
マウンテンバイク・男子クロスカントリーで副島達海が銀メダル!|愛知・名古屋アジア競技大会
福光俊介
- 2026年09月25日
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愛知・名古屋アジア競技大会(アジア大会)は9月25日、自転車競技マウンテンバイク種目・男子クロスカントリーが行われた。名古屋市・小幡緑地を舞台としたレースで副島達海が銀メダル。フィニッシュ直前までユアン・ジンウェイ(中国)とデッドヒートを繰り広げ、最後は先行を許したものの2番手はキープした。
ユアンとの一騎打ちに持ち込んだ副島
3.7kmの周回コースを8周回・29.6kmで争われた男子クロスカントリー。丘陵部を切り拓くように作られた園内をめぐるルーティングは、スタートとフィニッシュ付近以外は緩急さまざまな斜面を進んでいくことになる。落差2m越えの大きなドロップや、直径20cm超の丸太が多く並ぶログセクション、約2mのギャップを飛び越えるジャンプ区間など、選手たちには走力とバイクテクニックとが要求された。

レースはまず、副島と沢田時の日本代表2選手がスタートダッシュを決めて主導権をつかむ。そこへフェリ・ユドヨノ(インドネシア)やカザフスタン勢が続き、数周回進むうちにユアンら中国勢も合流。レース半分の4周回を終えた段階で、6選手が先頭パックを形成した。

後半戦に入ると、先頭パックの人数が絞り込まれていく。残り2周回となったところで、先行するのはユアン、副島、ユドヨノ、沢田の4人。さらにユアンがペースアップを図って、副島とユドヨノがチェックする形で最終周回へと突入した。

やがてユドヨノが後退し、金メダルの行方はユアンと副島のどちらかに。一進一退のマッチアップは、最終盤の急坂ポイントで決着。ユアンが前に出ると、副島も懸命に粘ったが徐々にギャップが広がっていく。ユアンはそのままトップをキープしてフィニッシュへ。副島は3秒差で続き、大観衆の待つホームストレートへとやってきた。アジア大会初出場で銀メダルを獲得する殊勲の走りとなった。

ユドヨノが3位で続き、前回銅メダルの沢田は4位。連続メダルとはならなかったが、副島とともにレースを盛り上げた。

副島達海 コメント

「メダルの色は最高の輝きではないけど、持てる力をすべて出し切って一番良い走りができた。コース脇からの応援に大きな力をもらうことができて、感謝の気持ちでいっぱい。レース自体も序盤から自分らしく積極的にいけて、沢田選手との連携もうまく機能させられた。日本チームとしてはどちらか調子の良い方が前で勝負すると決めていたので、今回の銀メダルは僕だけではなくチームとしてつかんだものだと思っている。」
沢田時 コメント

「序盤で落車をしてしまったが、すぐに前に戻ることができたことで冷静になれた。日本チーム2人で前を固めて有利にレースを展開できたが、残り2周で中国選手のアタックに対応しきれず、最後は力負けになってしまった。
自国で開催される大きなイベントに出られるのはこれが最後だと思っている。一番上のメダルが獲れず悔しいが、大声援の中で走ることができて幸せだった。まだまだ競技は続けるし、もっともっとマウンテンバイク競技を盛り上げていきたい」
男子クロスカントリー 結果

1 ユアン・ジンウェイ(中国)1:25:15
2 副島達海(日本)+03″
3 フェリ・ユドヨノ(インドネシア)+26″
4 沢田時(日本)+57″
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