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阿蘇を舞台にUAE勢がレース掌握 オリヴェイラが勝って総合首位に|マイナビ ツール・ド・九州2026

九州をめぐるステージレース、「がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026」は10月11日に大分・熊本ステージとして第2ステージを実施。30人を超える集団でのスプリント勝負になり、イヴォ・オリヴェイラ(UAEチームエミレーツ・XRG、ポルトガル)が勝利。個人総合でも首位に浮上している。

群を抜いたオリヴェイラのスピード

ステージレース2日目のコースは、大分県・豊後大野市役所前をスタートし、原尻の滝や久住高原などの観光名所を通過。その後、やまなみハイウェイを南下し、南阿蘇村役場に設けられたフィニッシュラインへと到達する127.8km。大会ではおなじみとなった山岳ルートでは、阿蘇外輪山の稜線や草原が織りなす壮大な景観が広がる。今大会のハイライトともいえるステージだ。

マイナビ ツール・ド・九州2026 第2ステージのレース風景
© ツール・ド・九州2026実行委員会

レースは8人の逃げが決まって本格化。終盤勝負を見据えたUCIワールドチームや同プロチーム勢はメイン集団に待機。UAEチームエミレーツ・XRGやXDS・アスタナチームが主となって集団をペースメイク。先頭8人と集団とのタイム差は最大で3分台まで広がったが、その後は少しずつ縮まっていった。

久住高原からやまなみハイウェイへと向かう第2ステージの集団
© ツール・ド・九州2026実行委員会

この日3つ目の山岳区間・箱石峠に入ると、先頭グループからアドネ・ファン・エングレン(トレンガヌサイクリングチーム、オランダ)が独走を開始。追うメイン集団ではトタルエナジーズが主導権を握り、前を行く選手たちを次々とキャッチ。やがてファン・エングレンにも追いついて、レースがふりだしに戻った。

山岳区間を行く第2ステージの選手たち
© ツール・ド・九州2026実行委員会

終盤にかけては集団からのアタックが散発的に飛び出す。マルコ・シュレットル(XDS・アスタナチーム、オーストリア)らが一時的にリードする場面があったものの、決定打とはならず。残り2kmではレイン・タラマエ(キナンレーシングチーム、エストニア)が飛び出しを図ったが、フィニッシュ直前の上りで集団に飲み込まれる。最後は30人を超えるメンバーによるスプリント勝負になった。

南阿蘇村役場前のフィニッシュへ向かう集団
© ツール・ド・九州2026実行委員会

スプリント力とパンチ力が試された最終局面を制したのはオリヴェイラ。レースを通して主導権を握る時間が多かったUAE勢だが、最後もしっかりと締めた。前日に勝利したマッテオ・マルチェッリ(XDS・アスタナチーム、イタリア)がリタイアしたこともあり、リーダージャージはオリヴェイラへと移動。個人総合2位につけるルーク・マッジウェイ(リーニン・スター、ニュージーランド)との総合タイム差は7秒となっている。

第2ステージを制したイヴォ・オリヴェイラ
© ツール・ド・九州2026実行委員会

この日の日本人ライダー最上位は岡本隼(愛三工業レーシングチーム)の9位。個人総合では11位とし、ベストジャパニーズライダーとなっている。

大会最終日となる翌12日は、宮崎日南ステージ。ひなた宮崎県総合運動公園前から日南海岸を南下し、日南市内の飫肥(おび)周回コースを2周回。最後は宮崎県庁前でフィニッシュする。

第2ステージ 結果

1 イヴォ・オリヴェイラ(UAEチームエミレーツ・XRG、ポルトガル)3:03:31
2 ウィリアム・ヘファナン(キャッシュ×ボディラップ、オーストラリア)ST
3 ルーク・マッジウェイ(リーニン・スター、ニュージーランド)ST
4 ベンジャミ・プラデス(VC福岡、スペイン)ST
5 ジョルダン・ジェガット(トタルエナジーズ、フランス)ST
6 ニッコロ・ガリッボ(TEAM UKYO、イタリア)ST
7 フェデリコ・イアコモーニ(TEAM UKYO、イタリア)ST
8 アレクサンドル・バルマー(ソリューションテック・NIPPO・ラーリ、スイス)ST
9 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)ST
10 トンマーゾ・ダティ(TEAM UKYO、イタリア)ST
※ST=トップと同タイム

個人総合時間賞

1 イヴォ・オリヴェイラ(UAEチームエミレーツ・XRG、ポルトガル)6:13:03
2 ルーク・マッジウェイ(リーニン・スター、ニュージーランド)+7″
3 ウィリアム・ヘファナン(キャッシュ×ボディラップ、オーストラリア)+9″
4 ジェラルド・レデスマ(VC福岡、スペイン)+14″
5 アレッシオ・デッレ・ヴェドーヴェ(XDS・アスタナチーム、イタリア)+15″
6 ジョルダン・ジェガット(トタルエナジーズ、フランス)+16″
7 マティアス・ブレンホイ(トレンガヌサイクリングチーム、デンマーク)ST
8 トンマーゾ・ダティ(TEAM UKYO、イタリア)+17″
9 マッテオ・レニャンティ(ソリューションテック・NIPPO・ラーリ、イタリア)+18″
10 ベン・グランジャー(ソリューションテック・NIPPO・ラーリ、イギリス)ST

ポイント賞

ルーク・マッジウェイ(リーニン・スター、ニュージーランド)

山岳賞

ジェラルド・レデスマ(VC福岡、スペイン)

ヤングライダー賞

ウィリアム・ヘファナン(キャッシュ×ボディラップ、オーストラリア)

チーム総合時間賞

XDS・アスタナチーム

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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