
【激坂】HOKA LIMIT BREAKでCLIFTON PROを試してみた!
竹中 侑毅
- 2026年08月05日
HOKAが7月10日に発売した新作デイリートレーナー「CLIFTON PRO」。その登場を記念したランイベント「HOKA LIMIT BREAK HAKONE」が、ターンパイク箱根を舞台に開催された。普段は自動車専用道路として使われている激坂を走ることができる貴重な機会だ。
激坂の27Kのソロやリレー、14Kのヒルクライムなど複数カテゴリーが用意されるなか、編集部が今回挑んだのは入門枠にあたる「LIMIT BREAK FAST 8K」だ。入門とはいえ舞台は真夏のターンパイク、油断はできない。その参戦リポートをお伝えする。
延々と上り続ける激坂
いかにも研鑽を積んできたというランナーたち、おそらく27Kへの準備はバッチリなのだろう。
HOKAのイベントともあって、おしゃれなウェアに身を包む人たちも多かった。
編集部が挑む8Kは4.2km地点で折り返す往復8.4kmで、累積標高は300mほど。標高を稼ぎ続ける登り基調の一本道は、灼熱のアスファルトが照り返し、序盤から汗が止まらない。淡々と続く勾配に脚を削られる。コース脇から少し余裕を持って見渡せば箱根の絶景が見えるのだが、そこにはあまり気を配る余裕がない。
編集部の私(竹中)は、トレイルランニングを嗜むこともあって、峠走もたまに行う。登りはその練習の様相だったが、車のために作られた道だからか、斜度はきつく徐々に削られていく。周りのランナーもきつそうだ。
それでも、折り返し地点にたどり着くと給水タイム。たっぷりの水分を補給してあとはひたすら下るだけ。後述するが、シューズのおかげで下りは特に快適だった。
CLIFTON PROの調子は
走ってみるとすぐに反発を感じるが、嫌な感じではない。ロッカーと相まって体を前に進めてくれる。CLIFTONというとジョグシューズというイメージが強いが、PROはさらに走れる、いや走りたい。イメージをポジティブなものに変えてくれた。
特筆すべきは下りだろう。そこは、HOKAのトレイルシューズとしての成り立ちからか、クッション性のバランスがよく、下りの足を快適にサポートしてくれる。下っていて楽しいシューズだった。他の参加者に聞いても同様の感想だった。多くの人が共感できるポイントだと言うのは間違いない。

重量はメンズ296g(28cm)と、標準モデルの「CLIFTON 11」より約14g重い。数字だけ見ると重いが、坂を刻む8Kではむしろ安心感につながった。
参加費は一律1,000円。それでいて1000人を超える参加者全員にHOKA製Tシャツが配られ、最新シューズの試し履きまでできる。過酷な坂の先に待っていたのは、走り切ったからこそ心から誇れる一本。真夏の箱根を舞台にしたこのタフな一日は、次のシーズンもぜひチェックしたいイベントだった。

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