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チャリ・ロトと星野リゾートが高松競輪場の余剰地に新ホテルを着工 自転車を核とした新たな拠点へ

競輪・オートレースの車券販売や競輪場の包括運営事業などを手掛けるチャリ・ロトと、星野リゾートが、香川県高松市の高松競輪場再整備に伴う余剰地を活用した「高松・新ホテル計画」を発表した。地上4階建て・全78室で、2026年11月に着工、2028年秋の開業を予定している。ホテルの整備事業主体はチャリ・ロト、運営を星野リゾートが受託。星野リゾートにとって香川県は初進出、四国では「OMO7高知 by 星野リゾート」に続く2軒目の展開となる。

広がる競輪場のリボーン、自転車を軸にした新たなまちづくり

高松競輪場再整備事業の新ホテル全景イメージ。開放的な芝生広場に面した地上4階建てで、カフェやショップ、屋外テラスを備える
高松競輪場再整備事業ホテル全景イメージ図。開放的な芝生広場に面し、カフェやショップ、屋外テラスなどが備わる地上4階建ての施設となる

近年、全国の競輪場において、単なる公営競技の場にとどまらない「地域に開かれた複合施設」へのアップデートが加速している。その潮流を牽引しているのが、「賭ける」から「語れる」へというビジョンを掲げるチャリ・ロトだ。同社はこれまでにも、宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースやツアー・オブ・ジャパン、マイナビ ツール・ド・九州といった国内最高峰のロードレースへの協賛や、日本大学自転車部への支援など、日本の自転車カルチャー全体を幅広くサポートしてきた。

そんなチャリ・ロトが高松市から委託を受け、現在推進しているのが「高松競輪場再整備事業」である。老朽化した競輪場施設の更新に合わせ、敷地内の余剰地を有効活用することで、競輪場を核とした「自転車を中心としたまちづくり」を進める一大プロジェクトだ。すでに2026年3月には地域交流広場「チータカ広場」がリニューアルオープンを果たしており、今回の新ホテル計画はその中核を成す取り組みとなる。

本計画において、チャリ・ロトは事業主体として余剰地および施設の整備を担い、ホテルの運営を星野リゾートが受託する。「旅を楽しくする」をテーマに「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」「LUCY(ルーシー)」の6ブランドを中心に国内外81施設を展開する星野リゾートにとって、香川県での施設運営は今回が初進出。四国エリアにおいては「OMO7高知 by 星野リゾート」に続く2軒目の展開となる。

コンセプトは「風と旅が輪(めぐ)る広場。」旅人と地域が交わる空間に

高松競輪場再整備事業 余剰地整備計画の完成イメージ。競輪場のバンクに隣接して地上4階建ての新ホテルが建ち、手前に緑豊かな広場や温浴・飲食施設が広がる
高松競輪場再整備事業 余剰地整備計画の完成イメージ図。左奥に見える競輪場のバンクに隣接して4階建ての新ホテルが建ち、手前には緑豊かな広場や温浴・飲食施設などが広がる

公開された完成イメージ図を見ると、プロジェクトのスケール感がよくわかる。敷地の左奥に位置する高松競輪場のバンクのすぐ脇に、特徴的な連なりを持つ地上4階建ての新ホテルが配置され、その眼下には緑豊かな遊歩道や広場、さらには温浴施設や飲食施設と思われる落ち着きのある建物群がレイアウトされている。

余剰地エリア全体に掲げられたコンセプトは、「風と旅が輪(めぐ)る広場。」だ。車輪の「輪」と、風や人が巡ることを掛け合わせたこの言葉の通り、新ホテルは周囲に別途整備される公園や温浴・飲食施設などとシームレスに連携。遠方から訪れる旅行者はもちろんのこと、地域の住民が日常的に集い、多世代が自然と交流できる空間づくりを目指している。

新設されるホテルは地上4階建て、客室数は全78室。館内および敷地にはカフェ、ショップ、パブリックスペース、そして開放的な屋外テラスが付帯施設として設けられる予定だ。建築設計・監理は「梓・四電技術コンサルタント設計共同企業体」、ホテルデザイン計画および内装設計・監理は「佐々木達郎建築設計事務所」が手掛ける。

ホテルでの滞在を通じて、瀬戸内の豊かな食や歴史文化をはじめとする高松の魅力を国内外へと発信していくという。なお、星野リゾートのどのブランドが展開されるかや、サイクリスト向け設備の有無を含めた施設の詳細については、決定次第改めて発表される予定だ。瀬戸内エリアはサイクリングの聖地としても国内外から高い人気を誇るだけに、自転車ファンにとっても続報が待たれるところだろう。

高松競輪場再整備事業を担うチャリ・ロトは、2026年11月16日に本開発計画についての起工式典を執り行う。竣工は2028年度上期、そしてグランドオープンは2028年秋を予定している。公営競技場の枠を超え、自転車を軸に地域の日常と観光を繋ぐ新たなランドマークの誕生に注目したい。

高松・新ホテル計画の概要

  • 所在地:香川県高松市福岡町一丁目453-4 他
  • 階数・客室数:地上4階・78室
  • 付帯施設:カフェ、ショップ、パブリックスペース、屋外テラス
  • 建築設計・監理:梓・四電技術コンサルタント設計共同企業体
  • ホテルデザイン計画・内装設計・監理:佐々木達郎建築設計事務所
  • 着工:2026年11月(11月16日に起工式典を実施)
  • 竣工:2028年度上期(予定)
  • 開業:2028年秋(予定)
  • ホテル運営:星野リゾート
  • 余剰地計画事業主体:株式会社チャリ・ロト
  • 高松競輪場再整備事業 事業主体:高松市

問:チャリ・ロト https://chariloto.jp/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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