使ってのチームリレー
今大会の2種目めとなるチームリレーは、ホストタウンである倶知安町の市街地コースを使って行われた。国別に4人1組のチームを編成し、3周交代でつないでいく。出場するには、この前日に行われた個人タイムトライアル、または30日に実施のロードレースにエントリーしていることが条件。メンバー構成は、女子1名(年齢制限なし)・男子1名(年齢制限なし)・男子または女子40歳以上1名・男子または女子50歳以上1名とすることが求められる。なお、走順はチームで決めることができる。
また、リレーは前走者が3周目を完了した後に、次走者がウェイティングゾーンを出発する形をとる。

スプリント力で勝った日本2が一番にフィニッシュも…
13カ国・地域から全26チームが出場したレースは、ドイツ1がスタートから飛ばし、後続に10秒以上のリードを得て第2走者へ。各チームが2人目のライダーを送り出すと、順位が大きくシャッフル。一時オランダがトップに立ったが、第2走者の3周目(トータル6周目)にオーストラリアが逆転。約5秒差のパックに日本2が入り、上位をうかがう。

第3走者がスタートすると、リードしていたオーストラリアは引き戻され、7チームによる先頭グループに。日本2は高岡亮寛選手がアタックを試みるなど積極的に展開。トップで最終走者の大前翔選手へとつないだ。

各チームのエースクラスがそろったアンカー。優勝争いは6チームに絞られ、日本2も流れをキープして周回を重ねる。いくつかアタックがかかったものの決定打とはならず、6チームがまとまってのスプリント勝負へと委ねられた。

最終コーナーを過ぎると、フィニッシュまでは約150m。ポーランド1が先頭で最後の直線へ。すると2番手につけた日本2・大前選手が持ち前のスプリント力を生かしてトップへ。そのままポジションをキープして、1着でフィニッシュラインを通過。会場に集まったファンや関係者が歓喜に沸いた。

走者交代時にフライングがあったとの裁定
ドラマティックな走りに会場が盛り上がり、選手たちも喜びを爆発させたが、その後日本2に失格の知らせが届く。第3走者からのリレー時に第4走者のフライングがあったとの裁定。他国からの抗議を受けて審議した結果だった。また、このレースでは日本2を含む7チームが失格となっている。
これにより、ポーランド1が繰り上げで優勝が決定。同国はこの種目で過去2年間世界のトップに君臨しているリレー強国。思わぬ形ではあったものの、選手たちは連覇を喜んだ。

このほか、2位にフランス1、3位にカナダ3がそれぞれ入賞。日本4は10位、日本3は14位、日本1は16位でフィニッシュしている。
イヴァン・バッソ氏らが走るライドイベントが開催される
翌29日は競技実施はなく、関連イベントの「ニセコディスカバリーサイクリング」が行われる。
ニセコの雄大な自然や食、地域の魅力をライドとともに楽しむ機会。ファンライド形式で行われ、倶知安町と洞爺湖を往復する100kmコース、同町と留寿都村とを往復する65kmコースに分かれて走る。
ゲストライダーとして、大会アンバサダーを務めるイヴァン・バッソ氏らが参加を予定。バッソ氏はライドに先駆けて、28日にトークショーに出席しファンとの交流も行っている。

UCIグランフォンドワールドチャンピオンシップス ニセコ チームリレー結果
1 ポーランド1 32:32
2 フランス1 +0:00
3 カナダ3 +0:00
10 日本4 +0:53
14 日本3 +1:44
16 日本1 +3:36
DSQ 日本2
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- TEXT & PHOTO:福光俊介
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