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女子MTB XCO川口うらら4位、石田唯5位で入賞 中国勢がワンツー達成|愛知・名古屋アジア競技大会

2026年の愛知・名古屋アジア競技大会マウンテンバイク女子クロスカントリー(XCO)が9月24日、愛知県名古屋市の小幡緑地で開催された。アジア各国のトップライダーが集う一戦は、中国のWU Zhifanが優勝。同じく中国のLIANG Zhenglanが2位に入り、中国勢がワンツーフィニッシュを達成した。3位にはインドネシアのDEWI Sayu Bella Sukmaが入り、日本勢は川口うららが4位、石田唯が5位でフィニッシュした。

中国勢がレースを支配、日本勢は表彰台届かず

7周回・25.9kmで争われたレースは、序盤から中国勢が主導権を握る展開となった。3月に同じ小幡緑地で行われたプレ大会「Coupe du Japon 愛知国際2026」でもワンツーを決めたWU ZhifanとLIANG Zhenglanが今回もレースを支配。インドネシアのDEWI Sayu Bella Sukmaがこれに続き、日本勢は川口と石田がその後方で表彰台を追う形となった。

レース前半、川口は4番手、石田は5番手で追走。中盤には石田が一時4番手へ浮上し川口を上回る場面もあったが、終盤にかけて川口が再びペースを上げて順位を奪い返す。日本勢同士による4位争いも見どころとなり、最後は川口が1時間30分57秒でフィニッシュ。石田も1時間32分36秒で続き、日本は2選手をトップ5に送り込む結果となった。

優勝したWU Zhifanは1時間26分14秒でフィニッシュ。2位のLIANG Zhenglanに51秒差をつけ、アジアの頂点に立った。3位にはDEWI Sayu Bella Sukmaが入り、3月のプレ大会と同じ顔ぶれが再び表彰台を独占した。

川口うらら「表彰台を狙っていたので悔しい」

レース後、川口はまず悔しさを口にした。

「表彰台を狙っていたので、結果としてはすごく悔しいです。今シーズンは思うようにレース活動ができておらず、久しぶりに実戦でしっかり走るレースでした。序盤は日本にはないような速いペースの集団にうまくついていけず、ミスや焦りが出たことで離されてしまいました」

中盤には苦しい時間帯もあったという。

「私の方が最初食らいついていけた分、オーバーペースになって中盤で少しヒートアップしてしまい、集団から離れたきっかけで集中力が切れそうになる場面もありました。途中、石田選手に先行を許す形になりましたが、ラスト3周でコースのリズムを掴んでやっと自分の走りができるようになりました」

その一方で、中国勢との差は確実に縮まっていると手応えも感じている。

「走ってみてトップの中国勢とは以前よりタイム差が縮まった感覚があり、そこは嬉しい収穫です。ただ、3位の選手ともまだ確実に力の差があります。本当は表彰台に乗ってもっとマウンテンバイクという競技を知ってもらいたかったので悔しさは残りますが、来年のアジア選手権はオリンピック出場が懸かる大事なレースになります。そこで勝つためにまた頑張りたいです」

石田唯「悔しさしか残らない大会」

石田もレース後は悔しさをにじませた。

「メダルを目指してこの大会に向けて頑張ってきたので、チームとしてもメダルを逃して終わってしまい、本当にすごく悔しい気持ちでいっぱいです。ただ、所属先の会社の皆さんをはじめ、友達や家族など本当にたくさんの方々が応援に来てくださり、その声援が大きな背中を押してくれました」

レース内容については序盤のミスを課題に挙げた。

「レースでは最初から前と詰まってしまい、1周目から2回もミスをしてトップ集団から離れてしまいました。細かいテクニックを含め、まだまだ詰めの甘さを痛感しています。本来であればトップ集団で走りたかったので、今回は本当に悔しさしか残らない大会となりましたが、この経験を糧に強くなりたいと思います」

開催国として挑んだアジア大会で、日本女子MTBは惜しくもメダルには届かなかった。しかし川口の4位、石田の5位という結果は、アジア最高峰の舞台における現在地を示すものでもある。来年のアジア選手権、そしてその先のロサンゼルス五輪出場争いへ向け、日本勢の挑戦は続いていく。

リザルト

1位 WU Zhifan(中国) 1:26:14
2位 LIANG Zhenglan(中国) +0:51
3位 DEWI Sayu Bella Sukma(インドネシア) +1:46
4位 川口うらら(日本) +4:43
5位 石田唯(日本) +6:22

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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