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ガーミン Edge 1060 初のボイスコントロール搭載、小型軽量化を果たした新フラッグシップ|GARMIN

世界のトッププロから週末を楽しむホビーサイクリストまで、圧倒的な支持を集め続けるガーミンのサイクルコンピューター「Edge」シリーズ。そのフラッグシップモデルが満を持して進化を遂げた。「Edge 1060(エッジ 1060)」が2026年11月6日(金)に発売される。

前作Edge 1050で好評を博した高精細・高輝度な3.5インチカラー液晶ディスプレイや内蔵スピーカー、電子決済機能を受け継ぎつつ、ガーミンのサイクルコンピューター史上初となる「ボイスコントロール機能」を搭載。さらに、大画面はそのままに本体サイズを縦方向に約1.2cmコンパクト化し、19gもの軽量化を達成した。ハードウェア・ソフトウェアの両面で磨き抜かれた、新世代のフラッグシップ機だ。

Garminサイコン史上初「ボイスコントロール」搭載 ハンドルから手を離さずに声で操る

ハンドルバーにすっきりと収まるEdge 1060。走行中でもハンドルを握ったまま安全に音声操作が可能だ

「Edge 1060」最大のエポックメイキングな進化点が、本体に内蔵されたマイクとスピーカーによる「ボイスコントロール機能」の採用だ。

走行中、サイクルコンピューターの操作のためにハンドルから手を離す行為は、特に高速巡航中や荒れた路面、下り坂においては転倒のリスクを伴う。Edge 1060は音声コマンドに対応したことで、手をブラケットやドロップ部に置いたまま、安全かつ直感的にデバイスを操作できるようになった。

路面の穴や落下物などの報告に対し、音声で「はい」「いいえ」と答えるだけで素早く確認・フィードバックが行える

対応する音声コマンドは、タイマーのスタート/ストップや画面の輝度調整、地図のズームイン/ズームアウト、目的地までの残り距離や次の転換点表示の呼び出し、さらには「近くのコンビニ検索」に至るまで、76種類にも及ぶ(※住所・目的地の詳細音声検索は今後のアップデートで対応予定)。

さらに、内蔵マイクはコミュニケーション機能にも革命をもたらす。スマートフォン向けアプリ「Garmin Messenger」とペアリングすることで、連絡先に登録された仲間や家族へのボイスメッセージの録音・送信が可能となった。走行中に急な予定変更やトラブルが起きても、音声で素早くメッセージを届けることができる。

また、ガーミンユーザー同士で路面の危険箇所をリアルタイムに共有できる機能も進化。例えば道路に大きな穴(ポットホール)や障害物を発見した際、「穴 まだそこにありますか?」というポップアップに対して「はい」「いいえ」と声で答えるだけで報告が完了する。コミュニティの安全性を高めるアクションが、一切のハンドル操作を妨げずに行えるのだ。

3.5インチ大画面はそのままに、縦1.2cmコンパクト化&19gの軽量化を実現

3.5インチの大画面カラーLCDを搭載しながら、本体の縦サイズを短縮して142gへと軽量化を果たした

前作Edge 1050は、従来の半透過型MIP液晶から鮮やかなフルカラーTFT LCD(480×800ピクセル)へと刷新され、その圧倒的な視認性でサイクリストに衝撃を与えた。Edge 1060でもこの美しい3.5インチLCDディスプレイを継承。日差しの強い日中から夜間まで、あらゆるコンディションで高い視認性を誇る。

注目すべきは、その筐体サイズの大幅なシェイプアップだ。Edge 1050が外寸60.2×118.5×16.3mm・重量161gだったのに対し、Edge 1060は58.5×107×16.3mm、重量142gへと進化。ディスプレイサイズをまったく犠牲にすることなく、縦方向を約1.2cm短縮し、重量を19g削減している。

コックピット周りをすっきりとまとめたいエアロロードのユーザーや、重量増を嫌うヒルクライマーにとって、この小型・軽量化は大きな魅力となるだろう。

インターフェイス面では、タッチスクリーンに加えて物理ボタンを「7つ」に増設したダブルインターフェイスを採用。雨天時の水滴による誤動作を防ぐためにタッチスクリーンをロックした場合でも、厚手の冬用グローブを装着しているシチュエーションでも、確実な操作が可能となった。

