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ツール・ド・ふくしま2027開催決定 仏世界選手権を懸けた国内唯一のUCIグランフォンド予選

福島県浜通りを舞台に、世界基準の熱戦が再び繰り広げられる。2027年6月12日(土)・13日(日)の2日間、一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッションと福島民報社の主催により、UCIグランフォンドワールドシリーズ「ツール・ド・ふくしま2027」が開催されることが決定した。

国内唯一となる世界選手権予選ロードレースに加え、2026年7月に東北初のナショナルサイクルルート(NCR)に指定された海岸線を走るサイクリング部門、さらにはグラベルライドや山岳グルメライドなど多彩な種目がラインアップ。アマチュアレーサーからファンライダーまで、すべてのサイクリストにとって見逃せない初夏のビッグイベントの概要をお届けする。

国内唯一のUCI予選 目指すはフランスでの「4年に1度のスーパー世界選手権」

世界の舞台を目指す市民レーサーにとって、最大の吉報が届いた。2026年大会に引き続き、世界自転車競技連盟(UCI)公認のアマチュア最高峰シリーズ「UCIグランフォンドワールドシリーズ(UCIGFWS)」の1大会として「ツール・ド・ふくしま2027」が開催される。2027年シーズンにおいて、同シリーズの予選会が日本国内で開催されるのは本大会のみとなる予定だ。

本大会の各年齢別カテゴリーにおいて「上位25%」に入った完走者には、UCIグランフォンド世界選手権への出場資格が与えられる。

特筆すべきは、2027年の世界選手権のスケールだ。2027年8月24日〜9月5日、フランス・オートサヴォアを舞台に、ロードレース、MTB、トラック、グラベルなど約20種目の世界選手権が一堂に会する4年に1度のメガイベント「UCI Cycling World Championships」(通称:自転車スーパー世界選手権)が開催される。グランフォンド世界選手権もその公式競技(8月24日開催予定)として組み込まれており、アマチュアレーサーが世界最高峰の熱狂と同じ空間で、アルカンシェルを目指して走るというまたとないチャンスとなる。その夢への国内で唯一の切符を掴む舞台が、ここ福島・浜通りなのだ。

個人TTと浜通りを縦断する2つのロードレース 世界基準のタフなコース設計

 

大会メイン会場は、太平洋を望む楢葉町の「天神岬スポーツ公園」。レース部門は2日間にわたり、スプリンターからクライマー、TTスペシャリストまでが鎬を削る本格的なコースが用意される。

初日となる6月12日(土)は、相馬市を舞台に「個人タイムトライアル(13.5km)」を実施。完全な単独走行で純粋な走力とエアロダイナミクスが問われるスピードバトルが開幕を告げる。

翌13日(日)は、浜通りを駆け抜ける2種目のロードレースを開催。最長距離を誇る「グランフォンドふくしま140(140km)」は天神岬スポーツ公園を発着点とし、起伏に富んだ海岸線と内陸のタフな山岳・丘陵地帯を繋ぐ、ロードレースの醍醐味が凝縮されたコース設計だ。

一方の「メディオフォンドふくしま80(80km)」は、南相馬市馬事公苑をスタートし、天神岬スポーツ公園を目指すワンウェイのラインレースとなる。いずれも2025年、2026年大会の基本設計を踏襲しつつ、さらなる安全性と競技性を高めるためのコース改定が加えられる予定だ(※距離は暫定)。

公道を大規模にコントロールした国内屈指のハイスピードな集団走行、そして世界選出場枠を懸けた緊迫の駆け引きは、参加者にとって忘れられない極上のレース体験となるだろう。

祝・東北初のNCR指定!「いわき七浜海道」を走るサイクリング部門と充実のグルメ&グラベル

「ツール・ド・ふくしま」の魅力は、シリアスなロードレースだけにとどまらない。初日の6月12日(土)には、走力や好みのライディングスタイルに合わせて選べる4つのサイクリング部門が開催される。

最大のハイライトは、天神岬スポーツ公園発着の「いわき七浜海道プレミアムライド130(130km)」および「同80(80km)」だ。このルートが通る浜通りの海岸線は、2026年7月に東北初となる「ナショナルサイクルルート(NCR)」に正式指定されたばかりの注目エリア。美しく雄大な太平洋のオーシャンビューを満喫できるだけでなく、東日本大震災および東京電力福島第一原発事故の被災から力強く復興を遂げつつある地域の「今」を、ペダルを漕ぎながら肌で感じられる特別なルートとなっている。

さらに、近年国内外でトレンドとなっている未舗装路の冒険を満喫できる「ならはグラベルライド40(40km)」が楢葉町内で実施されるほか、起伏に富んだ阿武隈高地を舞台に豊かな地域の食を堪能する「あぶくま山岳グルメライド40(40km/川俣町・飯舘村)」も開催。

各コースに設けられるエイドステーションでは、全国に誇る福島の豊かな海の幸「常磐もの」や、阿武隈の大地が育んだ山の幸がたっぷりと振る舞われる。走る楽しさだけでなく、福島の奥深い食文化とおもてなしに触れられるのも大きな魅力だ。

世界最高峰の舞台を目指して極限の走りに挑むレーサーも、潮風と地域の美食を味わいながら復興の地を巡るサイクリストも。2027年6月、初夏の風が吹き抜ける福島・浜通りへ走り出そう。

ツール・ド・ふくしま2027 大会概要

  • 大会名:UCIグランフォンドワールドシリーズ「ツール・ド・ふくしま2027」
  • 開催日:2027年6月12日(土)、13日(日)
  • メイン会場:天神岬スポーツ公園(福島県双葉郡楢葉町大字北田字上ノ原27-29)
  • 開催地域:相馬市、南相馬市、楢葉町、いわき市、川俣町、飯舘村など
  • 主催:一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッション、福島民報社

【競技部門(レース)】

6月12日(土)

  • 個人タイムトライアル(13.5km/相馬市)

6月13日(日)

  • グランフォンドふくしま140(140km/天神岬スポーツ公園発着)
  • メディオフォンドふくしま80(80km/南相馬市馬事公苑発〜天神岬スポーツ公園着)
  • ※各年齢カテゴリー上位25%に「2027 UCIグランフォンド世界選手権(フランス・オートサヴォア)」の出場権を付与。距離は暫定。

【サイクリング部門】

6月12日(土)

  • いわき七浜海道プレミアムライド130(130km/天神岬スポーツ公園発着)
  • いわき七浜海道プレミアムライド80(80km/天神岬スポーツ公園発着)
  • ならはグラベルライド40(40km/楢葉町内の未舗装路)
  • あぶくま山岳グルメライド40(40km/川俣町・飯舘村)

詳しくはこちら

問:福島民報社/一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッション
電話:024-531-4171(平日 9:00〜17:00)

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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