
自国開催の利を生かしてメダル量産へ 代表選手が抱負語る|愛知・名古屋アジア競技大会
福光俊介
- 2026年09月08日
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9月20日より自転車競技のプログラムが始まる愛知・名古屋アジア競技大会(アジア大会)に向け、同8日に各種目の代表選手がそろっての記者会見が行われた。主会場となったJKA250(伊豆ベロドローム)ならびにオンラインで会見は進行し、選手たちは自国開催への強い意気込みとメダル獲得へのビジョンを語った。
メダル量産へ 選手たちが口にした意気込み
今回の記者会見には、トラック短距離・佐藤水菜、同中距離・窪木一茂、ロードレース・留目夕陽、MTB・石田唯、BMXレーシング・中井飛馬、同フリースタイル・中村輪夢の6選手が出席。

JKA250での会見の席についたトラック2選手はともに個人での金メダル獲得とともに、「トラックの短距離と中距離が一丸となって戦うこと」をテーマに掲げる。そのうえで窪木は「最後は笑って終われるよう全力で走りたい」と言葉に力を込める。ケイリンでの金メダルが近い佐藤は、練習拠点である伊豆で大会本番を迎えられることを喜びながら、「自然や美味しい水、コーヒー、観光名所など魅力たっぷり。競技観戦と合わせて伊豆の魅力を感じてほしい」と呼びかけた。

その他メンバーはオンラインでの出席。前回大会に続く2連覇を目指すBMXレーシング・中井は、「多くの人たちに見てもらえる機会。僕たちの競技は“自転車の格闘技”とも言われていて、激しい接触も多い。そんな中でも、最初から最後までトップを走り続けて金メダルを獲るのが目標」と話す。

他の選手たちも自国開催にモチベーションは高い。ロードレース日本王者の留目は愛知県新城市が舞台となるレースコースの印象を「非常に険しくて、その分日本チームにも勝算がある。1カ国3人と限られた人数での出走だが、うまく立ち回って優勝を目指す」とコメント。MTB・石田も「これまでの良かったところ、悪かったところをすべて糧にして、自信を持ってスタートラインに立ちたい」と話した。

アジア大会初実施のBMXフリースタイルに臨む中村は、日本選手団旗手の大役も務める。「選んでいただいて本当にうれしかった。この責任を良いプレッシャーに変えたい」とし、「初実施となるこの競技で最初の金メダリストになることしか考えていない。良い走りをして、多くの人にBMXへの興味を持ってもらえるようにしたい」と続けた。
トラックは2028年ロス五輪までを視野に
会見の後半には、ジェイソン・ニブレット短距離ヘッドコーチ、ロス・マチェフスキー中距離ヘッドコーチも出席。
ニュージーランドの代表チームでコーチ経験を積んだマチェフスキー氏は2028年のロサンゼルス五輪にも目を向けているといい、その中でアジア大会はベテランと若手の融合を図りながら選手たちが経験を積む機会にしたいとする。とりわけ、チーム最年長となる窪木への評価は高く、「経験と実績は抜群。彼の実力と経験はチームパシュートやマディソンにおいて代えがたい存在になっている」と述べる。今大会のチームパシュートでは、2年後の五輪を見据えて窪木を隊列の2番手に構える作戦を考えているとも明かした。
3年前の杭州大会では、金メダル11個を筆頭に合計14個のメダルを獲得した日本勢。当時もチームを指揮していたニブレット氏は、この数年でのアジアのレベルアップを強調。「前回のようなメダルラッシュを再現することは簡単ではないが、勝つこと、そして表彰台の頂点に立つことを目指す」と第一声。急速に強化を進めている中国やマレーシアをライバルに挙げ、「彼らに勝つためにはレース当日に最高のコンディションで臨むこと」が絶対条件だとも。中距離同様にロサンゼルス五輪までを見通した一貫姿勢で、その通過点としてアジア大会があることを示唆している。
愛知・名古屋アジア競技大会 自転車競技スケジュール
9月20日
ロード 女子個人タイムトライアル
ロード 男子個人タイムトライアル
9月22日
ロード 女子ロードレース
9月23日
ロード 男子ロードレース
9月24日
マウンテンバイク 女子クロスカントリー
9月25日
マウンテンバイク 男子クロスカントリー
9月26日
BMXフリースタイル 男女予選
9月27日
BMXフリースタイル 男女バーク
9月28日
BMXレーシング 男女
9月29日-10月2日
トラック各種目
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)公式ウェブサイト
https://www.aichi-nagoya2026.org/ja/
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)日本代表候補選手について(2026年7月3日・日本自転車競技連盟発表)
https://jcf.or.jp/news-83833/
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