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男子ロードレースで留目夕陽が銅メダル! ロード競技で2つ目のメダルもたらす|愛知・名古屋アジア競技大会

愛知・名古屋アジア競技大会(アジア大会)は9月23日、自転車競技ロード種目・男子ロードレースを行った。157.6kmで争われたレースで、留目夕陽が3位となり銅メダルを獲得。今大会のロード種目で日本チームに2つ目のメダルをもたらした。

ワールドクラスのルツェンコに留目が食らいつく

アジア大会のロード種目は22日の女子ロードレースに続き、男子のレースが行われた。愛知県新城市・鬼久保ふれあい広場を発着地とし、スタート後は9kmのワンウェイ区間を進んだのちに22.6kmの周回コースを6周。最後の13kmは再びワンウェイ区間となって、フィニッシュへと向かっていく。終盤にかけては10%を優に超える急坂区間が待ち受けていて、レース最大の勝負どころに。アジアの頂点を決めるにふさわしいコースが用意された。

日本勢は当初3選手の出走を予定していたが、小石祐馬が体調不良により出走を取りやめ。留目と金子宗平の2人でメダル獲得に挑んだ。

© Syunsuke FUKUMITSU

出走38選手の多くが一団のまま前半戦を進行。戦力的に上を行くカザフスタンが主導権を握って、周回を経るごとに人数を絞り込んでいく。4周目を終える段階で集団は14人となり、留目と金子も前方に位置した。

© Syunsuke FUKUMITSU

決定打が生まれたのは最終の6周目。ダウンヒル区間で集団が割れ、先行した5選手の中に留目が加わる。追走グループに金子が入り、日本チームとして好況を作り出す。先頭グループはそのままメダル争いへと移っていき、アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)が単独で飛び出す。それを留目が追いかけて、メダル圏内で終盤に入った。

© Syunsuke FUKUMITSU

ルツェンコはそのままトップを維持し、一番に鬼久保ふれあい広場のフィニッシュラインへ。20日の個人タイムトライアルでも勝っていて、自転車ロード競技で2冠を達成。チームメートのエフゲニー・フェドロフも留目らを振り切って2位に続き、カザフスタン勢が金・銀ふたつのメダルを獲得した。

© Syunsuke FUKUMITSU

ルツェンコのフィニッシュからから2分40秒後、留目が単独3番手で鬼久保ふれあい広場へ。会場に詰め掛けたファンの大声援をバックに、銅メダル獲得を決めた。

© Syunsuke FUKUMITSU

金子も終盤に追い上げて、6位でのフィニッシュ。日本勢は2選手ともに入賞ラインでレースを完了した。

アジア大会の自転車競技・ロード種目は、男子個人タイムトライアルで今村駿介が銀メダルを獲得しており、留目もロードレースで続いた。日本チームは2つのメダルをつかんだ。

留目夕陽 コメント

© Syunsuke FUKUMITSU

「1番を目指していたので、3位は悔しい気持ちもあるけど(アジア選手権が開かれる)来年またアジアの頂点に挑戦したい。上りでルツェンコ選手に食らいついてはみたけど、歯が立たず独走を許してしまった。それからは気持ちを切り替えて、“絶対にメダルを獲るんだ”との思いで走り続けていた。

2人での出走で厳しい展開になることを予想していたけど、金子さんと互いの動きを見ながらうまく連携できた。銅メダルは最低限の結果だけど、獲るのと獲らないのとでは大違い。6月の全日本選手権ロードレースで勝った時のような好調さで走ることができて良かった。」

金子宗平 コメント

© Syunsuke FUKUMITSU

「留目がメダルを獲ってくれて本当に良かった。レース中は天候や路面がめまぐるしく変化して、一瞬も集中を切らしてはいけなかった。精神的にタフなレースだった。

カザフスタンチームがペースを上げていった中で、僕も前線に入って留目をサポートしたかったけど脚がなかった。チームプレイを徹底できなかった点で悔いが残っている。それでも、チームカーから“最低限入賞しよう”と言われて、気持ちを切らさずに走ることができた。日本開催の大きなイベントで、たくさんの応援をしていただいたことに感謝している。」

男子ロードレース(157.6km)結果

© Syunsuke FUKUMITSU

1 アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)4:13:11
2 エフゲニー・フェドロフ(カザフスタン)+1:58
3 留目夕陽(日本)+2:40
6 金子宗平(日本)+6:16

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PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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