内部プロセッサーも新世代へとアップデートされ、地図のスクロールやルート再検索、画面遷移のレスポンスが一段とスムーズに。UIデザインも直感的な操作性を重視した新レイアウトへと刷新されている。

信号待ちを回避する「フリーフロールーティング」と最新の2026年版昭文社地図

 

左から、刷新されたホーム画面、音声コマンド、この先(アップアヘッド)、ワークアウト画面、クライムリーダーボード

ガーミンの真骨頂であるナビゲーション機能も、さらなる進化を遂げた。

地図データには、全国の主要自転車道データを網羅した「昭文社シティナビゲーターPlus 2026年版」を標準収録。バイクショップ、コンビニ、パーキングなどのサイクリストにとって重要な施設情報(POI)も素早く検索できる。

新機能として追加されたのが、コース作成メソッド「フリーフロールーティング」だ。デバイス上でコースを自動生成する際、信号による停止が多い道路や、速度が落ちやすい狭小・混雑区間を巧みに回避し、サイクリングの巡航リズムを途切れさせない最適なルートを算出してくれる。信号ストップのストレスを減らし、一定ペースで走り続けたいトレーニング用途に極めて心強い味方だ。

また、データ画面上に好みのPOI(コンビニ、公園、給水所、トイレなど)までの距離と所要時間を常時リスト表示できる「この先(アップアヘッド)」機能に対応。わざわざ地図画面に切り替えてスクロールしなくても、次の補給ポイントまでの目安が一目で把握できる。

さらに、サイクリング中のストレスを軽減する「ナビゲーションの一時停止機能」も搭載。景色が良い脇道に寄り道したり、休憩のためにコースを外れた際、煩わしいオフコース警告音を一時停止させることができる。元のルートに復帰すれば、自動で目的地までの案内が再開されるスマートな仕様だ。

GNSS測位はL1信号とL5信号を受信するマルチバンドテクノロジーを搭載。高層ビル群の谷間や深い山間部の峠道でも、狂いのない高精度な位置捕捉を実現している。

最大60時間のスタミナ稼働 緊急時には他デバイスを救う「リバース充電」も

電力消費の激しい高輝度フルカラー液晶を搭載しながら、バッテリー性能も極めて優秀だ。高負荷稼働(ナビやセンサー、通知機能をフル活用した状態)でも約20時間の連続稼働が可能で、バッテリー節約モードを活用すれば最大約60時間ものロングライフを誇る。ブルベをはじめとする超長距離ライドや、複数日にわたるバイクパッキングでも不安はない。

さらにユニークかつ実用的な機能として、「リバース充電」に対応した。Type-Cケーブルを介して、Edge 1060本体のバッテリーからスマートフォンやライト、電子機器へ電力を給電できる(※ライド中の給電は非推奨)。ロングライドの終盤、スマートフォンの電池が切れて電子マネーや連絡手段が断たれるといった非常事態において、Edge自身がモバイルバッテリーの役割を果たしてくれるのだ。

視覚的に進化したワークアウト画面と、高度なパフォーマンス分析

バーグラフで直感的に進捗がわかる新ワークアウト画面。Garminコーチによるパーソナライズされたメニューにも対応する

トレーニング機能においては、大画面を存分に生かした新しいワークアウト画面が採用された。ステップごとの目標パワーや残り時間、全体の進捗状況がカラフルなバーグラフで直感的に把握できるようになり、高強度のインターバルトレーニング中であっても一瞬で現在のステータスを認識できる。

リアルタイムスタミナ機能では、現在のペースを維持した場合にあとどれくらい走り続けられるかをパーセンテージで可視化。ペース配分を科学的にサポートする「パワーガイド」は、コースの勾配や距離だけでなく、風速・風向き、ライダーのリアルタイムスタミナまでを加味して推奨ワット数を割り振るよう進化している。

登坂攻略の定番「ClimbPro 2.0」はもちろん健在で、コースナビゲーション中だけでなくフリーライド中にも出現する登坂区間を自動検知。残りの距離と平均勾配をリアルタイムで表示し、オーバーペースを防いでくれる。

