
パッキングの悩みを解消したい! 1泊2日テント泊のバックパック【前編】
PEAKS 編集部
- 2026年10月02日
INDEX
バックパックにこだわる人の話は多々聞くが、スタッフサックに並々ならぬこだわりを見せる人にはなかなか出会わない。「そうですね、お店でも寝袋やダウンウエアのかさを減らせるアイテムについての質問は受けますが、スタッフサックについてはほぼないです」とカモシカスポーツ山の店・本店店長の茂垣亮馬さん。「ここ数年でバックパックの形状や使い勝手も大きく変わっているので、パッキングも昔ながらのセオリーがマッチするとは限らなくなっています。試行錯誤と定期的な情報のアップデートが必要ですね」
文◉PEAKS編集部 Text by PEAKS
写真◉後藤武久 Photo by Takehisa Goto
1泊2日テント泊、ふたりのパッキングをチェック!
数多くの山行経験で試行錯誤されてきたパッキングテクニックは、それぞれ個性が出る結果に。気になるポイント、こだわりポイントも異なるので気になるアイデアはすぐに取り入れよう!
ざっくり派 CASE.01 茂垣さんのバックパック
頻繁に使うギアは小分けにせずひとまとめに。
レインカバーは使わずバックパック内部をパックライナーで防水。寝袋&ダウン、マット、テント、レインウエア、防寒具、と分けつつもその他は「よく使うもの」としてひとまとめに!「最近はこのスタイル。改めて見てみると、だいぶざっくりですね(笑)」



①よく使うもの/エマージェンシー、ライト、調理器具、食材、モバイルバッテリー、メガネケース、水をひとまとめに。

②防寒具/ウインドシェルとフリース。

③レインウエア/スタッフサックには入れない。

④寝袋/コンプレッションサックに収納。

⑤テントポール、⑥テント/サイズに余裕のあるスタッフサックに入れ替え。

⑦エアマット/たたんで背中にパッキング。

⑧パックライナー

小分け派 CASE.02 西出さんのバックパック
荷物の量にかかわらず、スタッフサックの数は変わらず。
年季の入ったスタッフサックが多め。「もう何年も同じものを使っていて、スタッフサックと中身が連動しているので、入れる量が変わっても同じスタッフサックを使っています。それが迷わないコツですかね。濡れたら困るギアのみ袋を二重にしています」



①雨蓋/傘、飲料ボトル、行動食。


②レインウエア/上下、ゲイター、グローブ。

③モバイルバッテリー、財布/防水ポーチに入れてスタッフサックに。

④寝袋、着替え、防寒具/パックライナーに入れて二重に。

⑤調理道具と食材。

⑥洗面用具、⑦エマージェンシー/ビニール袋に入れて二重に。


⑧マット、⑨テント、⑩テントポール/それぞれ付属のスタッフサックを活用


パッキングのこんな悩みを解決したい!
悩み:スタッフサックになにが入っているのかわからなくなる
解決:使うスタッフサックをつねに同じものにする
必要なものがすぐ取れないのは困るので、山行によって荷物の量や内容が変わってもスタッフサックは変えない。だから取り出すときも迷いません。中身が見えるタイプを使うのもおすすめです(西出さん)
悩み:出し入れがしづらい、帰りは荷物があふれる
解決:スタッフサックの口は閉じなくてもOK
口をしっかり閉じるとバックパックにうまく収まらないことが多いですよね。あえて口を閉じずに入れていくと、順番を試行錯誤しなくても、すきまを埋めるようにうまく収まっていきます(西出さん)


悩み:防水スタッフサックはどれくらい必要?
解決:パックライナーやビニール袋を上手に使おう
防水スタッフサックの穴空きは気づきにくい。でも毎回山行前に穴あきチェックをするのは大変なので、濡らしたくないギアは袋を二重に。ビニール袋やパックライナーで中身の濡れは防げます(西出さん)
教えてくれたのは
カモシカスポーツ山の店・本店 店長 茂垣亮馬さん
19歳で富士山に登った経験がきっかけで本格的に登山を開始。トレランやテレマークスキーなど幅広く山を楽しむ。

スタッフ 西出広平さん
大学山岳部出身で現在もコーチとして後輩を指導。アクティビティはクライミング、トレラン、沢登りなどオールラウンダー。

SHOP DATA

カモシカスポーツ山の店・本店
東京都新宿区高田馬場1-28-6 清光ハイム2F
TEL. 03-3232-1121
営業時間:11:00~19:30(土日祝は~19:00)
kamoshika.co.jp
実際に山で使える道具を提供することを品揃えのポリシーとしている。無料のコーヒーを飲める休憩スペースもあり、初心者でもゆっくりとお買い物を楽しめる。
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文◉PEAKS編集部 Text by PEAKS
写真◉後藤武久 Photo by Takehisa Goto
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PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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