
イタリアの英雄イヴァン・バッソが走った! 雄大な自然とともにライド|ニセコディスカバリーサイクリング
福光俊介
- 2026年08月29日
北海道・ニセコ地域で開催されている「UCIグランフォンドワールドチャンピオンシップス」の関連行事として、同地の雄大な自然や食、地域の魅力を自転車でめぐりながら楽しむサイクリングを実施。「ニセコディスカバリーサイクリング」と銘打たれたイベントには、ジロ・デ・イタリアを2度制覇し、今グランフォンドのアンバサダーを務めるイヴァン・バッソ氏がゲストとして招かれ、参加者たちとともにライド。羊蹄山と洞爺湖を見ながら100kmを走った。
100kmと65kmの2コース
このイベントでは、走力や経験、興味などによって選べる2コースが準備された。100kmコースは「ニセコ山系と巨大カルデラ湖を堪能」をコンセプトに、倶知安町と洞爺湖とを往復するルートを採用。この地域のシンボルである羊蹄山はもちろん、洞爺湖が近づくと有珠山や昭和新山も見ることができ、自然をフルに堪能する行程だ。

もうひとつ、65kmコースは倶知安町から留寿都村とを往復。こちらも同様に自然豊かだが、起伏の変化が少ないこともあって初心者でもトライできるルートになっている。
どちらものコースも途中にエイドステーションが設けられ、数十キロおきに休憩や補給が可能に。コースのいたるところにスタッフが待機し、何かあってもすぐに応じられる体制が整っていた。
「思い思いにライドを楽しんで」と呼びかけたバッソ氏
100kmコースには、かつてジロを2度制したレジェンド、バッソ氏がゲスト参加。UCIグランフォンドワールドチャンピオンシップスの期間中は会場でレースをチェックし、選手たちを激励する姿も多く見られている。この日は実際に北海道の、そしてニセコの自然あふれるルートを走行した。

サイクリング参加にあたっては、「何よりもライドを楽しむこと。レースではないから、リラックスして思い思いに走ってほしい」とコメント。日々の熱戦を見た参加者が感化されていないかをチェックするユーモラスな姿を見せつつも、安全に走り切ることを促した。

また、元F1ドライバーでTEAM UKYO代表の片山右京氏や、東京2025デフリンピック・自転車競技ロードレースの銅メダリストである藤本六三志選手らも同走。参加者との交流を図りながら、ニセコのロケーションを満喫した。
ニセコディスカバリーサイクリング ゲストライダー
イヴァン・バッソ(2度のジロ・デ・イタリア個人総合優勝)
片山右京(元F1ドライバー/TEAM UKYO代表)
あむ(YouTuber/インフルエンサー)
Beki(サイクルナビゲーター)
Mei(サイクリングガイド/コンテンツクリエイター)
藤本六三志(東京2025デフリンピック 自転車競技ロードレース銅メダル)
蓑原由加利(デフ自転車競技/株式会社Speee アスリート社員)

大会最終日はグラン・フォンドとメディア・フォンドを行う

UCIグランフォンドワールドチャンピオンシップスは8月29日の競技実施はなく、翌30日に控えるロードレースに向けた準備が進んでいる。
レースは2種実施され、グラン・フォンド140kmは倶知安町を出発し、清流日本一を誇る蘭越町・尻別川を経由。その後、北海道最高KOMであるニセコパノラマラインを越え、共和町へとダウンヒル。そして、最後は倶知安町のゴンドラ坂を上ってフィニッシュとなる、獲得標高2370mのコース。年齢区分は女子が19-34歳、35-39歳、40-44歳、45-49歳の4カテゴリー。男子が19-34歳、35-39歳、40-44歳、45-49歳、50-54歳、55-59歳の6カテゴリーで実施される。
もう一方の、メディオ・フォンド80kmはレース序盤にニセコパノラマラインを越える、獲得標高1572mの山岳ルート。フィニッシュはグラン・フォンド同様にゴンドラ坂の頂上に設定される。こちらの年齢区分は、女子が50-54歳、55-59歳、60-64歳、65-69歳、70-74歳、75-79歳、男子が60-64歳、65-69歳、70-74歳、75-79歳、80-84歳、85-89歳と、ともに6カテゴリーで行われる。
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- TEXT & PHOTO:福光俊介
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