マウンテンバイク向けには、ジャンプ数やハングタイムを記録する「MTBダイナミクス」に加え、エンデューロやダウンヒル種目に適した「5Hz GPS記録」をサポート。1秒間に5回の高頻度測位を行うことで、テクニカルなトレイルのライン取りを極めて滑らかにログに残すことが可能だ。

グループライドがさらに面白くなる新機能と、キャッシュレス決済「Garmin Pay」

GroupRide機能では、登坂中にグループ内のライダーのリアルタイム位置やタイム差を競い合える

仲間と一緒に走る楽しさを拡張する「GroupRide」機能もアップデートされた。BLE通信を利用して、付近でグループライドを行っているガーミンユーザーを自動検知して参加を促す「グループライド検知」を新たに搭載。

登坂区間で仲間の現在位置をリアルタイムに確認できる「クライムリーダーボード」や、タイムレースをゲーム感覚で競い合える「ライドチャレンジ」、走行中の順位変動を可視化する「ライブリーダーボード」など、仲間同士の切磋琢磨を盛り上げる仕掛けが満載だ。万が一の際には、グループ内の誰かが落車したことを全員の画面へ知らせる事故検出通知も備わっている。

また、本体単体での非接触決済「Garmin Pay」(Visaのタッチ決済対応)も標準装備。財布やスマートフォンを取り出すことなく、サイクルジャージのポケットに手を伸ばす必要すらなく、Edge 1060をコンビニやレジの決済端末にかざすだけで補給の支払いがスマートに完了する。

リアビューレーダー「Varia」シリーズとの連携や、衛星コミュニケーター「inReach」との接続、歩行者に存在を知らせるクリアな「電子ベル機能」など、サイクリストの安全を守る機能群も完璧に網羅されている。

新時代の基準を打ち立てる、妥協なきフラッグシップ

大画面液晶による圧倒的な見やすさをそのままに、サイクリストからの要望が多かった軽量・コンパクト化を同時に果たした「Edge 1060」。そして、バイク操作の安全性を根本から変える「ボイスコントロール」の搭載。

単なるデータ表示器の枠を越え、優秀なナビゲーターであり、専属コーチであり、安全を守るコ・パイロット(副操縦士)として進化したこの一台は、シリアスレーサーからグランフォンドライダー、アドベンチャーを楽しむサイクリストまで、あらゆる自転車乗りのライド体験を新たなステージへと引き上げてくれるはずだ。

「Edge 1060」は、2026年10月29日(木)より予約受付を開始し、11月6日(金)より全国の取扱店およびオンラインストアにて発売される。

GARMIN Edge 1060

価格:128,000円(税込)

  • サイズ:58.5×107×16.3mm
  • 重量:142g
  • ディスプレイ:3.5インチ フルカラータッチスクリーン(LCD)
  • 解像度:480×800ピクセル
  • 操作インターフェイス:タッチスクリーン + 7物理ボタン
  • 稼働時間:
    • 高負荷稼働時:約20時間
    • バッテリー節約モード:約60時間
  • 防水等級:IPX7
  • 内蔵メモリ:64GB
  • 衛星測位:GPS / GLONASS / Galileo / みちびき(補完信号) / BeiDou(GNSSマルチバンド対応、エンデューロ/DHプロファイル時5Hz記録対応)
  • 内蔵センサー:気圧高度計、環境光センサー、磁気センサー、Gセンサー、ジャイロセンサー
  • 無線通信:ANT+、Bluetooth、Wi-Fi
  • 内蔵ハードウェア:スピーカー(電子ベル、音声ガイダンス対応)、マイク(ボイスコントロール、ボイスメッセージ対応)
  • 地図機能:日本詳細道路地図(CityNavigator Plus 2026年版・全国主要自転車道対応)、Trailforksトレイルデータ収録、Wi-Fi経由の海外地図ダウンロード対応
  • スマート機能:Garmin Pay(Visaタッチ対応)、通知機能、リバース充電機能、音楽コントロール
  • 標準付属品:ハンドルステムマウント、フラッシュアウトフロントマウント、ストラップ、USBケーブル(Type-C to Type-C)、製品保証書、クイックスタートマニュアル
  • 予約開始日:2026年10月29日(木)
  • 発売日:2026年11月6日(金)

製品詳細はこちら

問:ガーミンジャパン https://www.garmin.co.jp/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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