
PUMA 「ヴェロシティ ニトロ 5」を編集部が実走レビュー | 「毎日履ける」が最強だ
RUNNING style 編集部
- 2026年10月16日
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ゆっくり走りたい日も、少しペースを上げたい日も、
ランニングはいつも同じ条件、同じ気分、ではない。
だからその都度、シューズを選びたいけど、
たくさんのシューズを持っているわけでもない。
だから「毎日履けるシューズ」があれば……と考えてしまう。
そこで、「デイリートレーナー」だという
PUMAのシューズ
「VELOCITY NITRO 5」に着目してみた。
実際「毎日履ける」シューズを求める
『RUNNING style』編集部のふたりが、
異なるペースで走り心地をたしかめるレビュー企画だ。
レビューした編集部のふたり、とは

左/竹中 『RUNNING style』編集長。もともとスポーツコンシャスなライフスタイルを送っていたが、ここ1年でトレイルランニングをスタート。トレイルのみならず、トレーニングとしてロードを走る機会も多い。
右/吉田 『RUNNING style』編集部の古株だが、とても「速い」とはいえない。「楽しんで走る」が信条のファンランナー……を標榜。フルマラソンのタイムは5時間ちょっと、ですから。でもトライアスロンをやっていたこともあるんですよ。経験、だけだけど。
まずは、がんばらずに走ってみる。


先にわたし、吉田から、です。
まずは履いて歩いてみる。
第一印象は「素敵なフィット感」だ。
わたしは足の甲の幅が広く、どのシューズでも合う、というわけではない。
が、このヴェロシティ ニトロ 5は、履いた瞬間に「素敵」と、思わずひと言。
そしてゆっくりと走り出してみる。
その素敵なフィット感は変わらない。
走ってみるとわかるが、「衝撃を受け止め過ぎない」ことが、
最大のインパクトだった。
過保護なクッション性ではない。
わたしには「適度な」クッション性なのだ。
この点もまた、素敵。
※カッコ書きが多くなるのは、強調したいくらい「素敵」なんだから仕方ない。
クッション性が「素敵」となると、
どうしても安定するのか? と心配になる。
しかし、ゆっくりと……しばらく走っていると、
中足部着地のわたしが感じる限りにおいて、
まったくブレがない。
着地の瞬間に、気持ちよく沈み込む。
が、沈み込んだ瞬間のブレは、やはり感じられない。
次の一歩を生み出す、
つまり蹴り出しの一瞬までも、後ろから押してくれるような印象が心強い。
ということは、これは安定感が高い、ということだ。
少なくともわたしにとっては。
もうしばらく走ってみる。
「ん。おれ、こんなに速かったっけ?」
履き心地の気持ちよさの次に来たのは、そんな疑問だ。
スピードが……出そう。
だから少しペースを上げてみたくなるようなシューズ、ということか。
前に、前に後押ししてくれるシューズ、ということだ、これは。
速く走りたくなってしまう、この衝動……。
そして、ゆるい下り坂。
スピードが、出ますね。
あれ、でも着地はいい感じ。ブレもない。
この安心感は、グリップが効いているから、だろう。
すごくきちんと、足が一瞬、一瞬で止まる。
だから、次の一歩も怖くない。下り坂なのに。
続くゆるい上り坂でも、見た目の傾斜よりもラクに感じる。
前に進ませてくれるシューズ、だからだろう。
走り終えると、足がむくんだ感じがいつもするものだけど、
あまり気にならないのは……
このフィット感のおかげなんだろうな、と感じた次第。
ゆっくり走るジョグペースではラクに走れるから、
走っていて気持ちいいから、長めに走りたくなる。
そして、つい速く走りたくなるから、
むしろ気をつけないと……なシューズでありました。
いつものラン。少しリズムよく走るとどう変わる?


決して速く走ることが得意ではない竹中、キロ6分くらいのペースで進んでみた。
日頃のジョグだとこのペースの方も多いのではないだろうか。
まず、足を入れてからのフィット感が心地よい。過度に圧迫されるわけではなく包み込まれる感じなのだ。
柔らかさもあるアッパーだ。なんというか、温かみのある包まれ方だ。
いつものペースで走り出す、いわゆるジョグのペースで。
自重を受け止める適度なクッショニング。反発もしっかりあるけど、こちらも過度ではない。
いわゆる厚底のフワフワしたクッションではないが、そこが安心する。安定感のあるクッションといえばいいのだろうか、フォームのバランスが適切に調整されているようで、スイスイと足が進む。
ここのところ東京は雨ばかり、走れないことはないものの、濡れた路面のところが多い。撮影したこの日も路面はしっかりと雨水で光っていた。
このシューズのグリップにはとても感心した。お世辞抜きにトレイルシューズかと思うほど、しっかりと止まったのが個人的に一番の驚きだった。評判が高いのもうなづける。
日頃のランに、ぜひ選択肢に入れて欲しい完成度の高さだ。
ちょっと速く走りたくなったら?


