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女子ロードレースは小林あか里が5位 メダル圏内に迫るもあと一歩届かず|愛知・名古屋アジア競技大会

愛知・名古屋アジア競技大会(アジア大会)は9月22日、自転車競技ロード種目・女子ロードレースを行った。90.4kmで争われたレースに日本勢は3選手が出場。終盤の競り合いに小林あか里が食らいついたが、メダル圏内にはあと一歩及ばず。5位でレースを終えた。

小林の懸命の追走も届かず

20日に実施された個人タイムトライアルから1日おいて、ロードレース種目へと移った。女子ロードは愛知県新城市・鬼久保ふれあい広場を発着地とし、スタート後は9kmのワンウェイ区間を進んだのちに22.6kmの周回コースを3周。最後の13kmは再びワンウェイ区間になって、フィニッシュへと向かっていく。終盤にかけては10%を優に超える急坂区間が待ち受け、勝負どころになるとの予想。アジアの頂点を決めるにふさわしいタフなコースレイアウトが設定された。

日本勢は、個人タイムトライアルを6位で終えた小林のほか、木下友理菜、渡部春雅の3選手が出走。アジア各国の有力選手40人がスタートラインにつき、レーススタートを迎えた。

© Syunsuke FUKUMITSU

序盤からほぼ一団のまま進行し、そのまま周回コースへ。細かな高低を利用して数人が先行を試みる場面も見られたが、決定的なリードを奪うまでには至らない。日本勢3選手は集団前方をキープしたまま中盤までを送った。

© Syunsuke FUKUMITSU

終盤に向けて、動きを見せたのは日本勢。木下が意識的にペースを上げると集団は崩壊。人数が絞り込まれていく中で、3選手が飛び出しを図った。これを小林が追走し、数秒差で終盤のワンウェイ区間へ。しかし、急坂をクリアする間にメダル圏内をゆく選手たちとの差が広がっていく。やがて、小林は単独5番手を走行する形になった。

© Syunsuke FUKUMITSU

結果的に逃げ切った2選手による優勝争いに。グオ・リ(中国)が先着し金メダル。小林は2分11秒差の5位でレースを終えた。

その他の日本勢は、木下が4分43秒差の13位、渡部が6分5秒差の19位でレースを終えた。

小林あか里 コメント

© Syunsuke FUKUMITSU

「チームとしてはとても良い展開でレースを進められた。木下さんがペースアップしたタイミングで力のある国が動き始めて、私だけが対応する形になった。メダルを獲った3選手が仕掛けた場面では脚がきつくなっていたのと、その先に待つ上りを意識して躊躇してしまった。無理をしてでもついていけば、最後はメダル争いができたかもしれない。1~2秒の判断の遅れが最終的なタイム差につながった。レースを見極められなかったあたりと、前に追いつく走力のなさが敗因。

個人タイムトライアルでは6位で、ロードレースは5位。これがアジアの中での自分の立ち位置なのかなとも思う。ただ、追いかける相手がいることは、これからの自分にとっての楽しみでもある。来年の6月にはアジア選手権が控えていて、2028年のロサンゼルス五輪にもつながる大事なレース。アジアチャンピオンになることはもちろん、五輪出場枠を目指してチャレンジを続けていきたい。」

女子ロードレース(90.4km)結果

© Syunsuke FUKUMITSU

1 グオ・リ(中国)2:50:05
2 ファリバ・ハシミ(アフガニスタン)ST
3 リョン・ウィンイー(香港)+41″
5 小林あか里(日本)+2:11″
13 木下友理菜(日本)+4:43″
19 渡部春雅(日本)+6:05″

23日は男子ロードレース

アジア大会の自転車競技ロード種目は、男子ロードレースを残すのみとなった。23日に行われるレースは、160.5kmに設定される。使用コースは女子と同じだが、22.6km周回を6周する。獲得標高は2976mで、山岳コースの趣き。登坂力とタフさ、勝負強さが求められる一戦だ。日本からは金子宗平、小石祐馬、留目夕陽の3選手が出走を予定している。

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PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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