
通学路から事故を考える。ブリヂストンサイクルが中学・高校で「危険予知トレーニング」を実施
Bicycle Club編集部
- 2026年10月20日
ブリヂストンサイクルが、関東の中学生・高校生を対象に、自分たちの通学路から自転車事故の危険を考える「危険予知トレーニング」を実施している。生徒が普段通う学校周辺の道路写真を教材に使い、潜む危険を自分で見つける力を育てるのが特徴だ。
自分たちの通学路から危険を考える「危険予知トレーニング」を実施

ブリヂストンサイクル株式会社は、関東の複数の中学校・高校で「危険予知トレーニング」を行った。自転車に乗る中高生が、走行中にひそむ危険をあらかじめ予測し、事故を自分で避けられる力を身につけることが目的だ。2026年7月には、茨城県つくばみらい市立の伊奈中学校・小絹中学校・谷和原中学校、東京都立農業高等学校などで実施した。
危険予知トレーニング(KYT)とは、交通場面の写真などから「どこに危険が潜んでいるか」を読み取り、事故を防ぐ行動を考える学習方法のこと。警察庁の「自転車交通安全教育ガイドライン」でも、高校生段階では、交通ルールやマナーの理解に加えて、危険を理解・予測し、自分で回避する力を身につけることが求められている。今回の取り組みは、その狙いに沿ったものだ。
通学や普段の移動と結びつけて、交通安全を「自分事」に

今回の交通安全教室では、まず「自転車安全利用五則」などの基本的な交通ルールを伝えたうえで、事故リスクが高い学校周辺の道路写真を教材に危険予知トレーニングを行った。写真の中に潜む事故のリスクを生徒自身が見つけ、グループで意見を出し合いながら、「どんな危険が考えられるか」「事故を防ぐにはどう行動すべきか」を話し合った。
身近な道路を題材にすることで、一般的な交通ルールを学ぶだけでなく、普段の通学や移動時の行動と重ね合わせて考えられる。交通安全を「自分事」としてとらえられる内容とした。
講習会を終えた生徒の声
- 「学校周辺の道路の写真が使われていたので、危険な場面を想像しやすかったです」
- 「話し合いを通じて意見を出し合い、周りの人のさまざまな考えを知ることができました」
- 「どんな危険があるかを予測し、事故を防ぐためにどう行動すればよいかを学べました」
- 「普段は警察の方から話を聞く機会が多いので、今回は新しい視点から学べてとても参考になりました」
- 「こうした教室をもっと増やして、小学校や中学校でも実施してほしいです。自転車の安全な乗り方は早くから学ぶことが大切だと思います。分かりやすく楽しく学べる内容だったので、小・中学生にも伝わると思います」
子どもからシニアまで、ライフステージに応じた安全啓発
今回の中高生向けトレーニングは、ブリヂストンサイクルが2026年7〜9月に全国で行った自転車交通安全の啓発活動(全20件)の一環だ。小学生向けには「うんこ交通安全ドリル」のゲームを使った教室、子育て世代には子乗せ電動アシスト自転車の安全な乗り方、シニアにはヘルメットの選び方・正しいかぶり方など、世代ごとの困りごとに合わせた内容を展開している。
同社は、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Ease:より安心で心地よいモビリティライフを支えること」の実現にコミットしていく。今後も現場の声を聴きながら、全国の自治体や警察、関係団体と連携し、地域やライフステージ別の困りごとに応じた活動を広げていく予定だ。
問:ブリヂストンサイクル https://www.bridgestonecycle.jp/contact/
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