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「あと15cm」が山の夜を快適に!ゼログラム「エルチャルテン1P+」発売

軽いソロテントは魅力的。でも、マットを敷けばテント内はほぼいっぱい。「あともうちょっと広ければ……!」と思ったことはないだろうか。
それに応えるのが、ゼログラムから発売された「エルチャルテン1P+」。重量増はわずかで、山の夜にうれしい“余白”を加えられる。

文◉PEAKS編集部

1人用と1.5人用、その間を狙った「エルチャルテン1P+」

韓国生まれのアウトドアブランド「ゼログラム」から、軽量ダブルウォールテント「エルチャルテン1P+」が発売された。

ベースになっているのは、ゼログラムを象徴するテント「エルチャルテン」シリーズ。そのなかでもソロ向けの「エルチャルテン1Pゼロボーン」に対して、居住空間を広げつつ、重量増はできるだけ抑えたモデルだ。

ソロテントを選ぶとき、悩ましいのが軽さと広さのバランス。軽くてコンパクトなテントは背負っているあいだこそ快適だが、山で一晩をすごすとなると話は少し変わってくる。

マットを敷き、バックパックを置き、荷物を取り出しているうちに、テント内はあっという間にいっぱいになる。雨で外に荷物を置けない日ならなおさらだ。

かといって、ゆとりを求めて1.5人用や2人用を選べば、そのぶんサイズや重量も増えてしまう。

エルチャルテン1P+がめざしたのは、まさにその間。ソロテントらしい軽快さを残しながら、テントのなかですごす時間にもう少し余裕が生まれてくる。

「15cm広い」は、体感では大きな差!

エルチャルテン1P+のインナーサイズは、長さ210×幅95×高さ100cm。

エルチャルテン1Pゼロボーンと比べると、フロア幅はプラス15cm、天井幅はプラス13cm、高さはプラス4cm。前室も10cm広くなった。

数字だけを見ると「たった15cmか」と思うかもしれない。でも、スペースが限られたソロテントでは、この15cmが使い勝手を大きく左右する。

一般的な幅のスリーピングマットの横にバックパックを置くスペースを確保しやすくなり、着替えもしやすい。

とくに雨の日には実感するだろう。テントに入ったあと、濡らしたくない装備をテント内へ移し、着替えて、夕食をとる。翌朝もテント内で荷物を整理してから撤収することになる。そんなとき、マットの横に少しでも“余白”があると作業がしやすい。

天井幅と高さにも余裕が生まれたことで、着替えたり荷物を整理したりするときの圧迫感も少なくなる。

長辺の両側が大きく開き、前室も2カ所

テントの長辺の両側に、大きく開くC字型の出入口を配置している。左右どちらからでも出入りできるため、室内に荷物を置いた状態でも動きやすい。

両側を開ければ、抜群の開放感。天気がよければ、寝転びながら外の景色を眺める、なんてすごし方もできるだろう。

前室も両側にあるので、片側を出入口とし、もう片側は荷物置きにするといった使い方もできる。限られた面積のソロテントでは、こうしたレイアウトの自由度は居住性に効いてくる。

広くなって、増えた重量は44g

居住空間が広くなったぶん、気になってくるのが重量だ。

エルチャルテン1P+のフライ、インナー、ポールを合わせた最小重量は1,180g。エルチャルテン1Pゼロボーンからの重量増は44gに抑えられている。

山の装備では「あと何グラム削れるか」に目が向きがちだが、このテントでは逆に、44gをプラスすることでどれだけ快適になるかを考えてみたい。

15cm広いフロア、13cm広い天井、4cm高い室内、そして10cm広い前室。それらが44gの増加で得られるのであれば、テント内ですごす時間を重視する人にとっては検討しやすい差だろう。

軽量化に貢献しているのが、10デニールのフライ生地。新しいポールハブシステムと、地面近くまで覆うフライ形状を採用し、サイズアップしながら従来モデルと同等の耐候性と安定性を確保している。

もちろん軽さだけを追求してもよいが、テントは山で数時間をすごし、眠り、翌日の準備をする「部屋」だと考えれば、重量だけでは決められない。エルチャルテン1P+は、そのバランスをとった、ちょうどよいモデルだといえるだろう。

軽さだけでソロテントを選ばない人におすすめ!

テント泊装備を軽くしたい。でも、山ですごす時間まで窮屈にはしたくない。
そんな人にとって、エルチャルテン1P+は気になる選択肢になりそうだ。

とくに縦走では、テントを背負って歩く時間が長い一方、悪天候になればテント内に何時間もこもらざるをえないこともある。夕方に雨が降り出せば、就寝や翌日の準備までほとんどの時間をテント内ですごすこともめずらしくない。

そんな山行では、数十グラムの軽さと同じくらい、荷物を置ける場所や体を動かせる余裕がありがたく感じられることもある。

エルチャルテン1P+は、「1.5人用ほどの広さはいらないけれど、一般的な1人用ではちょっと窮屈……」という、ソロテント泊の「あともう少し!」に応えるモデルだ。

44g軽くするのではなく、44gを足して快適性を手に入れる。

軽さと居住性のどこに折り合いをつけるか。エルチャルテン1P+は、ソロテントを選ぶときのそんな悩みに、ひとつの答えを示してくれそうだ。

製品概要:ゼログラム「エルチャルテン1P+」

価格:86,900円
最小重量:1,180g(フライ、インナー、ポール)
パッキング重量:1,380g
サイズ(インナー):長さ210×幅95×高さ100cm
問い合わせ:ゼログラム

ゼログラム公式サイト

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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