年末にはトレイルで70キロのレースにエントリーしている竹中。日頃のランでも走力を上げていきたい。
マラソンではサブ4がターゲットだ。
そこで、キロ5分から5分40秒程度にテンポアップ!
結論、しっかりと進みたい時にもよく応えてくれる頼もしいシューズだ。
理由は接地した時の反応だ。クッション性が高すぎると、踏み込んだ後の反発を感じるのに少し時間がかかるように感じる時があるが、ヴェロシティ ニトロ 5はやはり、ちょうどいい。
反応があるから次の一歩を踏み出すエネルギーが得られるようなのだ。
実際にこのシューズで峠を走ってきた。
下りでは速度が出たが、思った以上に安定感もあって、快適に走ることができた。平地よりもクッションの恩恵を感じるような(少し厚めの)気がしたから不思議だ。このあたりは、やはりミッドソールのフォームのおかげなのだろうか。
さらに触れておかなければいけないのは軽さだ。
240gとデイリーシューズにおいては軽量であるため、テンポ走や少しだけスピードを出したい時にその軽さがありがたい。
あとでStravaを振り返ると、自己ベストが多く出ている下り区間となっていたので、「走りやすい」という感覚だけではなく、実際に推進力もあるのだろう。
という、シューズの特徴をチェック

NITROFOAM™:クッション性と反発性
ミッドソールにフルレングスで搭載された、PUMA独自のフォーム素材。
着地の衝撃をきちんと吸収しながらも、
心地よい反発力で推進力へと変換していることが実感できる。
素材の軽量性もまた見逃せないポイントといえそう。

JAPAN FIT:足入れのしやすさ
日本人ランナーの足型を研究し尽くして生まれた、独自のラスト。
通気性に優れたアッパーとともに足をやさしく包み込み、
ストレスを感じにくい、快適な足入れ。

PUMAGRIP:路面をとらえるグリップ力
アウトソールに採用された、強力なラバー素材。
雨上がりの濡れた路面や、下り坂でもきっちりと路面をとらえる。
あらゆる状況で、ブレない安定感が
走ること、そのものへの安心感につながりそうだ。
「シューズに走らされるの、疲れませんか?」編集部が語った本音トーク

竹中 ベーシックなシューズとして、これほんとに完成度が高いなと思いましたよ。
クッションも適度だし、他のクッション系のシューズと比べても、ちょうどいいバランス。
吉田 全体的に「適度」だってのは思いましたね。いろいろ適している。正直なところ、過度なクッションって、やや苦手なんですよ。あと反発力も強すぎるとびっくりする(笑) シューズに走らされてるみたいで、自分の力で走ってる感覚が薄れちゃって、お腹いっぱいになるから。そういう意味では、ヴェロシティ ニトロ 5のクッション性は、まさに「適度」。
竹中 フィット感もいいよね。見た目は細く見えるんだけど、実際に履くとキュッとフィットしていて。僕、少し足幅が広くて甲高ですけど、それでもちょうどいいフィット感でしたから。
吉田 足の前半分に、ちゃんと余裕があるからじゃないすかね?
これなら長距離を走っても大丈夫だろうって思わせてくれる安心感がありますね。クッションと反発が強すぎないからこそ、自分の足でしっかりと地面をとらえて、自分の力で走ってる実感があるし。
竹中 キロ4分とか、めちゃくちゃ速いスピードで走るためのモデルではないから、そこまでの幅広い用途は考えなくてもいいよね。ゆっくり走るならレースに使うのもありだとは思う。
吉田 うんうん。普段のランニングで距離を走ってもいいし、クッション性もちょうどいいから、ちょっと速く走りたければ走ってもいい。とにかくクセがなくて、使い勝手がいいから、ビギナーにはぴったりじゃないかな。
竹中 何も考えずに「これ履いとけ」みたいな感じはしましたね(笑)。僕はけっこう好み。あとは、意外とコストパフォーマンスがいいのも大きいですよね。
吉田 たしかに。コスパがいいってことは、ガシガシ履き込んでいける。この心理的なハードルの低さは、かなりありがたい。
竹中 ビギナーの最初の一足として選ぶのも良いし、ちゃんとした「毎日ラン履き」として選ぶのにも適してますよね。初めの一足としても、オールラウンダーな感じが手を出しやすい。しかもキロ5分くらいの速めで走って、何か不都合があるかというと、なさそうだし。
吉田 受け止めてくれるキャパが大きい、というか懐の深いシューズってことすね。
毎日の相棒が見つからない?「シューズ迷子」のあなたへ
ゆっくりとジョグを楽しみたい日も、サブ4を目指してキロ5分ペースで走り込む日も。なんだったら小雨の日も、幅広い環境での走りに寄り添ってくれる。
「幅広い走りを一足で楽しめる」こと自体が、このシューズの価値だといえるのかもしれない。
言い換えれば、これから走り始めたい人も、「シューズ迷子」な人も、日々のランニングを支える相棒として、まずは一度、足を入れて走ってみる価値がある……つまりは、そんな「毎日」シューズだということか。

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●スペック
商品名:VELOCITY NITRO 5(ヴェロシティ ニトロ 5)
価格:¥16,500(税込)
サイズ展開:25cm〜30cm (メンズ)、22cm〜25.5cm (ウィメンズ)
重量:約240g(27cm/片足)
※ワイドモデル展開あり
問い合わせ:プーマ お客様サービス
電話 0120-125-150
【PUMA公式】ヴェロシティニトロの商品一覧 | PUMA 日本
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<Color Variation>
MENS
PUMA White-Ultra Red

PUMA Black-PUMA White

PUMA White-PUMA Silver

Alpine Snow-Moody Gray

Sunny Lime-Moody Gray

Sunny Lime-PUMA Silver

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WOMENS
PUMA Black-PUMA White

Light Lavender-Inky Depths

Sage Glow-Inky Depths

Sunny Lime-PUMA Black

Ultra Red-Red Rhythm

- BRAND :
- RUNNING style
- CREDIT :
-
◎Photo 伊藤武志
◎Edit & Text 竹中侑毅(RUNNING style)・吉田 健一
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